こんにちは、ドクダミ淑子です。
最近、我が子がストローで飲むという技を習得しました。
少し前まで、ストロー飲みの前段階として、スパウトという、哺乳瓶乳首に近いもので飲ませていました。
哺乳瓶に近いものなので、すんなり行くかなと思っていたのですが、意外とマスターまでに時間がかかりました。
スパウトでごくごく飲めるようになったので、次はストロー。
しかし、このストロー飲みというのも、なかなか難しいものなのです。
ストロー飲みには3つの工程があってだな
普段、私たちは何も考えずに、ストローを使って飲みものを飲んでいます。
しかし、子どもからすれば、それは高度な技。
ストロー飲みをさせてみた当初は、口の中からドバドバと、吸ったものが流れ出ていました。
ああ、そうか。
ストロー飲みって、「ストローで飲む」じゃなくて、「ストローで吸う」「吸ったものを口に留める」「口に留めたものを飲み込む」の3段階なんだ。
だから「吸う」が出来たけれども「留める」「飲み込む」が出来ずドバーってなったのね。
・・・なにそれ、かわいい❤
歯形と痛みとを代償にした大発見
また、こんなこともありました。
ある日の朝、前歯が上下2本ずつ、計4本生えてきている我が子に、腕を思いっきり噛まれました。
温厚な私でもさすがに「痛ってぇー!」って声出たくらい、めちゃくちゃ痛かった。
最近、乳首も噛まれている気がするんだけれども、それとは比べ物にならない痛さ。
・・・君、全力で齧ってきたね?
おもちゃと同じ強度で、齧ってきたよね?
歯形ががっつり残ったので、今後は口を開けたら即逃げようと思いました。
んで、その日の夜のこと。
ふと、遊んでいる子どもを眺めていたら、なんと自分の腕を齧っているじゃないですか!?
そして数秒後・・・
「ふえぇ~ん!うわぁぁ~ん!」
大粒の涙を流して、泣いているじゃないか。
そして腕には、今朝私の腕についた歯形と同じものが・・・しかも今つけたっぽいやつ以外にも2、3個ついているぞ!!
まさか・・・自分の腕もあの時と同じくらいの勢いで齧ったのか?
そして、自分の齧る力の強さと痛さで泣いているのか?
・・・なにそれ、かわいい❤
子どもは「これは自分の腕で、自分の腕は噛んだら痛い」ということがわかったようで、その後は噛まなくなりました。
うん、痛みと引き換えに大発見をしたね。
発見し習得しながら成長していくのだ
そんな子どもの様子を見ていると、普段私たちが簡単にやっていることは、実は複雑な工程の連続なんだなと思いました。
ストローで飲むこともそうだし、寝返り・ハイハイ・歩くことだって、一度覚えれば簡単に出来るけれども、覚えるまでが大変。
そして、「自分の身体」というのがどこの範囲まであって、どうやったら動かせるのか?だって、もともと知らない状態で生まれてきて、生きていくうちにだんだんわかってくるのです。
自分の顔だって、どんな顔なのかもわからない状態なのに、ある日突然、「この鏡に映っている人は自分なのでは?」と気づくんですよ。
我が子は少し前に、鏡の中の私と、子どもを抱いている私とを見比べ、鏡の中の自分を見つめ・・・を3回くらい繰り返した後にその衝撃の事実に気づいたようでした。
大発見に立ち会いたい
今、まだ我が子はハイハイができません。
足はだいぶ仕上がってきているのだけれども、重心が後ろ(お尻側)にあって、手がつっかえている状態。
もう少し重心を前に持っていき、手を垂直に立てればハイハイできそうなんだけどな・・・と思って練習させてみるけれども、なかなか身につかない。
あと、最近夫が買ってきたラッパも、吸うばかりで「吹く」ということに気づかない。
パパが見本を見せているけれども、それでも良くわからないようなのです。
これらも、そのうち「発見」するのでしょう。
「垂直にしたら安定して片手が前に出せる!」とか、「息は吸うだけじゃなくて吐ける!」とか・・・もう、子ども的には世紀の大発見ですよ!
私はその瞬間に立ち会えるのだろうか・・・?
今から楽しみなのです。
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