こんにちは、ドクダミ淑子です。
「明日、飲み会だから夕飯いらない」
月曜の夜に夫が私に言いました。
ということは、私の夕飯もフリーダムじゃないか!
急に心躍る私。
最近の私は、焼肉への思いが募っていました。
肉を焼いて食べたい、できればカルビとハラミ、特にハラミをたくさん食べたい・・・
夫と一緒に行けばいい話なのですが、それはちょっといいホルモン焼きのお店があるので、そこに行くのです。
そうじゃなくて、安くてもいいから、味付けでごまかされた肉を、焼いて、モリモリと、食べたい!!
そう思った私は、翌日は「今日は何食べようかな~」を考えながら1日を過ごし、ジムで汗をかき、シャワーを浴びて、ジムを出てきました。
その時間、午後10時。
22時。
本来、ダイエッターなら、何も食べずにそのまま寝る時間です。
自宅vs外食
しかし、私の食欲は止まりません。
もういい!今日は肉を、食べる!!
今日のメニューは決定です。
そこで迷うのは、スーパーで食材を買い、自宅でフライパンで焼いて食べるか、お店に行くかです。
やはり、スーパーの方が安く済むでしょう。
でも!
私は今日は、外で食べたい。
壁やカーテンに臭いがつくことを気にせず、七輪の上で、思う存分に煙をモクモクさせて、肉の焼ける臭いをかぎながら、レモンサワーが飲みたいのです。
そうと決まれば、行こう、焼肉屋へ!
どの店にするか?
しかし、「女×一人焼肉」というものは、ちょっとばかり心理的ハードルが高いものです。
私も図太い神経が自慢ですが、久しぶりの一人焼肉にはちょっと身構えてしまいます。
しかし、今回の焼肉欲はすさまじい。
これを逃したら一生後悔するかもしれない・・・そう思った私は、狙いを定めたチェーンの焼肉屋『牛繁』のある通りに向かいました。
まずは外から店内を見回します。
1人で入れそうな雰囲気かどうかを見極めるのです。
満員御礼のところに1人で入るのはやっぱりちょっと嫌だし、できれば隣の人の視線を気にせずゆったり肉と向き合いたい。
しかし、狙いを定めた牛繁は、なんと2階!
どうする?どうする?
しかし私には確信がありました。
「この店はそんなに繁盛していない!」
22時時点でもう人がまばらで、しかも目立たない場所。
これは行ける・・・というか焼肉が食べたいから行く!行くのだ!
カランカラーン♪
一人で行くのにいい店を見つけた
ドアを開けても、「いらっしゃいませー」の声もありませんでした。
先客は、2組だけ。
いいっ・・・!
少ししたら出てきた店員さんに「一人です」と宣言し、先客のいない方向の席に案内してもらいました。
一人でも、「席を埋めている」という引け目もなく、周りからの視線も気にせず、肉が焼ける・・・
いいっ・・・!
感動しながら、私は席に着きました。
注文はどうするか?
さてさて。
一人で焼肉となると、悩ましいのが注文です。
食べたいものを食べたいけど、お腹がいっぱいになりすぎる。
ということで、2皿+1杯でサクッと出よう!
2分くらい悩んで、決めたのがこちら。
元気カルビ(塩) 390円
画像は公式サイトより引用
上ハラミ(タレ)690円
そして、
丸ごとレモンサワー490円!
豪遊です!
私はこの黄金のメンバーを選出し、メガネで色黒でひょろっとした青年に注文を伝えました。
そして、ほどなくしてレモンサワーが到着し、七輪が到着し、トングと4種類のタレのボトルが置かれ、肉が到着しました。
ここから私の宴が始まります。
肉を焼く幸せを味わい尽くす
私は、大体2枚ずつ位を焼く派、そして生焼けでも食べちゃう派です。
七輪の真ん中に肉を置き、じゅわっとした感触と次第に出てくる煙を味わいながら、カッチカチのレモンがたくさん入ったサワーを飲む・・・
ああっ、幸せ・・・!
やっぱり、家では味わえない幸せだよね。
そして、あっという間に完食しました。
肉の味はというと、そもそもの選定条件に含まれていないのですが、まぁまぁの味。
しかし、それも、いいっ・・・!
満腹にはならないけれども、サクッと帰る
正直な話、2皿でお腹いっぱいになるかというと、全然ならなかったんですよね。
腹6分目くらい。
しかし、ここはグッとこらえて帰ることにしました。
レモンサワーもここからおかわりを投入したいところですが、グッとこらえて。
所要時間、30分。
でも大きな幸せが、そこにはありました。
一人焼肉も楽しいよね
この、肉を七輪に載せる→ひっくり返す→焼ける→取る→味付け→食べる、の中にはたくさんのドラマがあります。
全部書くと気持ち悪い感じになるので省略したけど。
二人だと味わえない、1人焼肉ならではの楽しさが、そこにはあるのです。
ひさびさに、結婚後初の1人焼肉をしてしまった背徳の夜。
またの機会を虎視眈々と狙っていこうと思ったのでした。
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