こんにちは、ドクダミ淑子です。
先日、平日のランチで会社の近くのタリーズコーヒーに行きました。
タリーズのパスタは好きなので、月に1~2回くらい、ゆっくり時間が取れそうな昼休みに行っています。
ボロネーゼが好き。
でも最近はダイエットのために、できるだけ寿司を食べるようにしている。
平日ALL寿司はやりすぎなので、最近は週2~3日くらい寿司にしている。
まぁそんな私のランチ事情の話ではなく、今回はそこで隣に座った母子の話から思ったことを。
なぜその男を選ぶ?
「6月×日に裁判?があって、そこで親権?が元奥さんのところに行くみたい。だから晴れて独身になるんだって」
そう語っていたのは、可愛らしいお嬢さん。
20代くらいで、ツインテールの髪型と、少々ロリータが入ったパステルピンクのワンピースを見ると、私の頭の中におぼろげながら「メ」から始まるカタカナ4文字が浮かび上がってくる気がします。
いやいや、そういう先入観はよろしくないぞ。
「彼、本当に、私のことをすごくすごく好きって言ってくれて。今まで付き合った人ってこんなに大事にしてくれたことがなくて。だから彼を信じれるっていうか」
「独身になったら一緒に住むことになると思う。彼も一緒に住もうって言ってくれているし」
「ちゃんと正直に別居のことも離婚で揉めていることも話してくれたし、そゆうの信頼できる」
・・・おいおい、大丈夫か?
どうやら15歳くらい年上らしいし・・・23歳と38歳とかそのくらい?
でも彼女は「年上だからこその安心感」「とにかく優しい」と、年上の魅力とやらでいっぱいになっているようです。
モテない女&非恋愛脳のドクダミさんの辞書には「離婚してすぐに他の女と住もうとする男は危険」と書かれていますが、彼女の辞書にはそういった言葉は一切載っていないようです。
向かいで話を聞いている彼女のお母さんらしき女性、どう答える!?
「恋愛」「結婚」に対する感覚の違いなのだろうか
酒焼けタバコ焼けらしきガラガラ声のお母さんは、娘が離婚直後のオッサンと同棲しようとすることに、何の問題意識もないようでした。
「まぁ・・・同棲でも結婚でも色々経験したらいいんじゃない?」みたいな。
「彼の子どもは、奥さんに取られちゃうんだって」
「まぁ・・・母親の方が強いからね、仕方ないよねぇ」
・・・って、逆に親権を彼が取ったらどうするつもりなんだ?
「ママもさ、若い頃は色々あったからさ。あなたのパパとも色々あったし」
「そうだよねぇ~」
だからこそ、変な男に引っ掛かるな!とならないのが、なんか・・・感覚が違うんだろうなって思った。
そもそも「世の中にまともな男なんてほぼ存在しない」みたいな中で、強く生き抜いてやるぜ!みたいなものをこのママからは感じた。
育った環境がスタンダードになる
私も人の親になったということもあるのか、こういう「連鎖する」みたいなのが気になるようになってきた。
やっぱり、親の生活とか恋愛観とかその他諸々を、子どもは「育ってきた環境」という形で受け継いでいってしまうのだろうなと。
それはもちろん良い面もあるんだけど、「男は殴らないだけで最高!」みたいな、「いやそれ最低ラインだから!」ってなるような価値観を植え付けられてしまう場合もあるわけで。
でも、そういう親もまたその親の価値観を受け継いできている可能性もあるんだよな・・・
良い関係に見えるからなおのこと
「え?それって恋愛関係にならないの?」
「ママはさ、男脳なんだと思う。仕事が関係すると恋愛感情とか持てないんだよねぇ。やってられないっていうか」
子どもが大きくなると、「親と子」という関係から変わって、年の離れた大人同士の会話になるんだな・・・
この母娘は、とても仲良しで何でも言い合える良い関係なんだろうなと思うし、私もこのママ(話から察するに何かの会社経営)とは色々話ししてみたいと思う一方で、「離婚したてのオッサン」だけは止めておけ・・・と思いながらタリーズを出たのでした。
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