ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

ママタレだって、甘くない

f:id:dokudamiyoshiko:20220413114554j:plain


こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

「ママタレ」と聞くと、どんなイメージを持つでしょうか?

 

何の才能(タレント)もないのに、「ママ」という属性だけで商売している、いいご身分の方・・・以前の私は、そう思っていました。

 

でも、最近ママタレの発信を見ていて、いやいやどうやらそうでもなさそうだぞ・・・と思ってきたのです。

 

 

ママタレの発信の濃さよ

最近、ひょんなきっかけで菊地亜美さんのYouTubeを見るようになりました。

 

菊池亜美さんというと、アイドリング!というグループで活動していたようですが、私が彼女を認識した時にはもうバラエティタレントでした。

色々といじられるキャラとして活躍し、結婚して産休とって早々に復帰したけれども他の芸能人と違って産後から体型を戻さずに出てきたことがちょっとした話題になりましたね。

「産後1ヶ月で産前と同じ体型に戻しました!」なんて方がレアケースだから、むしろ体型が戻らない(戻せない)方が普通だぜと思いますが。

 

んで、その菊地亜美さんのYouTubeを見て、思ったんですわ。

「ママタレ、すごいな!」と。

 

モーニングルーティン、ナイトルーティン、離乳食や幼児食を作る動画にベビーグッズの紹介やらなんやら、旦那さん(顔出し無し)と子育てについて語る動画に、質問への回答・・・わりと月齢も近いから、「そうそう、そうだよね~」となることも、「そうか、やってみよ!」と思うこともたくさんあった。

 

私は「他人の生活なんて参考にならん!」とか言っているし普段はそう思っているけれども、迷った時に参考にしたり、時々見ることで自分の視点が広がったりするもんな。

www.dokudamiyoshiko.com

 

そして、これだけ自分の私生活を出せるって、それはまたすごいなぁ・・・と思う。

娘さん・旦那さんは顔出しなしだけど、本人はスッピンも出しながら、料理したり掃除したりとわりと生活の何でも見せているっていう意味で。

 

質問コーナーへの回答も、「ああ、この人は自分で子育てをしてきて、悩んで解決して・・・ってやってきたんだな」ってことが感じられる内容だし、時々口を挟んでくる旦那さんも、一緒に子育てしていて、亜美ちゃん(と呼びたくなる)の話をよく聞いているんだろうなって思う。

 

 

ママタレだって、甘くない

そう思うと、私が尊敬する、はあちゅうさんは「ママタレ」としても中途半端だなぁと感じてしまう。

発信する内容が、「ママタレ」として頑張っている人と比べると、薄いんですよね。

え?初期の離乳食ですか?十倍がゆですか?ってくらい、薄い。

 

離乳食については、以前に「炎上する可能性が高いから載せない」「ネットの悪意で私が歪んで見られていてつらい」みたいなブログを書いていますが・・・って、これ最近「息子の預け先がトップシークレットなのは、誹謗中傷の裁判していて、嫌がらせしてくる人のせいです」って言っているのとほぼ同じ構文だな。

 

離乳食をブログに載せない理由 | はあちゅうオフィシャルブログ「お買い物日記」Powered by Ameba

 

いや、いいんですよ。

別に育児している人は、育児ネタ以外は発信するなってわけでもないし、炎上を避けたネタだけ発信するっていう方針も自由だと思います。

 

でも、時々思い出したかのように「私、ママしてますぅ!」って鼻息荒くしながら、ちょっと出かけた写真だけペッと出しているだけで、ママタレ枠に入れると思っているなら、甘いなぁ、って思っているだけです。

www.dokudamiyoshiko.com

 

ママタレだって、甘くない。

 

 

「ママタレ」の賞味期限

そして、もう1つ。

ママ層が「ママタレ」の情報を集める期間って、結構短いんじゃないかな?と思うんです。

 

初めての妊娠~出産の時期は、わからないことが沢山あるから情報を集めようとする時期だと思う。

親の悩みは生物として「生きるためのこと」に対するものが多くて、内容はわりと同じだったりする。

そこから、1歳くらいになってくると少し落ち着いてきて、きっとイヤイヤ期になったりするとまた情報を集め始める(のだと思う)。

 

んで、それがまた落ち着いた3歳くらいになると、子どもの個性がどんどん出てくると思うんですね。

性格も、好きなことも嫌いなことも、子どもによってそれぞれ。

新生児期みたいに「母乳が」とか「寝ない」とか、ざっくり言うとみんな一緒みたいな悩みじゃなくなってくる。

また、幼稚園なのか保育園なのか、兄弟姉妹がいるかどうかにもよって、生活リズムも変わってくる。

 

子どもの個性が出てくるにともなって、親の「悩み」も個性によって細分化されるから、1人のママタレを参考にし頼りにするってことが無くなってくると思う。

 

・・・ってなると、「ママタレ」として活躍できるのは、せいぜい3~4年くらいなのかな?と思う。

 

辻ちゃんみたいに、なんだかんだでママタレとして10年以上活躍している人もいるけれども、それはまた別枠の話で。

辻希美オフィシャルブログ「のんピース」Powered by Ameba

 

 

本気のママタレに尊敬のまなざしを

そんなこんなで、「ママタレって本気でやるとこんな感じなんだ、すごいな」と思ったという話なのです。

 

どんな仕事でも、ちゃんとやろうとしている人のモノを見るのは、気持ちいいものだなぁと思って、あまり先入観で語らないようにしよう・・・と心の狭くて偏見にあふれる私は、改めて思ったのでした。

 

 

こちらもどうぞ

www.dokudamiyoshiko.com