ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

子どもとの、楽しい記憶とレジ袋

こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

時々、レジの人に「信じられない!」みたいなリアクションをされることがあります。

 

たとえば、レシートと一緒に渡されたチラシを「いりません」って突き返したりする時とか。

それ言う時はだいたい仕事の合間にスマホだけ持ってドラックストアに行って、買ったものだけ持って帰りたい時。

来週から使えるチラシの端についたクーポンなんて取っておかないし、そのドラッグストアはアプリクーポンもある。

でも、店員さんは私の指輪を見て、「クーポンをいらない既婚女性がこの世にいるのか?」みたいな感じになる(気がする)。

 

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まぁ気持ちもわかるんだけどさ。

「いらなくても受け取るのがマナー」「受け取るのが当たり前で拒否は非常識」なのかもしれないけど、こっちにとってはゴミなので、「いりません」と言います。

 

先日も、そんなリアクションをされてモヤモヤしたことがありました。

 

 

アンパンマンのパンを買う

うちの近所には、素敵なパン屋さんがあります。

 

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チェーン店ではないので、著作権肖像権グレーな、アンパンマンのパンがあるのも嬉しいところ。

 

これは公式(横浜アンパンマンミュージアム)


子どもがある道を通った時に「アンパンマン、パ~ン!」と言い出したので、その道を引き返してパン屋さんに行きました。

前回この道を通ったのはアンパンマンのパンを買った後だったんだよね・・・覚えていてくれたなんて嬉しいな。

 

そのパン屋さんで、子供用のアンパンマンのパンと、私の焼きそばパンを買いました。

この日は平日、子どもの体調不良で私の有給が消えた日だったりする。

食欲不振だった子が食べたいと言うならば、何でも買いましょう!

 

んで、そこで「袋お願いします。アンパンマンのパンだけ入れてください」と言ったら、驚いた顔をして2度聞きされました。

 

 

非エコな教育

「アンパンマンのパンだけですか?」

「有料になりますけど?」

「エコバッグはお持ちではないですか?」

 

いや、エコバッグはあるんだけど、アンパンマンのパンは子どもに持たせてあげたいんだよね、あんなに喜んでいたし。

 

ということで、店員さんの怪訝な顔は気づいていないフリをして、レジの台に置かれたアンパンマンのパンを子どもに渡しました。

そういえば前回の店員さんは、子どもにビニール袋に入れたパンを「どうぞ」って渡してくれたな・・・まぁ、どっちでもいいけど。

 

そして、小さなビニール袋に入ったパンを嬉しそうに運ぶ子どもを見て、さっきの道をまた通りました*1

 

そうして帰ってからしばらくして、「SDGsやらなんやらが言われている時代に、わざわざ子どもにレジ袋を使わせることを教えている、非エコな教育をする親」という意味で、ちょっと引っ掛かる対応をされたのかもしれない、なんて思い始めました。

たしかにそうだよな・・・

この子が大きくなる頃には、今よりもっとプラスチックゴミが問題になっていて、レジ袋なんて存在はこの世から消えているかもしれない(まぁそこまでは行かないと思うけど)。

その時代に逆行して、わざわざ子どもとの楽しい思い出のために、本来必要ではないレジ袋を1枚消費するオバサンなんだもんな。

 

・・・でも、子どもの喜ぶ顔を見たら、半透明の小さなレジ袋をもらってよかったなぁと思う。

 

 

楽しい記憶とレジ袋

うちの子は、親に何かを買ってもらう時に、とても嬉しそうな顔をするし、小さな身体で一生懸命運ぼうとする。

だいぶ前に初代クレヨン(べビコロール12色)を買った時もニコニコしていたし、書店で『いないいないばあっ!』の雑誌を買った時も、レジの人から受け取ってぎゅっと大事そうに抱きしめ、徒歩10分以上かかる家まで自分で持って帰り、途中で表紙を見てはニコッと笑い、また抱きしめ・・・とやっていた。

 

そういう、外で何かを買ってもらって、それを抱えながら家まで楽しみな気持ちで帰る・・・っていうのを、たくさんやりたいんですよ、こっちは!

前回買ってもらって嬉しかったから覚えていて、今回も「アンパンマン、パ~ン!」って言ったのよ!

半透明の小さめのレジ袋はちゃんと有効活用するから!

 

・・・なんて、親の思いなんて、店員さんは知る由もないのだ。

うん、そうだよね、

 

 

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*1:この道を通る際はアンパンマンのパンを持たねばならぬとインプットされてたらヤバいなぁなんて思うけど、まぁその時は通らなければいい道なのだ、我が家にとってマイナーな道でよかった。