ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

納豆巻と想像力

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こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

ある夜の私は、小腹が減っていました。

整体の予約まであと15分だから、家に帰るわけにもいかないし、飲食店に入るには時間がなさすぎる。

だからといって何も食べないのは辛い。

 

・・・そうだ!こんな時こそコンビニだ!

そして、アレを食べよう!

 

私は近くにあったファミマに駆け込みました。

 

お目当ての商品ひとつだけを手に取り、レジへ 向かいました。

T ポイントカードを探してる間に、店員さんは私にこう問いかけます。

「テープでよろしいでしょうか?」

カードが見つからずに焦る私は、反射的に「あ・・・はい」と答えてしまいました。

 

そして、テープが貼られたその商品が私に手渡されたのです。

それは・・・納豆巻でした。

 

 

納豆巻の思わぬ落とし穴

そうか、さっきの店員さんは「テープでよろしいですか?と言ったのか・・・」と私は半ば無意識に答えていたことを少し反省しました。

そして、納豆巻をサッと食べてしまおうと思った次の瞬間、私は途方に暮れたのです。

 

コンビニの納豆巻。

それはたくさんのゴミが出るアイテムなのです。

納豆ご飯を包んでいるシートと、海苔を両脇挟んでいるシートの計3枚+最初にペリペリっと取れる細長いものが1つ・・・計4つのゴミがでます。

 

そしてその ゴミの所々に納豆の糸、納豆の粒がついているのです。

その辺でこっそり、パクリと食べてしまおうと思っていた私は辟易しました。

 

しかし小腹は空いています。

納豆巻を食べたい衝動が治らない私は、その場でゴミと格闘しつつ、納豆巻にありつくことができました。

 

そして戦いを終えた私は思いました。

なぜ、あの若い日本人の女の子は「テープでよろしいでしょうか?」なんて言ったんだろう?と。

 

 

納豆のゴミが出るという想像力の欠如なのではないか

納豆のパックを買う時に、納豆がついたパックがゴミになると予想がつかない人はいないでしょう。

納豆巻も同じで、納豆巻と納豆が付いたゴミはセットです。

 

そしたら絶対納豆巻一本だけ買ったとしても、コンビニのあの小さなビニール袋をつけてくれた方が親切です。

ビニール袋にすぐさまゴミをしまい、そのまま持ち歩いてもいいし、すぐ捨てることもできます。

レジ袋は、こういう時にこそ大いに役に立つと思うのです。

 

なのに、なぜ、それをつけようとしなかったのでしょうか?

 

もしかしたら、彼女は私がはしたなく屋外で納豆巻を食べると思わずに、家に持って帰ると思ったのかもしれません。

しかし、そうだとしてもやっぱり想像力が足りないと思うのです。

私が家に帰るまでの間、片手に納豆巻を持ったまま歩く・・・そんなシーンを想像すると、袋に入れたくならないでしょうか?

納豆巻は、意外と大きく、忍者が持つような巻物を持っている気分になります。

まぁ、納豆「巻」だしな。

 

もしかしたら、彼女は納豆巻なんて手で持たないと思ったかもしれません。

でも、それでもやっぱり想像力が足りないと思ってしまうのです。

 

なぜなら、納豆巻を私の仕事カバンの中に入れたらどんなリスクがあるかまで気が回っていないからです。

納豆巻の暴発・・・これだけは絶対に避けなければいけません。

 

だからやはり、どこからどう考えても、納豆巻にテープだけ貼って手渡しするというのは納豆のリスクを知っている日本人としては思いやりと想像力に欠けると思うのです。

 

 

コンビニに文句を言うのはナンセンス

今まで散々、納豆巻を手渡ししてきたことについての文句をダラダラと書きましたが、普段の私は、コンビニの店員にホテルマンのような一流のサービスをしてほしいなんていう風に思っている人は間違っていると思う派です。

コンビニの店員さんは、時給に合わないおもてなしなんて考えずに、マニュアル通りの動きをしていれば十分だし、それを求めてはいけない。

いい子がいたらそれはラッキー、そのくらいです。

 

今回の話は本当は、私の問題なのです。

お嬢さんに「テープでよろしいですか?」と聞かれた時に、「袋をつけてください」という風に言えば良かっただけです。

タイトルに納豆巻と想像力という風に書きましたが、想像力が足りなかったのは私です。

反省しながら、ファミマの納豆巻は美味しかったので、今後も納豆巻は買い続けて行こうと思いました。

もちろん袋は入れてもらいます。

 

こうして私は、コンビニで納豆巻を買ったことで、ブログが一本欠けてしまうネタが手に入りました。

コンビニのお嬢さんには感謝しなければいけませんね。

 

 

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