ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

貰った言葉を抱きしめながら、生きていく


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こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

これを書いているのは、慣らし保育のお迎え時間の30分前。

 

お昼ご飯を夫と二人で食べて、お迎えの時間よりも少し早めに家を出て、スターバックスコーヒーで食後のコーヒーとアーモンドフロランタンをつまみながら、PCに向かっています。

今日から、お昼寝をして帰ってくる予定なんだけれども、果たして泣きまくりの我が子がお昼寝なんていう無防備の塊みたいなことができるのだろうか?と心配しています。

 

慣らし保育前半は、毎日泣きまくりで、土曜日に行った入園式でも、1人だけギャン泣きしていました。

 

ここまで泣きまくる我が子を見ても、保育園に入れたことを後悔しているかというと・・・全然していない自分がいます。

 

 

「預ける」ではない

入園式で、園長先生から素敵な言葉をいただきました。

 

「子供を”預ける”と思わないで欲しい。子供はただ単に預けられているわけではない。保護者の方が仕事を頑張っている間、子供たちも頑張って色々なことを学んで、身に着けている。お互い頑張ろうね!という気持ちで送ってきて欲しい」

 

・・・という趣旨だったと思う。

子どもはギャン泣きだったから、ちょっと途切れ途切れだけど。

 

入園式で、たくさんの先生方に名前を呼ばれて、泣いている我が子へ他の子ども達が寄ってきて、きっとこれから子どもには、家以外の別の世界ができるんだな・・・と思った。

 

毎日泣いている我が子を見ていると、家の中のママとの生活は、きっとものすごく楽しくて、安全で、安定しているものだったのだろうと思う。

それはそれで母としてはとても嬉しいんだけど、それだけでもダメだよね。

もしかしたらちょっとだけ早かったかもしれないけれども、早くなかったとしてもタイミングが悪かったかもしれないけれども、保育園入園は、世界を広げていく良い機会だと思う。

 

 

自分の身体と心の健康も大切に

話は少し変わって。

子どもは今まで24時間ママと一緒だと思いこんでいたけれども、実際はそうでもなかったんですよね。

子どもの昼寝中は、散歩したり買い物したりしていたし、土日は夫に任せてカフェタイム・・・なんてことをよくしていました。

 

これも、ある方からいただいた言葉を大事にしていたからなのです。

 

産後の入院中、まだ生後まもない子供が泣き止まなくて、17時に出された夕飯を、19時前まで食べられずに置いておいた日がありました。

そこに、助産師さんがやってきました。

「子どもが泣き止まない」と言う私と、テーブルに置かれた手の付けられていないトレイを見て、助産師さんは言いました。

「自分の食事をおろそかにしてはいけない。”赤ちゃんのため”と言いながら自分のことをないがしろにしてはいけない。これからもこういう事があるかもしれないけれども、食事と休憩はちゃんと取ること。赤ちゃんは15分くらい泣かせていても大丈夫だし、もしも気になるなら預かるから、ご飯はちゃんと食べなさい」

 

それを聞いた瞬間は、「この助産師さん、陣痛で転げまわる私に”これがお産です(我慢しろ)”と冷たく言い放ったのに」と思っていたのですが、でも「陣痛は我慢しろって言う人が、食事と休憩は我慢するなって言うんだから、きっとこれは真実なのだろう」とも思い直しました。

 

そういうこともあったから、なるべく早いうちから「子どもを夫に任せて別室で寝たり、出かけたりする」っていうのは意識してやっていたな。

そのおかげで、慣らし保育中にカフェに行くのも何のためらいもなく、何の緊張もなく、だけども何の解放感もない私がいます。

 

 

頂いた言葉を胸に頑張ろう

自分が迷った時、困った時、凹んでいる時・・・そんな時に、ぐっと染みる言葉を貰うことがあります。

そういう言葉って、いつまでも胸に残っているし、同じような悩みが出てきた時に、ふっとよみがえってくる。

 

それは私が、色々な人と関わりながら生きてきた証なんだなぁ・・・と、子どもが新しい世界への入口に立っている今だから、尚更感じる。

 

これからも、色々なことがあるだろうけれども、頂いた言葉を胸に、頑張っていこうと思う。

その中で、私が誰かにそんな言葉をあげられる存在になれたら嬉しいな(狙っていくわけではないけれども)。

 

 

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