こんにちは、ドクダミ淑子です。
先日、子どもの入園式に行ってきました。
夫は仕事で来られず、ほぼ父母揃った中で、数少ない年少さん(ママだけ)として出席。
式の間に立ち上がったりデカい声で野次を飛ばす*13歳に疲れました。
(ワンオペだと大体疲れている)
10:30くらいに園を出たので時間があるし、このまま2人でどこかに買い物に行って、そこでご飯食べてきちゃおう!と決めました。
ショッピングモールに行き、ちょっとお散歩。
大きな書店のこども向けコーナーで子どもが好きな知育ワークの続編を買い、ファンシーショップへ行きました。
ファンシーショップで、かまめしどん
ファンシーショップ。
ぬいぐるみや文具やお菓子など、小学生が好きそうなものがギュッと詰まった店。
私はそういう系が大好きな子どもだったので、我が子をダシに行けるようになったのは嬉しい。
ボケモン、こんなにぬいぐるみがあるんだ・・・やっぱり最近の女児はすみっコぐらしなのね・・・と思いつつ店内を物色していると、子どもの顔がピタッと止まりました。
目線の先にあったのは・・・かまめしどんのぬいぐるみ。
「これ、くーだーさい!」
うちの子、あまり「おねだり」ってしないんですよ。
おもちゃ屋さんに行っても、見本で遊んで満足して帰るタイプで、そこにあるものを買って欲しいとは言わない。
(よくキッズパークや支援センターで遊んでいるので「家に持ち帰る」という発想がないからかもしれないけど。)
なので、「人生初のおねだり!?」と驚きました。
でも・・・なんで、かまめしどんなんだよ!?
奴はどんぶりまんトリオの中でも最弱だぞ・・・
せめて、てんどんまんとかにしない?
・・・と思って、一応聞きました。
「他にもあるよ?アンパンマンとかばいきんまんとか、チーズとか、だだんだん・・・」
「これ!」
レジ前でも念のため聞きました。
「本当にかまめしどんでいいの?」
「いいの!」
お買い上げです。
多様性の時代の、かまめしどん
うちの子の趣味が悪いのは、昔からなんだけどさ・・・
帰って夫に見せたら、予想通りめちゃくちゃ不評でした。
「なんで!?」
「いや、本人が欲しがったから」
「俺なら違うのに誘導する」
誘導する、は実は買う前にちょっとやるかどうかで迷った。
本人の好きなものを、「普通(メジャー)じゃない」という理由で変えてしまってよいのだろうか?と。
私の答えはNOだったので、「好きならいいか」と買ってきたのだ。
パウ・パトロールで、チェイスやマーシャルじゃなくて、ラブルが好きな子がいてもいいじゃないか。
・・・かまめしどんはラブルよりも数段マイナーだけどな。
「多様性」関連では夫と意見が合わない。
目立つ、かまめしどん
慣らし保育の期間に、ここぞとばかりに予防接種や、いつもの薬の処方のための通院などの予定を入れているんだけど、とにかく目立つし色々な人に声をかけられる。
「てんどんまん、好きなの?」と、耳鼻科の先生(男性)。
「あら、かまめしどんじゃない!素敵ね」と受付の女性。
「なんだっけあれ?・・・あ、かまめしマンだ!」と、大学生の団体。
「なかなかシュールですね」「渋いですね」と、マンションのご近所さん。
インパクト強いよね・・・
公園でも、かまめしどんを連れて遊ぶ、我が子。
楽しそうで何より!
だけど・・・なぜ?という気持ちは消えない。
いや、子どもの好きなものは応援しようじゃないか。
病院からの公園は帰りがハードモードになる予想だったので、ベビーカーで行こうとしたのですが、かまめしどんを乗せてゆっくりと歩いて行きました。
そうね、もうベビーカーに乗る立場ではなく、乗せる立場よね・・・
帰りは、かまめしどんと2人乗りしてたけど。
そんなこんなで、心の友が出来ました。
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*1:本人的にはもちろん野次を飛ばしているつもりはない。ただ見えるものを「あかー」「あおー」「おともだちー」「あかちゃん」と叫んでいるだけである。