こんにちは、ドクダミ淑子です。
昨日は、クソポジティブな私にしては珍しく、少し凹んでいました。
声を荒げて叱るも、伝わらず
舞台は、夕方(といっても既に日没後)の路上。
保育園から子どもを迎えに行った後、我々はいつものように色々な置物やポスターに挨拶をし、3基ぐらいのエレベーターを上下させ、2件のスーパーに寄りそんなに必要でもないものを購入し、太鼓の達人まで済ませて、そろそろ終盤かな・・・というところでした。
もう、私はくたくたで、一刻も早く家に帰りたい・・・って気持ち。
しかし子どもはいつものように元気いっぱいで「まだ遊ぶ!」と張り切っています。
ただ、心は元気なのですが、身体は少々疲れているようで、手を繋ぐと身体の力を抜いて斜めになり、だらーんと、隙あらば地べたにごろーんとしようとします。
この時間が1番だるいんだよな・・・元気に走っている時間はいいんだけど、「疲れたけど帰りたくない」って時が。
そんな時に、触ってはいけない、ある物を触りに行こうとしました。
「ダメ!」
とっさに私は叫んだのですが、子どもには理解できない。
というか、「ママを困らせてやったぞ、面白いだろ?」とゲラゲラ笑うのです。
「ダメって言ってるでしょ!?」
子どもはまだ理解できません。
「これは私の本気度が伝わっていないのか?」と思ってもう少し怒鳴ってみて、そこで初めて子どもは少し驚き少しだけ泣いたのですが、諸々説明して「危ないでしょ、ダメよ」と言っていたら、またゲラゲラ笑い出しました。
・・・ダメだこりゃ。
普段「ダメ」を笑いながら言っている
うちの子は比較的、いや超絶「良い子」だと思います。
普段は、ものすごくちゃんとしている。
たとえば、最近目薬打っているんだけど、「目薬さすよ」と言って渡すと、フタを開けて目薬本体を私に渡し、はい打ってくださいとばかりにゴローンと寝転がり、打ったらまたフタをしめて私の手に戻してくれます。
こんな感じで、言うことを聞くというか、それ以上のことをやってくれるので、「君、人生初めてじゃないでしょ?」と思う。
だから、「叱られる」ということがよくわからないのかもしれない。
親も親であまり「叱る」がないからな・・・
というか、普段わりと子どものかわいいイタズラを「ダメだよ~(笑)」みたいな感じでリアクションしているから、「ダメ」が楽しい言葉だと思っているのかもしれない。
これは夫も言ってるからなぁ・・・
ママを困らせるのが楽しい?
その日の寝かしつけは夫が担当してくれて、子供が寝た後に夫と少し会話しました。
「なんで夫君の時の方が早く寝るんだろう?私の時はゴロゴロして、寝室でも走り回って騒ぐんだけど・・・」
「わがまま言ってママを困らせるのが楽しいんじゃない?普段、保育園でも良い子過ぎるくらいだし、思いっきり甘えてふざけたい時もあるんだよ」
「うむ・・・」
普段、ぞんざいな扱いをされているママだけど、寝かしつけの時はママが姿を消すとワンワン泣くんだよな。
100%甘えてワガママ言える存在だと思ってくれているのかな・・・
そんなママから怒鳴られるのは良く理解できないし、信じられなかったんだろうな。
怒鳴ってビクッとなった背中のことを思い出すと申し訳ない気持ちになってくるけど、それ以前は全く「(危ないから)いけないことだ」「ママは怒っている」が伝わらなかった。
一体どうすればよかったのだろうか?
どっちを選んでも悩むのが育児なのだ
叱らないでその場から離すというので対応すべきだったか、それよりもっと激しく叱ってちゃんと理解させるというのがよかったのか・・・どっちを選べばよかったのか、いまだによくわからない。
多分その二択の中間の「その場で、冷静に叱って伝えて理解させる」が正解なんだろうけど、それで全く伝わらないから困っているのだ。
こういう時、はあちゅうさんの場合は、「ウケる」でやり過ごしながら動画撮ってリールにして、批判コメントに対して言い訳したり、コメントを削除したりするのだろう。
それは、「親の気持ち」は落ち着くのかもしれないけど、子どもにとっては何の成長も変化もない。
親として頑張っているとか、ダメな親に見られるとかはどうでもよくて(どうでもいいから路上で大声出してしまった)、子どもにとって何がベストだったのか?・・・で悩んでいるし、今のところまだ答えは出ていない。
叱っても、叱らなくても「これでいいのかな?」と悩むのが育児なのだなぁ、と改めて思った。
翌日は、どらもっちを摂取してから迎えに行った。
甘くてカロリーのありそうなものを食べたら、前日よりも広い心で頑張れそうな気がしてきた。
空腹でパワー不足になっていたとか、空腹でイライラしてしまっていたというのもあるのかもしれない。
とりあえず、今はたくさん動くから、夕飯前にお菓子を食べようとも、痩せもしないけれども太りもしない。
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