ドクダミ自由帳

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家事こそ「結果が全て」だ

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こんにちは、ドクダミ淑子です。

ちょっと前に、「家事1時間で出来る」というツイートが話題でしたね。

 

とくダネ!はTwitterとかの話題を取り上げるのが得意技。 

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話題になっていたのは、こちらの話。

 

家事はすべて「1時間でできる」 有名企業男性役員ツイートに女性ら「ナメるな!」と大激怒 : J-CASTテレビウォッチ

 

内容を抜粋しておきましょう。

有名企業男性役員がツイッターで「ウチは子供3人いて3週間くらい妻が海外に行ってたけど、俺の1日の家事時間、掃除、洗濯、食事、子供のお弁当の用意(3分で済む)など全部で1時間くらいだったけどw」と豪語。

さらに、「12歳未満の子どものいる女性の家事(※)が平均1日8時間って何やってるの?素朴に疑問。キャラ弁でも作っているの?」という挑発的な発言までしたのだ。

※実際は「家事」ではなく「育児」

 

これに対して、「街の女性たち」はカンカン。

  • 「ふざけるなって思います」(共働き30代、1日の家事3時間)
  • 「ぶちギレる。1時間というのはナメてる。絶対ウソ」(共働き50代、1日の家事3時間)
  • 「傷つきます」(専業主婦30代女性、1日の家事時間16時間) 

 

そして話題は「お金を使っての家事の効率化」について広がります。

このツイートでのもうひとつの炎上ポイントはお金を使っての家事の効率化についてだ。とくダネは、街の人30人を対象に毎日の家事の効率化についてアンケート調査した。

「弁当のおかずは冷凍食品」は「あり」が9人、「なし」が21人。

次に「夕食は外食と出前」は「あり」が0人、「なし」が30人。

「便利家電を使う」は「あり」が17人、「なし」が13人。高くて買えないという人が多いが、「家電ではなく妻の手でやってほしい」という旦那さんもいるとか、いないとか...。

「買い物はネットスーパー」は「あり」が22人、「なし」が8人。

「洗濯物は畳まない」は「あり」が3人、「なし」が27人だった。

 

もうね、こういう「家事が大変」って言う論争、終わらせたい!

 

 

「家事」の捉え方が違う

まず、この有名会社役員の男性(面倒なので仮に「田端さん」としましょう)は、「家事」というのを、料理・掃除・洗濯などの「作業」のみを家事と言っていますね。

だから「子どもにご飯を食べさせる」とか、「子どもをお風呂に入れる」とか、「子どもと遊ぶ」とか、「子どもの宿題を見る」とか、「小学校の連絡帳をチェックする」などの「育児」関連を全て家事時間に加算していないのです。

これはきっと、「育児」は普段当たり前にやっていることだから、奥さんがいないからやることだと思っていないのだろう(推測)。

 

単純に「作業」だけだったら、1時間で終わるというのも納得です。

便利家電を使っているなら、そのくらいで終わるでしょう。

(勝間和代さんは2時間って言ってたけど)

 

 

家事こそ「結果が全て」だ

さて、その上で「作業としての家事」の話を。

タイトルにもあるように、私は仕事ではなく、家事こそ「結果が全て」だと思うし、そういう捉え方をしたほうがいいと思うのです。

なんだかシビア?

いえいえ、そっちの方が家事をやる人は、格段に気持ちも身体も、ラクになります。

 

結果的にキレイになれば、いい

ロボット掃除機だろうと人の手であろうと、時間をかけようとかけまいと、結果的にはキレイになればそれでいいのです。

 

結果的に清潔ならば、いい

カビ取りを一生懸命しなくても、カビが生えるのを防止できればいい。

トイレが汚れていなければ、どういう方法でも、いい。

 

結果的に健康的でおいしければ、いい

手をかけて調理しようと、レトルトだろうと、調理家電だろうと、電子レンジでほったらかし調理だろうとも、外食だろうとも、栄養価が高く、美味しければそれでいいのです。

逆に、手間暇かけても、気持ちを込めても、おいしくなかったら、ダメです。

 

見えないところをしっかりやっても、意味がない

洗濯物は畳まないについては、30人中27人が「なし」だったようですが、下着など見えないものや、タオルなどを丁寧に畳んで「家事の時間が多くて大変」なんて言っているなら、いっそ畳まないでボックスにボーンと入れたり、ハンガーにかけておくくらいでいいと思う。

 

 

食器洗いは食洗機の方が格段にいい

私がこういう風に思ったきっかけは、食洗機です。

私が洗うよりも、はるかにキレイ・・・っていうかピカピカに仕上がる。

人が触れないような高温でやっているから、そりゃあキレイになりますよね。

 

どういう方法であろうとも、「結果」が出ているなら、プロセスなんて一切関係ない。

家事はそのくらいでとらえたほうが、「じゃあ何をすべきか?」「どこで手を抜こうか」という思考になるのではないでしょうか。

 

 

「妻の手でやってほしい」という夫は、ロクなもんじゃない

とくダネ!の中で、「『家電ではなく妻の手でやってほしい』という旦那さんもいるとか、いないとか...。」なんて書いてありましたが、もしもそういう人が本当にいるとしたら、グーパンチしたい。

なんで旦那さん(仮)が、そういう発言をすると思いますか?

 

そういう人は、「俺が仕事をしているのに、妻が家事という仕事をサボっている。楽している」って思っているからですよ。

そして、「金はかけない、手と時間をかけろ」と言ってくる。

これって、「営業なら、足で稼げ!靴の底が擦り減るまで歩け!」「なんで会計システムに金を払うんだ。手で計算すればよろしい」って言っているのと同じですよね。

携帯電話もメールもない時代の、昭和の熱血サラリーマンかよ・・・ 

 

 

手間と気持ちをかけるべきという呪縛から逃れよう

家事こそ、結果が全て。

「頑張っている」とか、「心を込めた」とか、一切関係ない。

妻の手なのか、ロボの手なのかなんて、どちらでも問題ない。

そう考えたほうが、お金をかけて便利なものを買ったり、外注したりということに積極的になれます。

そして、そうすれば「家事が大変」と思わなくなって、楽になれると思うのです。

 

 

結果として「叩く」をゴールにしている番組だった

この「街の女性30名」っていうのも、謎ですよね。

30人の意見があたかも女性すべての意見みたいな風になっているのも、納得がいかない。

せめて100人くらいにはアンケート取ってほしいし、そしたら効率厨みたいな人もいるだろう。

私がこの30名に入ったら、全部「あり」って答えるのに。

 

結局、「あり得ないよね。家事チョー大変!」って感じで終わらせたいだけという構成だったのが、がっかりでした。

 

 

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