こんにちは、ドクダミ淑子です。
『偽装不倫』2冊イッキ買いしたので、2巻目も感想を書いていこうと思います。
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1巻の感想はこちら
2巻のあらすじは?
公式サイトによると、2巻はこんな内容でございます。
・・・って、1巻とあんまり変わらない内容なんですけれども!!!
2巻では、韓国での旅先のアレコレが終わり、日本に帰ってきてからの話が中心になります。
お姉ちゃんの指輪を無くしてしまったこと、そしてお姉ちゃんの秘密、韓国に帰らなければいけないという振り・・・という内容ですかね。
ジョンと鐘子が、2人の名前(ジョバンニとカンパネルラ)に運命を感じてしまう話がありました。
なぜ人は、そういう些細なことを見つけては運命を感じてしまうのだろう?・・・ということを書こうかと思いましたが、それよりも私がショックだったのは、鐘子のお姉ちゃん、葉子のことでした。
お姉ちゃんと自分を重ねてしまう
お姉ちゃん、バリバリ働くキャリアウーマン、35歳。
旦那さんは年収一千万クラスのエリートサラリーマン、そして超優しくて気遣いができ、さらにイケメン。
そんな旦那さんをゲットしたお姉ちゃんですが、実はピンクの髪の毛をした23歳の男の子(名前は風太・・・ってレッサーパンダかよ!?)と不倫をしていたのです。
そんな予感は1巻からしていましたが、私は結構これにショックを受けたんですよね。
お姉ちゃんが、まさかねぇ・・・。
若造の方が35歳と恋愛をするという理由はなんとなくわかるんです。
本人も言っていますが LINEやインスタでのコミュニケーションとか、独占欲からの束縛とか、少しのことでも不安になっちゃうような若い女子に疲れたところで、ちょっと大人の、落ち着いた女性に癒しを求める・・・そういうことはなんとなく分かるんです。
でも、お姉ちゃんが素敵な旦那さんとの生活がありながら、若い男の子・・・しかも一回りも年下の男の子と、わざわざ結婚していることを隠して恋愛する意味っていうのが、いまいちよくわからないのです。
そしてそれに、私は引っかかってしまうのです。
それはきっと、今の私がお姉ちゃんのように(イケメンではないかもしれないけれども)素敵な旦那さんを捕まえて、幸せに過ごしていて、12歳も年下なんてもう弟どころではなく息子ぐらいにしか思えないというようなババアになってしまったからかもしれません。
オバサンに甘んじて、好き放題生きています。
「私、おばさんだから」
「葉子さんは全然おばさんじゃないよ」
・・・そんな半分嘘で半分本当みたいなやり取りを、私はもうしたくないけれども、お姉ちゃんはまだ「私おばさんだから」と言ったら、否定してくれるような人を求めているのかもしれません。
満たされないって恐ろしい
私は仕事の面で、マンネリだったりとか飽きるというような気持ちを感じ、戸惑っています。
もしかしたら、仕事へのマンネリと同じように、いつかこの穏やかな生活にも飽きが来て、刺激を求め、「おばさんじゃないよ」って言ってくれるような人を求めたりとかするのだろうか・・・と、私はお姉ちゃんを見ると自分のことが心配になるのです。
でも、そんなふうにモヤモヤしたりするのも、きっと私が暇だからなのでしょう。
もしも小さな子どもがいたら、そんなことを考えている余裕もきっとないでしょう。
私は子どもが欲しいと思っている派ので、そのうちこんな悩みなんてすっかり忘れてしまうと思います。
でも、だからこそ、私は今、自分が感じている幸せについてをしっかり残しておきたいし、その幸せを壊さないような努力をし続けていかなきゃいけないと、お姉ちゃんの不倫を見て、思ったのです。
今のところ、 夫との毎日に飽きる気配は1㎜もないけどな。
最後の方は、さすが韓流ドラマを意識して作ったマンガだけあるなぁ・・・というベッタベタな展開でした。
3巻は2019年の春頃発売ということなので、春はいつなのかわかりませんが、続きを楽しみに待っていようと思います。
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