ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

「ルンバのスイッチを押すのも私」とキレるはあちゅう女史について

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こんにちは、ドクダミ淑子です。

ネット炎上芸人で自称作家のはあちゅうさんが、最近ファッション妊活問題で、色々な人を更に敵に回しているようですね。

 

その話は、今回は置いておいて。

その前に投稿していたエピソードで驚愕したという話を送りします。

 

彼女は「中学生の落書き(言い得て妙!)」みたいな旦那観察日記をInstagramにあげています。 

私はそれは見ていませんが、ある日Twitterのタイムラインに流れてきた画像でショックを受けました。

 

 

喧嘩というか一方的にわめくだけ

それは、旦那と「喧嘩」をしたという話でした。

 

内容はだいたいこんなかんじ。

 

  • 寝不足で疲れている時に「ブロッコリーゆでて」と言われてブチっとキレた
  • そもそもやっている家事の分量が旦那よりも多い
  • やってもらっていることに慣れ過ぎて感謝するどころか調子にのっている

 

こんなことで火が付いたはあちゅう女史は、長文LINEを一方的に送るという暴挙に出ます。

 

  • 私が過去の家事代行で2万円弱払っている
  • 家事代行を頼むのも私
  • 家事代行の依頼メール5回するのも私
  • 家の場所を説明するのも私
  • 家事代行してくれる当日も家にいるのは私
  • ブラーバやルンバのスイッチを入れるのも私
  • ルンバのフィルター交換するのも私
  • 段ボールを開けたのも捨てたのも私
  • 旦那の爆買いした賞味期限が切れた食材を買うのも私
  • 旦那のもので収納できないから、私のお金で私の本を入れる収納家具を買った
  • 私も外で仕事をしているし、家賃折半している
  • 「家事押し付けるなら、家賃と食費全部払ってからに偉そうにしろや?」

 

更に、タンスや冷蔵庫の中の旦那の荷物を写真で送る(そしてそれをインスタにさらす)こと6枚。

 

次の回では、旦那が謝っていました。

 

旦那は謝り、そして・・・金で解決

家事代行のお金3万円(今後は自分で予約しお金も自分で払う)+家賃を5万円多く支払うようになったそうです。

 

それを聞いたはあちゅう女史は、態度を一変!

「好きっ!!」

 

すぐ謝ってくれるとか、感情的にならないとか、解決策を示してくれるとか、すぐに行動で示してくれるとか・・・そこから旦那を褒める言葉のオンパレード。

そして仲直りしたのでした。

 

・・・って、「怖っ!!」

 

私には恐怖しか感じられませんでした。

けんちゃん、家で苦労しているんだね。

 

 

自分が損したくないってだけ

はあちゅう女史の思考回路は、いつもこれだけなのではないかと思います。

 

「自分は人より得したい」

「自分は損したくない」

 

損得でしか、物事を考えていないのです、きっと。

 

だから今回の「妊娠がわかっていながら妊活ブログ」とかも、「頑張って妊活したけど、上手くいかなかった=損」にならないように、「妊活ブログって言ってたけど実は妊娠していて、PV稼ぎ共感を集めつつ(得)、安定期になって流産(損)のリスク減ってから発表して、一気に妊活卒業してマタニティライフでみんなにお祝いしてもらおう=得」を味わいたかったんだろうなぁと思うのです。

 

 

完全に平等にしたいっていうのは不可能

私が気になったのは、「ルンバのスイッチを押すのも私」ってところです。

もちろん、家事の分担を決めて話し合うのは大事だし、ルンバのスイッチを押すのも仕事といったら仕事でしょう。

「名もなき家事(脱ぎっぱなしの靴下を洗濯機に入れるとか)」っていうのも嫁界では話題でしたし。

でも一方で、そんなことくらい自分でやってもいいじゃんと、私は思ってしまう。

冷蔵庫の扉を無意識に開くレベルで、色々なもののスイッチを押しているから、そこまで深く考えてないのかもしれない。

そしてそれを夫がやらないことに、「損」とは思わない。

 

私は、「損したくない」って気持ちで、なんでもかんでも平等(もしくは自分が得)ってしようとすると、上手く行かないだろうなと思うのです。

1週間は7日だし、食事は1日3食の人が多いし、1年は365日で割りきれないし。

 

家賃だって折半から、旦那さんが5万多く出したからといってそのうち不満が出るだろうし、例えお金を全部出してもらっても、家事負担が増えたら損してるって思いそうだし、これからの妊婦生活も、「なんで産むのは私なの?」「なんで私だけ遊びに行けないの?」とか言いそうだし・・・

 

「なんで私だけやらなきゃいけないの?」

「なんで私が損するの?」

この考えで平等!折半!等分!って言い続けていると、私がパートナーだったら、間違いなく逃げ出したくなります。

あくまでも、私だったら、ね。

 

家事はきちんと分担しなければいけないと思う一方で、お互いがお互いのことを思いやっていくことができれば、また別の方法もあるんじゃないかなと思うのです。

 

 

損か得かで考え出すときりがない

損得で考えると、結婚生活なんてお互いだいたい「損」です。

他人と一緒に暮らすなんて、大体ストレスだし。

 

じゃあ結婚しなきゃいいのにと思うけど、でも結婚はしたい。

だって結婚しないとバカにされるし、「損」だから。

子どもができないと話題にならないから損。

だけど、太った?妊娠した?って言われるのは損。

損すると嫌だから、「私は悪くない」って言いたくなる。

でもそうすると、叩かれて更に損する。

 

・・・「損したくない」って考え出すときりがないのです。

 

 

そんなことを考えながら、今日も旦那の帰りを待ちながら、クイックルワイパー(ルンバはまだ持っていない)をかけるのでした。

 

 

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