ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚40代女、ドクダミ淑子の毎日

会社で行う、異文化交流


こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

今面倒を見ている子を見ていると、「このくらいの解像度で世界を見ていて、何か苦労することはないのだろうか?」と心配になってしまうことがある。

 

なんというか、「物事の表面でしか見ていなくて、その背景とかつながりとか一切に関心がない」というか。

 

 

結論だけインプットすれば生きていけるけど

少し前に、数日連続で天気を聞かれて、5回くらい聞かれた時に「東京と大阪って天気が一緒なんですね〜」と言われた。

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仮説→検証→結論の過程は素晴らしいけれども、最終的にその「結論」だけインプットされてしまったシーンを間近で見た時は震えた。

はあちゅうさんの、「頭痛ーるで注意と出た時は頭痛に注意する」と同じようなものだなと思ったわ。

 

そうやって、すべてを単発の知識として捉えていというやり方で、生活の知恵を蓄えておくのはしんどいんじゃないか・・・と思ったりもした。

 

書店でちらっと立ち読みした、こちらの本。

books.yoshimoto.co.jp

 

これは読んでいると水田の小言から「料理の基礎」みたいなものが身につくようになっているので、レシピを覚えるというよりも、アレンジができるように基本を身につけるみたいな作りになっていて、面白いなと思ったんだけれども、私が考えているのは多分そういうことで。

単発のレシピとして暗記していくよりも、その前段階の方をもっとちゃんとインプットしていったほうがいいんじゃないかなと思うわけです。

 

 

もしかして:ロボット説

改めてそんなことを考えたのは、こんな事件があったからです。

 

会社から「ここの情報が空白になっているからちゃんと入力してください」というオーダーに対して、営業担当に確認をとって記入する、という簡単なお仕事。

 

最近、同じような仕事を頼んでいるから、依頼メールを転送し、「いつものよろしくね」と投げたら、しばらくして「相談があります」とチャットが来ました。

さらに長文が送られてきました。

要約すると、「入力する項目がいつもと違うので作業が止まっている」と。

 

たしかに、入力項目はいつもと違うけれども、「①〜⑤の項目を確認して埋める」というミッション自体は一緒だし、別に項目が違うからと言ってどうってことはない。

本人にそういう風に言ったんだけれども、「いつものではなありません」「全く違うんです」と戸惑った様子で、逆に私が戸惑ってしまった。

 

そうか、入力項目が違うだけで彼女にとっては「全く違う仕事」になってしまうのか。

AIであっても最近はそのへんの融通が聞いたりするけれども、彼女の場合はそういうエラーを絶対に許さないタイプのロボットなのかもしれないな。

完全一致じゃないとエラーが出る、みたいな。

 

そういうやりとりを通して、マジでこの子は生きていけるのだろうか・・・と心配になった。

いや、今回は私が「いつもの」と言ったけど「いつもの」じゃなかった、っていう感じなので非は私にあるかもしれないんだけれども、とはいえもう少し自分で考えていただいても・・・と思ってしまった。

それは私が望みすぎなのだろうか。

 

 

お互いが「意味不明なことを言う人」になっている

まぁ、でもこの子はこの状態で30年以上生きてこられたのだから、きっと大丈夫なんだろうなと思う。

そして、この先もずっと変わらないんだろうなとも思う。

 

逆に、私が彼女の「結論」「業務内容」だけで出来ている世界に、「背景」「全体のプロセス」など余計な情報をぶち込んでいるんだろうな・・・と思う。

でも、この先もずっと仕事をして生きていくつもりなら、少しでもそういう俯瞰して見ることを覚えていかなければ、単純な事務作業をAIにとって変わられている時代、やっていけなくなると思うんだ。

 

彼女にとっては、意味不明な人間に絡まれて、意味不明なことを言われて、結局自分が何をすればいいのかの答えを教えてくれない事に不満があるだろうけれども、少しでもその視野が広くなればな・・・と思いつつ、「いやこれはもう変わらんやろ」と私の中の面倒くさがり人間が言うのも「たしかに」と思っている。

 

彼女と話ししていると、なんかものすごく自分の中でも新たな発見がある。

 

お互いがお互いを「意味不明なことを言っている人」だと感じているだろうけれども、これはこれで異文化交流みたいな感じで、お互いを成長させるいい機会なんじゃないかな・・・

 

・・・っていうか、そう思わないとやっていけないよね!

「項目がちょっと違えども、言われたオーダーをやればいいだけじゃ、ボケェ!」と言えないので。

 

 

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