ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚40代女、ドクダミ淑子の毎日

いつまでも「男性は育児しない」と言い続けたい人たちに騙されてはいけない


こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

はあちゅうさんが、また「子持ちワーママはお荷物扱い」「別のパパは夜の予定を入れるのに、ママには夜の予定は無理だよな?と圧をかけていた」「私はそんな会社を見て、キャリアを急いだ」などとおっしゃっていました。

 

 

・・・そうだな、そういう時代もあったね、おばさん同士語り合おうか。

 

 

時短ワーママとして生きていますが

時々、同僚や先輩と話をしていますが、「時代が変わった」んですよ。

 

一部の超高給なお仕事や超ブラックなお仕事を除いて、今やワークライフバランスが当たり前になってきた時代なんですわ。

・・・っていうか、よっぽど給料が高いとかメリットが無いとハードワークは「割に合わない」と離職されちゃうからさ、働き方を整えているんですね。

男性も女性も「それなりの」キャリアは歩めるようになっている。

 

とはいえ、子どもが生まれると、なかなか独身時代や子無し時代と同じような働き方はできない(というかしたくない*1)ので、それはお互いの仕事内容とか環境とかを加味しながら、バランス取ってやっていくのよ。

 

その結果、うちでは私が時短、夫が変わらない働き方をしているってわけ。

ただ、夫もコロナ禍があって週の半分以上は在宅勤務しているから、子どもを置いて買い物のために外出したりすることも出来るので、夫が帰ってこないよりも楽な面はあるけれども。

 

 

一昔前の「日本の会社」の感覚が抜けない人

はあちゅうさんは、電通というゴリゴリハードワークな会社に2009年〜2011年の約2年半在籍されていたそうですから、きっとその時代の感覚がずっと抜けないまま「日本の社会はぁ」「男尊女卑でぇ」と言い続けているのでしょう。

 

「日本の会社のホワイトボード文化」とか語ってらっしゃったし。

今聞いてもなんの「ライフハック」にもならんわ。

 

まぁ、こんな感覚の人が語ったら「ワーママはお荷物」なんだろうな。

皆さぁ、なんだかんだ優秀だから育児と仕事の両立して働き続けられているのよ?

少子高齢化の中で、働き方の枠なんてどんどん増えていて、弊社でも「入社時から実働六時間の正社員」とかも増えているし。

 

義父母がいつも「リモートワークなんて無理!俺の時代は目を見て、酒のんで分かち合った」みたいな話をしているのと同じものを見ている感覚ですわ。

 

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義父は元・大企業の技術職なんですけど、「徹夜」「飲み会」「タバコミュニケーション」みたいなスタイルで仕事をバリバリやってきたタイプらしく、それらが無くなってきているというのが信じられないらしい。

 

いや、別に信じなくてもいいけど、現実そっちの方向に行っているからね。

20年近く前に引退したのに、いまだにその時代の「常識」を引きずってらっしゃる。

・・・一緒やん!

 

義母は義母で、嫁(=私)に「お義母さん、今の時代は自分の席でタバコ吸っちゃダメですし、お茶も飲みたい時に自分で用意するんですよ」と言われて目を丸くして驚いていた。

「え!?じゃあ淑子ちゃんの仕事って何?」とか驚いていたので、私がお茶汲みをしていると本気で思っていたようである。

 

自分達の常識とか仕事のイメージにこだわっていると、こんな感じになるのかもしれない。

・・・これですやん!

 

上記のブログには、自分の母の感覚との差も入れている。

ちなみに母が事務パートをしていたのも30年以上前。

 

 

いつまでも「男性は育児しない」と言い続けたい人たちに騙されてはいけない

はあちゅうさんは、敢えて「今の働き方」の情報をインプットしようとしていないのかもしれない。

 

だって、その方が「男性社会で女性は蔑まれている!」ってシクシクできるんですもの。

「私可哀想だよね?私のこと慰めて!ヨシヨシってしてぇ!」って言えるんだもの。

 

でも、時代は変わっているし、男性もどんどん育休取るようになっている。

「今」を見ないようにして、「昔」の悔しかった思いから文句を言うのは簡単だし、そうやって自分が悲劇のヒロインでいられるのだろうけれども、それは「かつて日本の会社にはホワイトボード文化があったのだ」という役に立たないライフハックと同じようなもの。

 

それよりも、「あなたの元パートナーは育児も家事もせず、あなたをいたわることもしなかった最低男ですね」ということと向き合って、彼が基準になっている「男性」へのイメージを変え、子育てしている男性をもう少し観察することが必要だと思いますね。

 

 

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*1:フルタイムで保育園が閉まる直前まで預ける働き方もできるっちゃ出来るけれども、それは子どもの身体と心の負担が大きすぎるので、よっぽどの事情が無い限りそれを選択する親は少ないって話です。