ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

「お世話になっております」の意味を考える暇があるなら、仕事しろ!

f:id:dokudamiyoshiko:20190807195440j:image

こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

Twitterを徘徊していて、こんな話を見つけてしまいました。

 

「お世話になっております」使うのやめません?

 

はぁ・・・またこういうヤツか。

 

 

自然に挨拶を使い分ける?

その人の主張としては、「初めて会うor話す相手なのに、全然お世話になっていないのに、」お世話になっておりますと言うことがおかしいというのです。

初めての相手ならはじめまして、久しぶりならご無沙汰しております、気の知れた方ならこんんにちはと自然な挨拶をしよう、と。

 

私はこれを読んで一番に思ったのは、「面倒臭くてやってられんわ!」でした。

 

年間で数百人と名刺交換をし、しかも10年くらい仕事をする立場からすればですね、「はじめまして!」なんて言って、「いやぁ・・・はじめましてじゃないんですよ」なんて言われるのはリスクでしかない。

覚えていろと言われましても、10年前に名刺交換した人を覚えていますか?

忘れることもあるだろ。

挨拶なんてところで、気まずい思いをしたり、相手にちょっとでも不快感を与えないためにも、「お世話になっております」で統一でいいなと思いました。

 

会社としてお世話になっているという考え方もありますね。

その通りで、こっちが正しい回答ね。

 

 

思考停止?大いに結構だ

「何も考えずに『お世話になっております』なんて言うのは思考停止だ!」というご意見もあるでしょう。

はい、その通りです、思考停止しています。

 

なぜかというと、その先の「本題」「商談」「折衝」、こちらの方を思考しているからです。

挨拶なんてノー思考でやり、脳の使用量を極限まで減らしているからです。

全部「お世話になっております」で統一すれば、ノー思考・ノーリスクです。

 

 

マナーは「話し合い」のテーブルに乗る手段でしかない

こういう、ちょっとしたマナーとかお作法的なものって、コミュニケーションを円滑に進める「潤滑油」みたいなものなんですよね。

 

「暑いですねー」「ええ、暑いですね」みたいなやりとりに「暑いなんてわかってるわ!」とか答えたり、エレベーターや出口までお見送りするのを「エレベーターの場所くらいわかるわ!」って言いたくなるのでしょう。

でも、その言葉や行動は、別の意味もありますよね。

 

商談を実りあるものにするためにも、お互いの要望を擦り合わせるためにも、円滑なコミュニケーションができる雰囲気を作ることが必要じゃないですか。

 

アイスブレイキングの会話なんて、別に何でもいいんです。

もちろん、相手の喜びそうなネタがあればそれに越したことはありませんが。

 

そりゃね、私だって、「稟議を上げる時は傾けて、次の人にお辞儀をしているようにする」とか謎ルールは、面倒臭いから反対ですよ。

(そうじゃなくても印鑑を斜めに押してしまうこともあるけど。)

 

でもそうじゃない、ちょっとした「共通認識」を育てるための所作・マナーなんかは、やっていて損はないのです。

 

箸の持ち方の時も同じようなことを書いた。 

www.dokudamiyoshiko.com

 

 

ちなみに「スーツ」については、実は欧米の方が厳しい。

スーツをちゃんと着られていない人は、そもそも商談のテーブルに上がれない。 
www.dokudamiyoshiko.com

 

 

ゴタクはいいから、さっさと仕事しろ

ここからは私の偏見ですが、前置きみたいな「お世話になっております」に対して色々と考えている人は、その先のことをあまり考えていないことが多いのです。

 

その先とは・・・商談・折衝・話し合いの場で、どうやってうまくことを進めるかとか、着地点をどこに見出すのかとか、何をどう聞けばこちらの想定したゴールに向かうか、などなど。

 

考えることは、山ほどあるし、そちらの方が成果に繋がる。

 

マナーは抑えつつ簡素に。

提案・プレゼン内容に最大限に力を注ぐ。

・・・成果に繋がることをしっかり考えたほうが、自分の「成長」に繋がるよと、ババア的には思うのです。

 

つぶやきの主からはブロックされているから伝わらないけど。

 

 

 

こちらもどうぞ 

www.dokudamiyoshiko.com