こんにちは、ドクダミ淑子です。
毎日毎日、Twitter（そろそろXと呼んだ方がよいのか？）上では、論争が繰り広げられています。
奢り奢られ論争については、「奢られたい女側の嗅覚と引きの問題」だと私の中では結論付いているので、もうこれ以上何も言うことはない。
それに対して、少し前に「めっちゃ家事しているけど、私、働いてるよね？」という論争も見かけましたが、こっちについては私の中では答えは出ていない。
「家事の範囲」は人それぞれ
きっかけは、少し前のこちらのツイート（じゃなくてポストか。でももうどっちでもいいや、やっぱりツイートで）。
幼稚園ママで働いてないけどさ
— 本田いすき 3y (@isukihonda) 2023年9月26日
9時から14時過ぎまでの時間半分は家事で消えるし
お迎え行ったあと娘に束縛されながらも家事して
夫帰って来てからも夕飯作って盛り付けて配膳して食べ終わったら下げて洗って娘の面倒見て…
洗濯物取り込んで、畳んで…
明日の幼稚園の準備して…って…
働いてない？
私はこれを読んで、「家事に1日何時間も使うなんて、何をしているんだろうか？」と思った。
いやいや、幼児を見ながらの家事ってま～じ～で～進まないことなんて、私だってわかりますよ？
じゃがいも洗ったら「ママー！」だし、皮剥いたら「できたー！見て見てー！」だし、切ったら「次の、やる？」とか言ってくるし、「ちょっと待っててね」とごまかしているとしびれきらしてこっち来るし・・・面倒クセェ！ミールキットォッ！ってなる。
でも、そうじゃなくて「5時間の半分」でしょ？
2時間半家事して、でも子どもが帰ってきた後も家事する・・・って何があるんだろう？
めっちゃ凝ったご飯作ってるとか、洋服を縫って手作りしているとか、家がめちゃくちゃ広くて毎日隅々まで雑巾がけしているとか、鏡や窓を毎日ピカピカに磨いたりしているとか、庭の木を切り広大な畑の雑草をむしり野菜を収穫し・・・きっと私の想像が及ばないような壮絶な家事があるのだろう。
それか、「週末のお出掛けのリサーチと予約」とかを家事に入れていたり、行ってきた場所の情報をまとめてインスタに投稿することや、体力回復のためにゴロゴロしたりすることまで家事にカウントしたりしているのかもしれない。
あとは、メルカリの出品とか*1。
いずれにしても、私の想像する「家事」の範疇を大いに越えていることは間違いない。
家事の範囲は人それぞれなのだ。
「家事の最低ライン」も人それぞれ
こういう話になると、「家事の負担って言ってもそこまで負担じゃなくね？ 」という意見がたくさん出てきて、私もどちらかというとそっち派ではあるんだけれども、当の本人からすればそれは「必要な家事」であり、「時間がかかるのも必然」であるから、話がややこしくなる。
ハウスダストアレルギーだったり、食品アレルギーだったり、「家族の健康のために、子どもの発育のために○○しなければ」みたいなポリシーだったりもする。
あとは出来るだけ節約して、1円でも安いものを買うためにスーパーをはしごするとか、そういうので家事の時間が取られている人もいるかもしれない。
「どこまでの範囲を家事とみなすか」も、「どこまでが最低限の家事とみなすか」も、全て人それぞれなのだ。
だから、家事の問題って本当にややこしい。
揉めないためには、普段どの程度の家事をやっているのか、どこにこだわりがあり、どういう事情があるのか・・・を細かく伝えておかないと「家事が大変」という一言だけでは、お互い違う風景を見ているかもしれないのだ。
まぁそういうことを考えると、「もう触れない方がいいかな、面倒臭いし」と思ってしまうし、知らん人の家事についたは口を挟まない方がいい。
「人それぞれ」なんだけれども、やっぱり一言いわせてくれ
・・・んだけれども、やっぱり一言いいたい。
「家事がつらい」って言うのは、やっぱりどうにかした方がいいと思う。
広大な床の雑巾掛けを毎日やっていても、1日3時間以上家事をしていても、だしの素は使わない主義でも、やっている本人がつらくないならばそれはそれでご自由になんだけれども、「家事がつらい」っていうのなら、やっぱり「やり方」はどうにか工夫した方がいいと思うんですよね。
以前、「子どもが遊んでと言って騒ぐけれども私は家事をしなければいけない」「家事を溜めてはいけない」みたいな文章を読んだことがあったんだけれども、「家事ってそこまでしてやらねばならぬ事なのだろうか？」と思った。
まぁサボったら最終的に昨日の自分の尻ぬぐいをするのは自分なんだけれども、洗濯物なんて溜めても死なないし、デカい籠にでも入れておけばいいじゃないか、と思ってしまう。
こういうやつに入れておけば、取り出す時もどこにあるかわかるから簡単よ？
先ほど書いた人は、「どうしても洗濯物を片付けなければいけない」みたいなことを書いていたけれども、もう洗濯カゴを人数分用意してボーンって置いておけばいいじゃないか・・・と思っていた。
多分、そういう性格じゃないから、何事も完璧に、正しい作法でやろうとするから、なんか大変なことになっているのだろうな、とも思ったけれども。
もしも、「完璧にやらねば」と思いつつ、「家事がつらい」と感じている人がいるなら、是非このマンガでも読んで、もう少し肩の力を抜いてほしいな。
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*1:メルカリの出品とかを家事カウントしてる？みたいに書いたけど、この前大規模なメルカリ出品祭りをしたら結構な時間を取られた。メルカリ出品はへそくり稼ぎじゃなければ家事カウントしてもいいのかもしれないと思ったへそくり稼ぎ勢。
