こんにちは、ドクダミ淑子です。
私は『るろうに剣心』が大好きです。
出産時の入院生活のお供はスマホで読めるるろ剣でしたねぇ・・・(遠い目)
そんな私に、ある日夫が言いました。
「るろ剣、アニメ始まったよ」
令和5年にるろ剣アニメ化ですか?
「え?今、令和5年ですけど・・・北海道編が始まったってこと?」
「違うんだよ、剣心が薫と出会ってたんだよ」
「マジすか!?」
なんと、第1話から始まったというじゃないですか・・・
「スラダンが映画化されたり、ブリーチもやってたらしいし、ちょっと前にはシャーマンキングもやっていたし。昔の作品が今の技術で見られるならファンも大喜びだと思うけど・・・第1話からやる?」
「でも、第1話からの流れをリアルタイムで知らない若い世代からすれば、最初からも面白い!ってなるんだろうね。ついでにリアルタイムを知っている世代も囲い込めるし、一石二鳥なんじゃないの?」
「そうかもしれないけど・・・」
私は何度もアニメを見てきたし、実写版も映画で見たし、マンガなんて穴が開くほど読んだし、剣心の声は涼風真世様しか受け入れないし、育児とスプラで忙しいし・・・と言い訳しているので、まだ観ていませんが、夫が言った「初めてるろ剣を見る世代」というのが気になりました。
テレビが面白くない理由は
そう、それを聞いた時に、ふと「テレビが面白くない理由って、自分が見飽きているコンテンツだからなんだろうな」と思ったのです。
19時とか20時にやっているキー局のコンテンツって、クイズだったりゲームをするバラエティだったり、工場見学とかの番組だったりするじゃないですか。
そういうのって、私達アラフォーは「面白い」とは感じなくて、むしろ「つまらない」と感じる人も多いと思うんですけれども、それって原因は「見飽きているから」だと思うんですよね。
クイズ番組も芸能人がゲームして成功するか失敗するかみたいな番組もあまり見ていないような小学生だったら、「何これ、ドキドキする!面白い!」ってなるんじゃないかと。
そういう目線でゴールデン番組を観ていると、「ああ、子どもだったら楽しいんだろうな」と思うことが増えてきた。
無人島でサバイバルする番組も、体力その他能力の限界に挑戦する番組も、普段見ることのない工場などの「裏側」を見る番組も。
テレビが面白くない理由、それは「そう思う人が見飽きているコンテンツだから」で、それはつまり、年を取っているからなのだ。
つまらないと言うのは自由だけど
「テレビがつまらない」「テレビなんて見ない」
30代40代がこう言って、「テレビなんて」とドヤ顔で言っているのを見ると、ちょっと気の毒になってくる。
「いや、あなたは対象外なのよ」と。
そもそも、平日夜の19時くらいに帰宅している独身30代40代を想定して番組は作られていないんだろうな。
あの時間は、家で夕飯を食べ終わってお風呂までだらだらしている小学生やシニアの時間なのだ。
それを、たまたま見てしまって「つまらない」というのは、なんか違うと思ってしまう。
まぁ、テレビがどんどんジュニアとシニアのものになっていって、若者も中年も置いてきぼりになってしまうと、先がなくなるかもしれないけど。
「すべてのコンテンツが自分に取って面白いものであるべきなのだ」というのが間違っていると思うな。
・・・というのを、「令和5年にるろ剣始まる」という話を聞いて考えたのでした。
でも、るろ剣は志々雄真実が出てきてからが最高に楽しいんだけどな・・・(個人の感想です)。
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