ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

誰もが私生活を切り売りできる時代

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こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

ふと思い出したのですが、高校生か大学生の時、美容院に行くのが苦痛でした。

なぜなら、その美容院は母と同じ所だったからです。

 

 

母から私の情報が筒抜けなのが嫌だった

私の母は、美容師さんになんでもかんでも話すタイプ。

というか、美容師さんにも関わらず、誰にでも話すタイプだな。

携帯販売のお姉さんにも、「今日は娘が○○から帰ってきたんです」とか、さらりと個人情報を言っちゃうんだもんな。 

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そんな母なので、美容師さんは私の話を結構聞いているようで、「お母さんがこんなこと言っていたよ」「○○部なんだって?」など、私が言ってもいないことを知っていて、それを元にコミュニケーションを取ろうとしてくれました。

そして、私はそんな流れがものすごく嫌だった。

 

今思えば、同じ美容院に通っていたのが間違いで、母のおしゃべりを理解しているならば私が美容院を変えるべきだったのだ。

でも、当時の私はまだ若くて、「知らんぷりしていればバレないはず」「母と一緒に来たわけではなく、別々に来店しているのになぜバレたのだ!?」と思っていた。

親子だし顔が似ているからわかるだろうし、母だって「娘も来ている」とか言ったんだろう、当然バレるだろう。

 

 

誰もが私生活の切り売りできる時代

さて、そんな若かりし日の私が嫌だったのは、「私の知らないところで私の情報が垂れ流されている」ということだったのですが、これって今の時代結構簡単にできちゃうんですよね。

それも、「私の美容師が私のことを知っている」よりもさらに広い範囲で。

 

SNSに写真を載せておけば、不特定多数が自分のことを知ることができる。

家族構成や、どんな喧嘩をしたか、家を買うまでの経緯なんかも書かれれていれば、知られる可能性がある。

そして、それをもとにお金を稼いでいる人も、いる。

 

「私生活を切り売り」っていうと、昔は作家やタレントなどの、表舞台で活躍する人だけの特権であり、その周りの人だけの苦しみだった。

でも、今は誰もが「私生活を切り売り」できて、その周りの人が苦しんだり嫌な思いをする可能性があるのだ。

 

私は先日、配信者という人たちに度肝を抜かれたのだけれども、そんな風に、お金稼ぎのためにどんどん自分を晒していく人たちもいるのだ。

 

 

絶対にバレてはいけないブログ活動

そんな「嫌な思い」を突然思い出した私は、改めて思いました。

 

絶対にこのブログの存在は、バレてはいけない・・・

 

私が思うことを自由に書けるのは、やっぱり「匿名」だからなのだ。

それは「誰かを傷つけるために」ではなく、「周りの人を傷つけないために」。

自分の部活なんていう事実について、知らないところで共有されるだけでも嫌だった思春期の頃の私を思い出すと、やっぱりこのブログの存在は、誰にも知られてはいけないと思う。

 

私のブログは、私の目線から、私の周りの人たちのことを、たくさん書いている。

それを「ドクダミ淑子からどう見られているのか?」という目線で読む読者は、1人もいてはならないと思っている。

それは、私自身がそういう書かれ方をしたくないから。

 

「じゃあ、ブログなんてやめればいいじゃないか」とも、チラリと思ったんだけど、それはまたの機会に、じっくり考えてみようと思う。

 

ということで、とりあえず今は「絶対にバレてはいけないブログ活動」というスタンスで頑張っていきます。

 

 

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