ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

サラの香りのサラ

こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

ドラッグストアで、衝撃的なものを見つけてしまいました。

 


 

それは・・・「サラ(サラの香り)」

どういうことなのだろうか・・・?

 

 

当たり前ではない、サラの香りのサラ

カレーの香りのカレー、焼肉の香りの焼肉・・・

いや、そりゃそうだろ!?って思ってしまった。

もしかしたら、私が知らないだけで、焼肉の香りのするカレーがあるのか!?

 

そうではなく・・・(チラッ)

そこには、「サラ(フローラルなんとかの香り)」という、サラの香りじゃないサラがありました。

ああ、そういうことか・・・と納得する一方で、まだ腹落ちしきれない私がいました。

 

いや、サラの香りってわかんないから!

 

 

香りと記憶

香り、嗅覚というのは脳に記憶されやすいものらしいですね。

ある日ふっとすれ違った人の香水の匂いが、元カレ・元カノのもので思い出した、とか。

あ、◯◯さんの香り・・・って記憶がぶわーっと出てきたり、とか。

そういう経験ないですけど。

 

だから、もしかしたら私もサラの香りを嗅いだら、「ああ、これこれ、これよ、サラの香り!」ってピーンとくるかもしれない。

でも、今のところ、全っ然わからなんですけどね。

 

 

「サラの香りのサラ」会議

このギャップは、どうやって生まれてしまったのだろう?

SALAのカネボウ化粧品さんの、会議を想像してみましょう。

 

「SALAの新商品のヘアミルクの香りの名称ですが・・・」

「何言ってるんだね君ィ、香りの名前なんているのかね?サラの香りでいいじゃないか!」

「そうだそうだー」

「サラの香り以外にあり得ないぞー!」

 

そこで、若手社員がうろたえるのです。

(ニベアの香りって言われたら、わかるけど、サラの香りって想像がつかないんだけど・・・それは、俺がおかしいのか!?)

でも、サラへの愛であふれるベテラン社員たちの勢いに負けて、「いや、サラの香りのサラっておかしくないっすか?」って言えない。

 

もしも言おうものには、袋叩きにされるかもしれない。

「君ィ、我が社の看板商品の香りを知らないとは、何事だ!?」

「信じられない!それでは君は何のシャンプーを使っているのだね!?」

「謹慎処分だ!」

「いや、サラ部屋に行ってもらおう」

「さ、サラ部屋!?」

「安心しろ、ここにいる◯◯本部長もサラ部屋の経験者だ!」

「あれは本当にいい経験になった・・・君も修行するつもりで、行ってきなさい」

「ええーっ!?」

・・・そうして、彼はサラ史編纂室の勤務になったのです。

そこには、今までサラに縁がなく生きてきてしまった男女が集って、サラの歴史をまとめながら、サラの匂いを嗅ぎ続け、まとわせていました。

「おう、新入りか?よく来たな・・・」

「あ、あなたは?」

「俺か?俺は・・・」

 

・・・おっと、妄想が行き過ぎた。

 

そんな風に考えると、カネボウって会社は、意見が出しにくい会社なのではないか?とか、勝手に心配になってきます。

いや、今の全部私の妄想ですけど。

 

 

自分の常識、世間の非常識

自分の殻に閉じこもっているとですね、自分の常識がまるで世間の常識のように思えてしまうことがあると思うんですよね。

それは気を付けなければならない。

 

だから、もしかしたら「サラの香り」って、「ああ、あれね。ってか知らないの!?ヤバイよ、それ」ってレベルのことかもしれない。

 

そんなことを、ドラッグストアで思ったのでした。

 

 

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