こんにちは、ドクダミ淑子です。
時々、誰かの話を聞いたり、SNSの投稿を見ていると、「頑張りすぎだよなぁ」と思うことがあります。
最近だと、ワンオペ幼児4人育児(乳児の双子もいる)していて、14時のお風呂~夕飯~寝かしつけみたいな動画を見ていて思った。
休むことなくお風呂上がり、夕飯づくり、玄関を片付け、洗濯、遊んでいる間にも汚したら片付けて・・・常に休みなく動いて綺麗な家をキープしている。
たぶん、そういうことが「出来る人」「得意な人」なんだろうなぁとは思うんだけど、それでも毎日頑張り続けるって大変なことだよなぁ・・・と思ってしまう。
インスタ見てたらおすすめに出てきて、2回見てしまった。
— ドクダミ淑子 (@dokudamiyoshiko) January 25, 2023
やっぱりねー、家事育児が出来るって、ある種の能力なのよ…子供見ながらちょこちょこ片付け出来て綺麗な家をキープできる人って、能力者なのよ。凡人はこうなろうと無理すると詰むし病むから、そこそこで行こうぜ…https://t.co/TNuomKLhl1
ちょっとの頑張りでも、毎日続くとしんどくなる
私は自他共に認める面倒くさがりなので、とにかく自分がやることの負担を重く感じて、できるだけ省エネで過ごそうと決めている。
その結果、食器20個未満の時も食洗機をかけたりする*1。
ただ、この「10枚くらいの皿を食洗機にかける」みたいなのって、自分でやった方が楽だと思う人も多いだろう。
そういう、「ほんのちょっとの頑張り」も、1日ならなんてことないんだけど、毎日続くとしんどくなる。
その結果、そんなに難しくないけれども面倒臭い仕事を続けていてしんどくなる、みたいなことだって起こる。
ただ、そういう「1つ1つはなんてことない負担」っていうのは厄介で、あまり問題視されない。
「そんな些細なこと」と、自分自身も周りも思ってしまうからだ。
「頑張っている自分が好き」という人もいる
そしてもう1つ。
こういう、テキパキしている人って、「頑張っている自分が好き」「ちゃんとしている自分が好き」みたいな人もいるんじゃないかと思う。
ちゃんと家を綺麗な状態にキープできる自分、忙しくてもちゃんと料理をする自分、後回しにしないでちゃんとやる自分・・・
そういう、自分の長所と頑張りすぎるとしんどい部分がマッチしている人を見ていると、これはどうしたらいいのだろう?と思ってしまう。
きっと、本人的には「無理するな」「ちょっと汚れていても問題ない」という言葉は、届かないだろう。
だって、無理なんてしていないし、むしろ汚れている家を見るだけでストレスになるのだから。
「今日もきれいに家をキープ出来た」みたいなのが満足に繋がり、「今日も自分はちゃんとしていた」みたいな自信になる。
・・・んだけれども、それが疲れている時や色々なタイミングが重なったりして、出来なかった時の折り合いをどうにか付けた方がいいのでは?と思う。
けれども、それは言えない。
「あなたのアイデンティティなんて大したことでない」と否定してしまうような気がするからだ。
きっと、わざわざきれいな家をSNSに上げるような人は、褒められ慣れているのだろう。
むしろ、その人ならキレイな状態が当たり前、くらいに思われているかもしれない。
「頑張る」と「頑張りすぎる」の差ってほぼないのよね
頑張る/頑張らない の差ってわかりやすくて、要するに「やるか、やらないか」みたいな感じだと思う。
あとは、本人が「頑張らない」と思っていれば、それは頑張らないことになる。
でも、頑張る/頑張り過ぎる の差ってわかりにくい。
というか、同じように頑張っているのだが、ある日突然、表面張力でどうにかなっていた水が、最後の1滴でドバァーと溢れるような感じで、「頑張り過ぎていた」というのは可視化される。
「普通に頑張っている」が、いつの間にか「頑張り過ぎている」になって、それで色々なことが崩れていく。
でも、誰かが「頑張っている」ことにブレーキを掛けるのは難しくて・・・となる。
「自分はダメだ」と思ったら「頑張り過ぎている」
そんなことを考えていたら、書店で買った本の大人向けページに、こういうことが書かれていた。
改善すべき点があったとしても、おうちの方が自分自身を責める必要はないので、「自分はダメだ」と感じたら「がんばりすぎているんだな」と考えて心身を休めましょう。
ああ、これだなと思った。
頑張っている分には、大いに結構だし、キレイな家も素敵、子どもと向き合うのも良い事。
ただし、それが上手く行かなくて「自分がダメだ」と思う時は、それは頑張り過ぎているというサインなのだ。
・・・なんか、納得した。
ちなみに買ったのはこれ。
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手巻き寿司作るセットが面白いようで、ずっとやっている。
ダメ人間からのメッセージ
だから、これを読んでいる人も「自分はダメだ」と思った時には、それを「頑張り過ぎているんだ」と変換することをオススメしたい。
え?私?
「自分はダメだ」なんて思って落ち込むことがあまりないんですよね。
だって、私は初めからダメ人間だと思っているから。
「自分はダメだ」なんて当たり前すぎて、そう思って凹むことがそもそもない。
「ダメ人間だから、どうやって上手くやるか」ということを常に考えている。
そもそも「頑張る」も嫌だから、どうやって頑張らずに生きていけるか、ということしか考えていない。
だから、「自分はダメだ」と思ってしまうような人は、私なんかよりも数倍、いや数十倍ちゃんとしているんですよ、絶対。
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*1:こう書いて、カウントした。お茶碗3つ、ワンプレート用皿3枚、小鉢3つ、箸2膳、菜箸1膳、子ども用フォークスプーン各1本ずつ、コップ3つくらいでもかけるし、疲れている時にこれを洗うのは重労働だと思う。