こんにちは、ドクダミ淑子です。
これを読んでいる皆さんは、意外だと思うかもしれませんが、私は、他人の悪口を聞くのは好きではありません。
リアルで、誰かの悪口を言っている場にはあまり近づかないようにしていますし、目の前のが悪口を言っていると、たしなめることもあります。
自分から誰かの悪口を言うことは、ほとんどありません。
言うとしてもよっぽど口の堅くて信頼している人くらいで、それは古くからの友人だけで、2~3人ほど。
職場では一切言わないですね、のちのち面倒だから。
そうやって、悪口を言う人、加わる人にならないから、人間関係のゴタゴタに巻き込まれることはないし、いつでもどこでも中立っぽい感じになる。
噂話も、社内恋愛の話も、全然知らない。
だからなのか、たまにヘビーな相談もされることがある。
ちなみに夫も同じ感じですね。
仕事のグチを言わないし、他人を悪く言うこともない。
流石に毎日終電とかになると、「部下が・・・」位ぽろっと言うこともあるけど、基本的には優しく対応しているんだろうな、というのがテレワーク中の電話チラ聞きでもわかる。
何かトラブルがあっても、「まぁ、こういう考え方の人もいるよね」っていう感じ。
心が広いんですよね。
そういうところも、好き。
さてさて、そんな平和主義・ハト派の私ですが、そのモヤモヤを吐き出すかのように、ブログでは好き放題書いています。
こっちの姿は皆さんもご存じですよね。
ただ、そのブログに対して、コメントと称して、感想と称して、「悪口」をかぶせてくる人がいると、私は困ってしまうのです。
「悪口言ってくる人、好きじゃない・・・」と。
悪口に、別の悪口をのせて増幅させてくる人
悪口といっても、私の言っていることにかぶせて「そうだよね~」っていうのは別に気にならないんです。
だって、私もそう書いているんだから。
そうじゃなくて、その内容に対して、「最近、こういう出来事があって、私はその時にあなたと同じような気持ちを味わったんですよ」とか、「日本の政治が間違っているから、そういうことが起こるんです」とか、「私はこういう風に不幸な境遇で育ったので、あなたよりもそのことは強く感じています」とか・・・私の言葉に対して、別の悪口というか、憎悪というか、そういう「負」の感情を上乗せしてくる人。
私はそういう言葉を見ると、リアルでの「悪口」のように、気分が悪くなるのです。
私が書いたことに共感して、影響されて、「そうそう、私もね・・・」って言いたくなるのはわかるんですよ。
その感情を引き出したのは、まぎれもなく私の文章だし。
でも、私からしたら、気持ち悪いことがあって、それを吐き出してスッキリした瞬間に、ぶり返すような言葉をぶつけられて、また気持ち悪くなる、みたいな感じなんですよ。
これは、時間軸の違いなのかもしれないな。
「知らんがな」と思ってしまう
たとえば、私が「この前レジで並んでいたら、おばさんにグイっと入り込まれて割り込まれた、イラっとした」みたいなことを書いたりするとしましょう。
実際の心穏やかな私は、そのくらいで何も書けませんがね。
そこに「私も先日レジで並ぼうとしていたら、オッサンがギロリとにらんで私の前に入ってきました。女だからと言って舐められて不快でした」とコメントを書き込む人がいたら・・・
・・・「知らんがな」って思ってしまうんですよね。
いやいや、あなたの話なんて知らないから!
あと、女だから舐められたかどうかなんて、わからないから!
オッサンとあなたのイザコザに、女性差別とか引きださなくていいから!
・・・って思うんですよ。
これは私が冷たいのだろうか?
でも、「そういうことは、自分のブログなり、SNSなりに書けばよくない?私にわざわざぶつけないでも、よくない?」って思ってしまう。
Twitterだと、引用リツイートとかだとリプライは必須でないと思うけど、私のツイートへのリプライでついてしまうと、返信しなければ・・・って思ってしまう。
でも、どういう風に?
悪口を書くと、悪口が寄ってくる
でも、これは仕方がないことなのです。
だって、私が悪口を書いているんだから。
それに引き寄せられて、悪口を書きたい人が、寄ってくるんだから。
それは重々承知の上なんだけど、なんだかモヤモヤしてしまう。
そして、憎悪100%みたいなコメントは、毒気が強すぎて、こっちが参ってしまう。
愛のある悪口と、愛のない悪口
そう、私は別に悪口を書いている相手のことを、別に「死ね」「消えろ」と思っているわけじゃなんですよね。
ただ、「こういうところは、ちょっとおかしいよね~」と思っているだけで。
だから、「死ね」「消えろ」系の悪口・・・というか誹謗中傷を書かれると、なんか違うって思ってしまう。
そこまでひどいことを書く人は、今のところいないけれども。
これはきっと、なかなか伝わらないのだろうけど、私はこれからも愛のある悪口を書き続けていきたいと思います。
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