こんにちは、ドクダミ淑子です。
ただいま2歳9ヶ月児を育てている真っ最中。
基本的には「かわいい、かわいい、超かわいい~!」で育てているのですが、最近はそれだけじゃいけないぞ?というシーンが少しずつ増えてきました。
「ごまかす」を覚えた
たとえば、こんな時。
我が子はただいま、シールを使ったワークにドハマりしていて、だいたい1~2日で1冊やるという驚異的なスピードでシールのワークをしています。
シールを貼ってパズルを完成させたり、動物の絵に洋服のシールを貼って着替えをさせたり、白い犬ゾーンと黒い犬ゾーンがあって、白い犬シールをどっちに貼るかとか、1人1個ずつハンバーガーとポテトとジュースを配ってセットを完成させようとか・・・-まぁ色々あるんですわ。
んで、それが楽しくて楽しくて、最近の家にいる時間はほぼそれやっているんだけど、ある日、貼ろうとして手に持っていたシールをどこかにやってしまいました。
「あれ?シールは?」
子どもに聞いてみると、無視して別のおもちゃで遊び始めました。
むむむ・・・
「今、これに集中しているんだから!聞こえません!」と背中で語る我が子。
むむむむむ・・・
これは、シールを失くしたことをごまかそうとしている?
結局、服についていただけだったので、「シールあったよ」と取って渡したら、「あ、これこれ!やりたかったんだよね~」とばかりにまたシールで遊び始めました。
黒だ、黒だわ。
これは「都合の悪いことは全力でごまかそうとする」だわ。
それにしても「聞こえないフリ」がすごかった。
興味のあること/ないことの差が激しくなった
まだシールの続きなんだけど、もう1つ。
色々な出版社のワークを買っているんだけど(何せ1~2日で1冊終わるもので)、出版社によっては「シールだけで終わらせないぞ!鉛筆の導入やひらがなを覚えさせるんや!」みたいな、おけいこコンテンツを入れているものもある。
最初に買った学研のやつがそれで、偶数ページはおけいこだった。
その「おけいこ」がなかなか大変で。
興味のないワークだと立って踊り出して、全力で「興味ありませ~ん!」を表したりしてたんですわ・・・
でも、「じゃあ、(ワークを)おしまいにする?」と聞くと、「やだー」と言うけれども、また椅子に座ってやらねばならぬお題を見たら立って踊り出す・・・
すごい、興味ないジャンルへの興味のなさがすごい(進次郎構文)。
結局シールやりたさに何だかんだでやりきるんだけど、やる気にさせるまでが超面倒でした。
まぁ、「まちがいさがし」とかって、やり方がわかったら面白いんだろうけど、わからんかったら大体同じ2つの絵が並んでいるだけだからね、面白さを教えていくしかないんだろうな・・・
この件でうちの子も「興味がないことには踊る」ということがわかりました。
楽しみは失くしたくないけど躾もせねばのバランス
最近わりと、こういう「新たな課題」みたいなのが増えていて、かわいいかわいいだけじゃなくて、しっかりと「教え諭す」みたいなことが増えていくんだろうなと思う。
その一方で、シールと言えども「(2歳にとっての)お勉強」は、なるべく楽しい時間でありたいと思っていて、「教え諭す」のトーンのさじ加減って難しいなと悩む。
ワークの場合は教えていくと少しずつやり方を覚えていくようになったので根気強く、シール紛失の件は「失くした」と言って一緒に探せるように・・・って感じでどちらも私がいい感じにコミュニケーションを取っていくことが大事なんだろうな。
三つ子の魂百までは、今でしょ
正直なところ、こういうことを考えていると面倒臭がりな私の心から「ダッル・・・」という溜め息が出てこなくもないんだけど、今まで色々な人(特に脳みそマシュマロ系と呼んでいた人達)と接してきて、「ああん?お前どういう教育受けてきたの?幼児から出直せやオラァ!」と心の中で悪態ついてきた「幼児から」が、この子にとっての「今」なんだなと思うと、私が今、親として頑張らねばならんのだなと思う。
脳みそマシュマロ勢たちよ、ありがとう。
私は頑張るよ・・・
「三つ子の魂百まで」とは、真理をついた良い言葉だなと思う一方で、「もしかしたらこの子はどんなに私が努力しても、面倒臭いことは踊り出すってタイプなのかもしれないなぁ・・・」とも、うっすら思ったりもしている。
脳みそマシュマロ達も、もしかしたら親がものすごく努力していたのかもしれないな・・・と、この先を想像してちょっと震えた。
こちらもどうぞ