ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

「私ばかり損をする」と思う大人が増えている原因を考える

f:id:dokudamiyoshiko:20200322001214j:plain


こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

こちらのブログでもたまに取り上げている、「はあちゅう」さんの落書き日記が、またTwitterのタイムラインに流れてきました。

 

今回は、「感謝されたい」っていう話でした。

 

  • 雑誌の対談で「私は家事をやっているのにけんちゃん(事実婚の夫)は感謝しない」と言う
  • 「オレだってやっている」と言われたのでガチの言い争いになる
  • 「じゃあこれから家事をやったら記録・申告しよう」と提案する
  • 夫(仮)は記録に不服。「おまえもやれって責められているみたいでやだ」
  • 「私はこれだけやったから、けんちゃんも同じレベルの家事労働で返してね、と負債をおわせたいわけではなく、<中略>量のちがいを可視化して感謝してほしいだけなんだよね…」
  • 「感謝ポイントのご提案」として、家事に対しての感謝を1回100円で払うシステムをつくった
  • 現在、けんちゃんから私への感謝は600円!

 

なんだろう、この、ちっとも平和的解決になっていない感じは・・・

 

ちなみに前回も、最終的には「金で解決」でしたね。 

www.dokudamiyoshiko.com

 

 

損得で考える人が増えているのではないか

はあちゅうさんの基本的思考は、「私だけ家事を頑張っている」「私だけ辛い」「私だけいじめられている」などなどの、「私だけが損をしている!そんなのヤダ!!」という感じに見えます。

 

結局、今回のケースだって、「私だけが家事をやっている気がする!」ってことでしょ。

「夫は得をしている!私が損をしている!許せない!」って言っているのと同じじゃん。

それで、対談中にガチの言い争いするの?

FLASH記者的には、そんなの家でやってくれ!って思うのか、「そのうち、これは記事に出来るぜ・・・ゲヘヘ」って思われているのか、知らんけど。

 

 

損得で考える人が増えている説

愛する家族でも、「私の方が頑張っている!」と言っちゃう、損得思考の塊。

そんなことをTwitterでつぶやくと、「色々損得で考える人が増えているのではないか」というご意見をいただいたのです。

たしかに、そうかもしれない。

原因は、どこにあるのでしょうか?

 

 

仕事に家事に頑張り過ぎている

仕事に家事に育児にPTAやってSNSやって・・・2足ではなく3足、4足のわらじを履いて走り回る。

今や共働きの方が多数派ですし、フルタイムで働くワーキングマザーも増えています。

ひと昔と比べて、「のんびり」「マイペースに」生きている人は減っているのかもしれません。

 

 

仕事のように、目に見える「成果」「数字」がないとモチベーションが上がらない

はあちゅうさんのように、夜討ち朝駆けのサラリーマン経験がある人だと、「名もなき家事」「終わらない労働」というのに耐えられないのかもしれません。

仕事には終わりがありますが、家事には終わりがありませんし、数字で見える成果はありません。

ご飯を作った後、また次のご飯を作り、片付けたと思ったら、また散らかる・・・その繰り返し。

仕事熱心であればあるほど、「仕事の成果」と「家事の成果」との折り合いが付かないのかもしれませんね。

 

 

家事の方法が原始的

忙しい毎日なのに、家事の方法は原始的っていう人もいるのではないかでしょうか。

食洗機もロボット掃除機も洗濯乾燥機も、普及率はまだまだ。

ってことは、食器洗いも掃除も洗濯も、数十年前と同じ方法でやっている人がまだまだ沢山いるってことですよね。

格段に忙しくなったのに、家事にかける時間も変わらないとなると、余裕がなくなりますよね。

 

家事(≠育児)なんて、時短できるに越したことはない。 

www.dokudamiyoshiko.com 

 

SNSなど、「比べる対象」が目に入ってしまう

昔と比べて、キラキラ・ピカピカな生活をSNSで大公開している人を目にする機会が多くなったというのも、損得思考に関係するかもしれません。

自分と「同じレベル」だと思っている人が、自分とかけ離れたキラキラした毎日を見せていると、なんとなく自分が損している気分になる・・・なんてことも、ありそう。

 

 

「無償の愛」を感じられない

全てを「損得」で考える人って、きっと自分が「損得関係ない、無償の愛」でを受けて育ってきたことを、実感できていないのではないでしょうか。

かくいう私も、父母からもらった愛を理解できるようになったのは、自分が結婚してからでした。

私の夫は私に惜しみなく愛を注いでくれる存在なので、夫のおかげで私は「損得」で考えなくなってきたのかもしれません。

 

いつまで経っても、「注がれた愛」に気づかず、「私よりも妹の方が愛されていた!」みたいなことを思い続けていて、損得思考から抜け出せない人もいるのかもしれません。

 

 

損得で語る人とどうやって接すればいいか

なんとなく、殺伐としているように感じる世の中。

「子持ちの女性は独身女性よりも得している!独身は仕事を押し付けられている!」

「同じサラリーマンなのに、女性は男性よりも損をしている!」

こんな風に、損得で語り、「不公平!」「不平等!」と言っている人に対して、私はどうやって接したらいいのだろうかと悩みます。

 

悩むんですけどね、結局はこう思うのです。

「距離を置こう」と。

 

上記で色々と原因を仮説立てしてみましたが、結局のところ全部「他人のせいにして、自分の考えや行動を改めない人」なんです。

家事の非効率も、他人と比べてしまうことも、思いやりに気づけないことも。

 

そういう人とは、どんな関わり方をしても、ほぼムダなんです。

いつまで経っても、「ズルい!」って言われてばかりで、こちらが消耗してしまう。

だから距離を置くしかない。 

 

家族だったら、どうするのか?

私は、家族であっても、距離を置くしかないと思っています。

私の兄弟は、自分と他の人を比較して、「○○だけひいきされている!ズルい!」とか言うタイプでしたが、大学に入って家を出て一人暮らしをしてから初めて親に感謝したって言っていたんですよね。

 

配偶者だったら、どうするのか?

ここが一番しんどいんですよね。

距離を置こうにも、置くのが一番難しくて、子どもがいるとなおのこと、すぐに逃げられない。

「ズルい!ズルい!」という相手にトコトン向き合える人ならいいんだけど、「オレだって頑張ってる!ズルくない!」みたいなタイプだと、お互いしんどい。

・・・だから、「けんちゃん、頑張って」としか言えないな。

 

 

こちらもどうぞ 

www.dokudamiyoshiko.com