ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

私は今しかいらない ~黄金期の話~

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こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

ふと、頭にこんなワードが浮かびました。

 

「私は今しかいらない」

 

何かの歌だったかな?

そう思って「私は今しかいらない 歌詞」と検索しても出てこない。

出てきたのは、こんな結果。

 

  • 「今は彼女いらない」という男を落とす方法
  • 私はいらない存在?

 

いや、違う!両方とも、そうじゃない!

 

あと、「今は彼女いらない」っていう男は、本当に好きな女の子が表れたら光の速さで前言撤回するから!

あんたが圏外なだけだから!

 

そんな思いでスクロールしていたら、出てきました。

「私は今しか知らない 貴方の今に閃きたい」

・・・「いらない」じゃなくて「知らない」ですね。

 

東京事変の『閃光少女』でした。 

 

なぜこんな言葉が出てきたのだろう?と思って考えてみると、きっとこちらについて考えていたからだと思うんですよね。

 

「鬼滅の刃ブーム」

「今がジャンプの黄金期」

「夫がハイキューが好きではない」

 

今回は、そんな「今」の話を。

 

 

鬼滅ブームで考える

世の中、鬼滅の刃ブームが巻き起こっているようです。

ジャンプ歴・マンガ歴の長い私からすると、なんでそこまでブームになっているのだろうか?と疑問にもなるのです。

 

っていうか、時代モノなら、「るろ剣」の方が面白くない?みたいな。

・・・というのは、単にるろ剣が好きなだけなんだけど。 

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でもさ、他にもジャンプのマンガで、闘っているのはあるし、回想シーンとか、ワンピースでも良くやっているじゃん。

敵の人間味がどうのこうのとか、わりとあるじゃん。

なんでこんなに、「空前のブーム!」みたいになっているの?

 

でも、少年少女や普段マンガをあまり読まない層には、大大大ヒットなわけですよね。

「こんな面白いマンガ、初めて!」みたいな。

 

・・・そうか、彼らにとっては「初めて」のマンガ。

原体験だから、さらに面白いと感じるのかもしれない。

 

 

今がジャンプの黄金期?

どこか、たぶんTwitterだったと思うけれども、少し前に「今のジャンプ、黄金期だよな!」と言っている少年たちを見て、おじさんがビックリしたみたいな話を目にしました。

 

『ワンピース』『鬼滅の刃』『Dr.STONE』『ブラッククローバー』らへんがあるジャンプは黄金期だ!みたいな話に、「イヤイヤイヤイヤ、昔の○○とか○○とかやっていたころのジャンプの方が黄金期だろ・・・」って思っちゃうおじさんの話。

でも、「少年にとっては、今のジャンプしか読んでないから、彼らにとっては『今』なんだって気づくんですよね。

 

 

既視感を持ってしまうこと

そう考えると、夫が『ハイキュー』を好きではない理由って、初めてのスポーツマンガじゃないからってところが大きいのかなと思う。

『キャプテン翼』『スラムダンク』『ホイッスル!』『テニスの王子様』『アイシールド21』『黒子のバスケ』・・・スポーツマンガってたくさんあるから、「どこかで、なんとなく、読んだことがある」って思っちゃっているのかもしれないな。

なんかちょっと、もったいない気もする。

 

 

今を楽しめる方がいいよな

確かに、20年もマンガを読み続けてきたら、昔の作品とかぶったり、「あの時のアレの方が面白い」とか比べちゃったりすることもあるかもしれない。

でも、そういう「昔の方が良かった」とか、「似たようなマンガを読んだことあるから、つまらない」って言っちゃうと、面白くないと思うのです。

 

「昔は昔、今は今」くらいの感覚で、今のジャンプのリアルタイムの連載を楽しむのが、正しいマンガ読みの心がけなのではないか・・・と、一連のあれこれを考えて思うのでした。

 

というわけで、やっぱり間違えていたけれども「私は今しかいらない」くらいの、まっさらな気持ちで作品には接していきたいと思いました。

 

 

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