ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

「バカな女さん」に思うこと


こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

Twitter(現X)とかで、「バカな女さん」が叩かれているのを見ると、とても複雑な気持ちになります。

いや、私もはたから見ればバカな女さんの1人なのかもしれないけど・・・

 

 

女の方がヤバイ率が高い気もする

たしかに、「ヤバイだな」って思うような人は、仕事をしていても時々会う。

そして、仕事におけるヤバイ人というのは、男女どちらともいるんだけど、どちらかというとヤバイ女性に遭遇する頻度の方が高い気がする。

自分が出来ていないことを他人(それも取引先)のせいにしたり、説明がわからないことを「あなたの説明不足」と言ってキレたり、なんかよくわからない理由をつけて「私は悪くない」を強調してくる人などなど。

 

先日は仕事で突然知らない名前の女性が登場して、「あなたの説明を!社長は聞いていません!(メールで説明は送っていた)会社からの謝罪文を作って!持ってきなさい!」とキレられた。

この仕事をしていると、こんな感じで突然出てくる女性キャラにぶん殴られることがある。

そしてその後、社長と電話したら彼女は社長の妹だということがわかり、社長から「忙しいから手伝ってもらおうと思ったけど、いつも家にいるから色々と世間知らずのところがあった」と謝られた。

 

 

「だから女はダメなんだ」と言われましても

そんなわけで、ビジネスの世界っていうか色々な物事の理屈がわからないまま無理矢理進めようとして、ある時突然ドーンと爆発するような人は時々見かけるんだけど、それが「女は大抵バカである」みたいな話に繋がるのは同じ女としては遺憾であるのです。

なんで、1人や2人のヤバイ女のせいで、女全体がビジネス感覚のないヤバイ奴みたいな扱いをされなければいけないんだ!?と思う。

 

私のブログのどこかの記事に対して「女性なのにまともなことを書いていて安心した」みたいな趣旨のコメントをいただいたことがあるが、「それって、女性はまともなことを書かなくて当然ってコトですか!?」と勝手に憤っていたこともある。

 

女はすべて自分の感覚で一方的に語ると思われては困る。

 

 

「社会人経験」がなくても生きていける

でも、その一方で「確かにこれは常識ないよな」みたいな女性もいる。

 

40代・50代でとんでもないババアを見ると、「今までこの人はどうやって生きてきたんだろう?」と不思議に思ってしまう。

常識がなくても、相手の都合無視で自分の都合だけをゴリ押して、それで40年以上も生きていくことが出来るのは、「女性だから」なのかもしれないと、男女で差別するな主義者の私でも思ってしまうシーンがある。

 

男性なら、ある程度社会に揉まれて変わっていかざるを得ない部分が、女性だとなんとなく「女性だし」という理由で矯正されずにスルーされてそのまま来てしまうこともあるかもしれない。

ギリギリ一般職女性がいる時代だと、給湯室でのコミュニケーションみたいなのが「仕事」だった人もいて、それはまた「別ジャンルでの仕事スキル」だからなぁ・・・

 

そうやって、給湯室や家庭(もしくはママ社会)に籠って活動していた人が、「常識がない」と言っているのはビジネス社会での尺度であって、給湯室や私とは別次元のママ社会ではとても常識的で上手く活動出来ているかもしれないなぁ・・・と思うこともあるし、それは本人だけの問題ではなく何かの「壁」の問題なのかもしれない、なんてことも感じる。

 

私がもしも何かの事情で就職しないでどこかに籠っていて今の年で就職したら、今の年で「とんでもなくヤバい女さん」になっていたかもしれない。*1

 

だから、「バカな女さん」の話題はどうしても他人事には思えない。

 

 

こちらもどうぞ

www.dokudamiyoshiko.com

 

 

*1:「かもしれない」と書いたが、多分ヤバい人になっていたと思う。私の場合は新卒で就職した3年間で滅茶苦茶反抗して滅茶苦茶怒られた。怒られているうちに相手の理屈や社会人としてのルールやマナーがなんとなく理解できるようになってきたので、逆にあの3年間がなかったら、もしくは「大人だし」「中途だし」みたいな感じで育ててくれる人がいなかったら、きっととんでもない社会人になっていたと思う。