ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

ブロガーが読者の「質」について話をするのにモヤる

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こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

はあちゅうさんが、「SNSで相手をブロックする基準」について話しているVoicyを聴きました。

 

書き起こしはこちらをご覧ください。

私がSNSで相手をブロックする基準、アンチの共通点(Voicy書き起こし) :: はあちゅう観察日記 — はあちゅうを日々観察します。

 

それを聴いて、「書き手がファンについて、こういう人がいる、ああいう人がいるって言っちゃうのはいかがなものなのか?」と思ったので、今回はその話を書いていこうと思います。

 

 

フォロワーへの愚痴が満載のVoicy

はあちゅうさんは、いつものように「アンチ」がこういうことをしてくる、とだらだら話しているのですが、今回は「ファンなのかアンチなのかわからない人がいて・・・」という話をしています。

簡単にまとめてみましょう。

 

  • ファンを装って「ここで悪く書かれていましたよ」とDMしてくるアンチがいる
  • 「はあちゅうさんの友人は裏で悪いことしていますよ」と言って疑心暗鬼にさせて精神的に孤立させようとしてくるアンチがいる
  • ブロックされたらまたアカウント作ってきて「私何かしました?」と追い打ちをかけてくる人がいる

 

ブロックしてもまた追い打ちをかけてくる人については、「人との距離の取り方が難しい」と書いています。

 

  • 気持ちが大きすぎる
  • たとえ嫌な形であっても相手の記憶に残りたい、他の人と違うことをして自分だけ特別なファンになりたいと思っている
  • 彼らの思う通りにいかなかったら、私の考えとか振る舞いを、力づくで変えてこようとする
  • 心配するふりして自分の好奇心を満たしたいだけ

 

そして、彼女はそういうファンなのかアンチなのかわからない人でも、ブロックするという話と、その方法についても話していました。

 

もうね・・・そういう「私のファンはこういう人であってほしい」みたいな話、私はうんざりしちゃったんですね。

ちなみに過去にも、彼女は「ファンのあるべき姿」みたいな話はしていますね。

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客の「質」に文句をいう飲食店は嫌だ

その昔、プロブロガーとか言う人達がいて、新卒で入社した会社を1年くらいで辞めて、ブログとアフィリエイトとGoogleアドセンスとオンラインサロンとスポンサーで生活してやる!パソコン1台で独立!フリーランス!とドヤっていたんですよね。

その彼らは、毎月の収入を「収益報告」って言ってブログに書いていたんですよ。

 

それに対するツッコミで、「行きつけの居酒屋の大将が客に向かって今月の売上報告とかしていたらどう思う?(ブロガーが読者に対して収益報告しているのは同じことだぞ)」というのが心に残っていて。

はあちゅうさんのこれも同じことだと思うんですよね。

 

行きつけの居酒屋の大将が、客に向けて「うちの店の客の質」について語っちゃってるみたいな。

「うちの店の客、一部はこういう人がいて、出禁にしているんだよね~」みたいな感じで、他の客に話しているようなもので、もしも私がその話を聞いている客だったら、いい気はしないなぁと思うのです。

ブログやインスタのフォロワーのことをVoicyで言っているから違う話だって?

じゃあ、複数店舗経営するオーナーが、違う店の客層について、自分の店で語っている・・・だったら良いかしら?

どっちにしても、商売人失格よねって私は思うけど。

 

客商売をしているなら、顧客についての話は極力避けるべきだし、ましてや「私の店にくる来る人は質が悪い」なんて言っちゃダメではないか?

 

 

顧客は自分の鏡だから

「ドクダミさんのお客さんって、なんとなく似てますよね」

「誰に?」

「ドクダミさんに、です」

 

その昔、仕事中にアシスタントさんに言われたことがあります。

「お客さんは鏡っていうからね」と隣の席の先輩がボソッと言い、「そうなんですよね!穏やかで優しいけど、少しルーズなところがドクダミさんとよく似ています」「たしかにー!」「え?そうなの・・・?」なんて話をしていました。

 

・・・そうなんですよ、クライアントも、友人も、フォロワーさんや読者さんも、鏡なんです。

どこかしら自分と似たところがある人が、惹かれて、集まってくるのです。

 

さっきの居酒屋のたとえで言うと、気難しくて他人の粗が気になるような人には、同じく気難しくて細かいところを気にする人達が集まってくるし、豪快な人には、同じく豪快な人や豪快さに惹かれる人が集まってくる。

 

もしも「距離の取り方が変な人」がフォロワーに多いと言うなら、それは本人にも言えることなのです。

だから、フォロワーさんのことを「ああいう人がいて」と言うのは、あまり見ていて気分が良くないし、「そんなこと言うならあなただって」と言い返したくなってしまう。

もしも、ちょっと変わった人ばかりがファンになっているなら、それはあなたの書く文章が「そういう人」にビビッとくるもので、「普通の人」には響かないものになっているのではないか?と思うのです。

 

実際に、はあちゅうさんに惹かれる人って・・・私みたいな変人ですからね!  

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対応力が問われるよね

ドクダミ自由帳も4周年を迎え、今までいろいろな人にご意見ご感想をいただきながら、ここまでやってきました。

 

その中で、正直な話、フォロワーさんへどう対応したらいいか、迷うことも数回ありましたし、こっそり愚痴ったことも2回ほどありました。

でも、その経験を経て、これも仕事と同じだなと思ったのです。

 

できないことは「できない」と言う。

行き過ぎだと思ったら「行き過ぎです」と言う。

できるだけ表に出さないようにするか、とことん表でやる(ケースバイケース)。

証拠として残っても問題がない書き方をする。

伝え方、伝える手段、伝えるタイミングなどを工夫し、お互い気持ちよく別れられるようにする。

どうしても話が通じなさそうな人だったら、最初から関わらない。

 

でも、やっぱり自分の「鏡」なんだよな・・・と思いながら、今日も私はコメントを楽しみに、ちょっと怖がりながら読むのです。 

 

 

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