ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

「誰かに生きる道を示す」も、そう簡単な仕事じゃないと思うぞ


こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

はあちゅうさんの土曜日noteを読みました。

 

note.com

ママだからって、品行方正なわけじゃない|はあちゅう|note

 

感想としてはどこかに書いたようなことばかりなので箇条書きにすると、こんな感じです。

 

  • 今時はあちゅうさんに仕事を依頼してくるのは、過去の炎上も妊活詐欺もハートフルフェスタのトラブルも知らないような新参者でしょう。
  • 「ママ」=「品行方正」「良妻賢母」なら、世の中の多くの女性がこれですが(んなわけない)。
  • 相変わらず、「自分が周りからどう見られるか」ばかり気にしているんですね。
  • そんなに品行方正じゃないなら、ぶっちゃけはっちゃけ明け透けトークして童貞いじりする人になればいいのに、そこまで振り切れずに「妄想不倫トーク」とかしてるのが中途半端で彼女らしいよね。

 

まぁそんな感じなんだけど、彼女が最近、「女性の自立」「自由な生き方」「女性の人生の選択肢を増やす生き方のインフルエンサー」とか頻繁に書いているのが、気になった。

 

 

スピリチュアルな自分ビジネスの知人

ここからは、はあちゅうさんの話とは大きく離れるんだけど。

私の知人に、スピリチュアル系の自分ビジネスをやっている人がいる。

 

「知人」と言っても一時期付き合いがあって、今はもう全く会っていないけれども、Facebookでは一応繋がっている、という程度の人だ。

 

以前、久しぶりにFacebookを開いた時に、彼女がスピリチュアル系なカウンセリングというかコーチングというか、をやっていることを知ってしまった。

 

私が知っている時代の彼女は、子育てと仕事を頑張る女性って感じだった。

ただ、「私は早くに子供を産んで、ずっと子育てをしてきたから、“社会人”としてのキャリアは短い」と何度も言っていたのは覚えている。

「だから、昼休みには読書をしたりして勉強している」とも言っていたな。

当時の私は、そんな彼女を見て「しっかりした人なんだな~」くらいに思っていた。

 

その後、ナントカ心理学に目覚めて、勉強会だの何だのに参加して、だいぶ前にその心理学の講師みたいな資格を取ったところまではFacebookで知っていた。

「勉強のため」と読んでいた本も、心屋仁之助さんという、よくわからんポエムを書くオッサンのものだったこともその時に知った。

まぁその辺から・・・んん?と思ったけど、その時は既に会うことはなくなっていたので、「なんか匂うな」くらいですっかり忘れていた。

 

そして気づいたら、彼女は数時間で数万円の「お茶会」を開催し、パワースポットへ行くスピリチュアルツアーを開催し、毎日ポエムみたいな長文ブログ(もちろんアメブロ)を更新する人になっていた。

ついでに占い師みたいな名前に改名していた。

 

 

素人カウンセリングは、ある層には刺さるのかもしれない

まぁ、そんな良くわからん素人のカウンセリングなんて・・・と思うかもしれない。

でも、私はそこで「ああ、彼女の話に感動してしまう人もいるかもしれないな」と思ってしまった。

 

今まで「カウンセリング」「コーチング」みたいなのを全く受けて来なかったような人・・・たとえばずっと専業主婦とか、思考の整理をしないタイプの単純作業的な仕事をしてきたとか、自分の将来をどうしたいとか考えたこともなく、具体的に目標を立ててそれに取り組んできたこともないような人達。

そういう人達は、意外といる。

んで、そういう人たちが初めて「お茶会」で自分の強みだの弱みだのを分析されて、ごちゃごちゃした思考を整理整頓されて、「じゃああなたの強みはここだから、こういう活動をしたらいいんじゃない?」みたいなことを言われて、言われたことを実行したらちょっと成功体験積んじゃって満足しちゃって・・・ってなると、「この人はすごい!」ってなるんだろうな。

 

私は会社員だけど、上司と定期的に面談をしたり、自分自身でもああだこうだ考えているけれども、なかなかそういう機会がない人もいるだろう。

そういう人が「私の将来、このままで、いいのかな?」みたいになった時に、そういう人に出会うと、「うわぁすごい!」ってなってしまいそうな気がするのだ。

 

・・・というのを、知人のポエムみたいだけれども、自信に満ち溢れていて、なおかつ過去の自分のような悩める人に対しての優しさを感じる文章を見て、思った。

 

彼女は、子育て・夫婦関係・仕事・ナントカ心理学・そして自分ビジネスと、人生経験が豊富で、そしてカウンセリングやコーチングも齧っている。

意外と、彼女の需要はありそうだな・・・と思う。

 

 

悩める女性の人生を照らすなら

そんな知人を見ていると、確かに「人生に選択肢を与えて欲しい女性」とやらは存在していて、そういう人たちに向けての商売っていうのも成り立つんだろうな、と思う。

 

ここから、はあちゅうさんの話に戻る。

 

その、スピリチュアルな知人と彼女を比べると、「面倒見の良さ」みたいなのは、圧倒的に足りないなと思ってしまう。

人を支えて、人を勇気づけて、金を取るというのことは、ある程度は「責任を持ってその人の成長を支える」というのが必要だと思う。

時には、その人の心の痛みと向き合ったりすることもあるだろう。

 

はあちゅうさんに、そういう仕事が出来るのか?というと、答えはNOだと思う。

 

オンラインサロンのトラブル対応さえ出来なかった人が。

すぐにカッとなってSNSで他人を晒したりする人が。

不倫トーク!みたいに盛り上げて、読者からの不倫体験談を娯楽として消費する人が。

 

www.dokudamiyoshiko.com

 

悩める人の人生を照らし、選択肢を与えて勇気づける。

まぁそういうテーマで活動をするのはナシではないと思うけれども、それでお金を取る事は難しんじゃないかな。

 

「強み」もなければ、「責任感」も「持続力」もない。

 

そんなはあちゅうさんが、どこまで女性に選択肢を与える生き方のインフルエンサーになれるのか・・・私は止めた方がいいと思いますけどね。

 

 

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