どうでもいい話だけで続く人間関係も大事よね

こんにちは、ドクダミ淑子です。

数年前に今のマンションに引っ越して。

そこで生活をしながら、隙あらば色々な場所でコーヒーやビールを飲んで過ごしています。

最近、保護者同士のつながりもガッツリありそうな新しい保育園に入ったので、徒歩圏での飲酒スポットはちょっと要再検討ですが・・・

そんな中ですが、今回は時々行くカフェの話を。

上手いこと棲み分けができています

私の住んでいる街には、そこそこの数のコーヒーが飲める店があります。

チェーン店も、個人店も。

ただ、個人店は当たり外れがあるので、なかなか難しい。

www.dokudamiyoshiko.com

早朝から開いている店、深夜までやっている店、両方の店（コメダ）という時間帯もそうですが、客層もうまいこと分かれている。

高齢者（男性）、高齢者（女性）、ソロ女性、2人以上女性、商談用、子連れ、JK御用達などなど。

ソロ男性って、あまりカフェに入らないで、その辺のベンチとかイートインのあるコンビニとかにいることが多い気がする。

まぁそんな感じで、上手いこと棲み分けができているので、私も気分と時間によって行く店を決めるようにしています。

朝6時から空いているカフェへ

最近、朝の6時から空いているカフェに行きました。

朝の6時から外でコーヒー飲む人がどのくらいいるんだ！？と思うかもしれませんが、開店と同時くらいの時間に行っても5人くらいいました。

私のように、早朝の時間を持て余している人はわりと沢山いるのです。

働く人は大変だけどな・・・

そこは、あまり客層に特徴がないところで、駅から近いということもあって、色々な人が利用する感じ。

ただ、毎日老女による集会が開催されている。

www.dokudamiyoshiko.com

毎回、どの時間帯に行っても、それらしき老女の集団がいて、その日も朝6時からも2人が参加していました。

すごいな・・・毎日ここに来ているのか。

話のネタは、だいたい天気

私はモーニングセットを食べながら、ブログを書いたりして過ごしていました。

大きな声で話す老女たちの話が聴こえてくる中で。

話のネタはだいたい天気の話なんですけれども、時々飼っているウサギの話だったり、テレビの話だったり、家族がどうのとか、同じく常連のなんとかさんの噂話だったり・・・

ゆったりしたペースで話す1人の女性と、それに対して早口でバサッと、ざっくりした感想をぼんぼん投げながら自分の話をしていくもう1人の女性。

噛み合っているんだか、噛み合っていないんだかわかりませんが、とにかくずっとお喋りしています。

朝から元気だな・・・

重い話を振られたらどうするか

さて、そんな中、ゆっくりながら話題を提供している女性が、こんな話を始めました。

「最近、死んだ母の夢を見るんですよ」

「ヘルパーさんにその話をしたら、あの世の人が現世の人の夢の中に入るためには、お金を払わなければいけないって言っていて。お金を払っても夢で会いたいと思ってくれているって・・・」

「ヘルパーさんは自分は夢に出てきたことがないから羨ましいって言ってくれたんだけど、お金を払って会いに来るなんて、娘（自分）のことがよっぽど心配なんじゃないか・・・って思ったら・・・」

ちょっと涙ぐんでいるような気もしました。

「でも、お金を払って会いに来るって、どこにどんなお金を払うんでしょう？私、気になっちゃって・・・」

たしかに、あの世に日本円は持って行けないしな。

さぁ、今までざっくりした返しをしてきたもう1人の早口女性・・・どう答えるか！？

いつものようにざっくりしたリアクションをするのか？

もしくは、深めの話が出てくるのか？

自分語りを始めるのか？

・・・ノーリアクション！

聞こえないフリをしているのか、ボーっとしているフリをしているのか、またもや本当に聞いていなかったのかわかりませんが、その一角からは沈黙が流れていました。

いや、それは正しいリアクションだな。

自分の中に上手い言葉がなければ、浅い言葉で返すよりも、何も言わないが正解だと思ったからです。

余計なことは、言わない。

それが長続きの秘訣なのかもしれないな・・・と改めて思ったのです。