友達は鏡、クライアントは鏡、ファンは鏡

こんにちは、ドクダミ淑子です。

はあちゅうさんが、Voicyで「インスタ民はろくに調べない」みたいな愚痴を言っていました。

「今日はタイトルの通りなんですけれども、人を無料アドバイス屋さんだと思っている人とは仲良くなれないなって話をしたいと思います」とゆっくり、か細い声で話し始めるのですが、そのうちどんどん乗ってきて、次第にドスの効いた声になりつつ愚痴愚痴し出す9分18秒。

あのー、この内容でどんな企業が「素晴らしい！ぜひスポンサーになろう！」と思ってくれるのでしょうか？

気を取り直して、Voicyの内容についてまとめていきますね。

「今度東京に行くから、子連れのオススメスポット教えてくださーい」という質問が雑という話を例に出して、「あなたは誰なのか？」「私のどの投稿を見て私に質問しようと思ってくれたのか？」などがわからないまま質問を投げられると、「あまりにも私の労力が大きくないですか？って思うんですよね」と怒りをあらわに。

そこからも、DMを送ってくる人への愚痴は止まりません。

まぁ、言っていることは、わかりますよ。

失礼ですよね、嫌な気分になりますよね。

でも、「それがネットなのだ」と思うのです。

特に、はあちゅうさんみたいな、中途半端な有名人で中途半端にフレンドリーで中途半端にコミュニケーションを取ってくれる人に対しては、そういう風に「構って欲しい」「気軽に話してほしい」「私の相談に乗って欲しい」「質問に答えてほしい」という人が集まってくるでしょう。

不倫に関する話を集めてシェアしてくれる人だし。

家にゴキブリが出ますか？って聞いても答えてくれる人だし。

この時にも書いたけど、相談してくる人のほとんどが、「人生経験を貰っている」とまで重く考えていなくて、「とりあえずここに吐き出しておこう」くらいにしか思っていないと思うんだよな・・・

はあちゅうさんのことを、無料で気軽に相談に乗ってくれて答えてくれる人だと思っているファンもいるのかもしれないけど、彼女の根本の考え方は、「金払ってくれない奴はファンじゃない」なんですよね。

その中で、どれだけ、無料で何の見返りも求めずに質問に答えたりコミュニケーションしたりし続けられるのか？と私は心配になっていましたが、やっぱりストレスが溜まっていらっしゃるんですね。

有名料理ブロガーなんて、「バターがないのでマーガリンでもいいですか？」「サツマイモじゃなくてジャガイモでもいいですか？」みたいな質問に毎回「大丈夫です！」とか丁寧に答えているんだぞ。

定期的に、「レシピ教えてくださ～い」と丸投げしてくる人たちに先回りして、「夏に向けたレンチンレシピ集」とかまとめているんだぞ。

そういう「知らんがな」「勝手にしろよ」レベルの人にも丁寧に接しながら、その誠実さで仕事につなげているんだぞ、たぶん。

でも、はあちゅうさん自身も「丸投げで質問を投げてくる」タイプなんですよね。

自分は調べたと思っているのかもしれないけれども、「○○のオススメ教えてください」とかよく書いているじゃないか。

自分が「失礼だ」と言っていることと同じことを、自分でもやっている。

・・・まぁ、そんなもんなんですよ。

もしも彼女が「フォロワーの質が悪い」と思うなら、「そういう人しかフォローしてくれない人になっちゃったんですね」だし、「そういう人に『この人は構ってくれる』と思われるような人なんですね」なのです。

ファンは自分の鏡なのです。

・・・と思ったら、昔にも同じようなことを書いていた。

そして昔にも同じように、はあちゅうさんは自分のファンについて愚痴愚痴言っていたんだなぁ・・・と思うと、私もはあちゅうさんも、お互いあまり進歩がないなぁ・・・と思いました。

良く言えば、「ブレない」ですね。

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