こんにちは、ドクダミ淑子です。
いつの間にか、『偽装不倫』の最新巻、3巻が発売されていました。
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今回は、こちらの感想を書いていこうと思います。
1巻・2巻の感想はこちら
恋に落ちる=シチュエーションに落ちるなのか?
3巻では、主人公・鐘子は、再び韓国へ行き、ジョバンヒ(ジョン/ジョバンニ)と再会します。
指輪だけもらってサクッと帰るつもりだったのに、やっぱりそうもいかず、あれよあれよとケーキとコーヒーを持って、自宅マンションまで連れて行かれます。
そしてジョンが、ペントハウス(最上階)のテラスに、バサッと白いテーブルクロスを引いて、「さぁ、ここで食べよう」と言った瞬間、鐘子はこう悟るのです。
「ああ、私、この人が好きだ・・・」
「もう、これは恋だ」
「私、ちゃんと人を好きになれるんだ」
そして、今までの婚活相手との面白くもない会話や、好きでもない人にサラダをよそうのが嫌だから婚活を止めたというエピソードが出てきて、だからジョンとは偽装不倫で楽しめばいいよね・・・と自分の偽装を肯定します。
ここで私は、こう思ってしまったのです。
「結局、恋に落ちるって、相手がイケメンとか、酔わせるような演出とか、そういうシチュエーション萌えで引っかかるんじゃない!?」
恋に落ちるというか、シチュエーションにやられるみたいな。
とりあえず、「アラサー独身モテない女は、ホテルで夜景を見せれば落ちる」みたいな感じってこと!?と思うようなシーンでした。
自分のために何かしてくれる人って嬉しいよね
そんな悪態をついた後ですが、でも、そういう風に、自分のために何かしてくれる人って、それがたとえベタな演出でも、歯が浮くようなセリフでも、やっぱり嬉しいと思います。
私のために、私が喜びそうだと思うことを、一生懸命考えて実行してくれたんですから。
モテない女なんて、そういうことをしてもらったことがない人がほとんどだからな(経験談)。
モテない女ほど、シチュエーション酔いには要注意
『偽装不倫』は、ジョバンヒは独身っぽくて、しかも病気っぽいことを匂わせているので、まぁ結果的には独身同士の付き合いになりそうです。
でも、独身モテない女性をシチュエーションで酔わせて、落とそうとする既婚男性には、本当に注意したほうがよいと思うのです。
モテない女だと、簡単にそういうのに引っかかるからな(経験はないけど)。
私は不倫経験はないので他人事で語りますが、やっぱり18歳から20年間も大物芸能人と不倫していた女性が41歳で孤独死とかいうニュースを見ると、どう考えても不倫なんてやめたほうがいいと思っています。
舞台は日本へ
不倫自体は断固拒否派ですが、4巻では舞台が日本になり、それはそれでまた展開が楽しみではあります。
宮沢賢治の故郷である岩手が、カラーマンガでどのように描かれるのか・・・続きは夏頃の発売なので、LINEマンガではなく、単行本が出るのを楽しみに待っていようと思います。
ドラマ化するらしいよ
こちらのマンガですが、7月~の新ドラマで女優・杏さんが主演でドラマ化するんですね。
原作では、日本人と韓国人の恋ですが、ドラマではちょっと違うキャストのようです。
宮沢氷魚さんが、伴野丈(ばんのじょう)という役を演じます。
うーん、とりあえず1話は見てみて、続きを見るか決めようと思います。