ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

「感想を書く」と「薦める」、「批判する」と「誹謗中傷する」は全然違うのに

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こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

傷つきやすいガラスのハートをお持ちの方と読解力がなさすぎる方が、増えているなと思う今日この頃です。

 

 

「感想」を書いているんだよ?

私はこのブログの中で、「感想」を書いています。

書籍・マンガ・テレビ・映画などなど・・・どれも自分で見たり読んだりしたものです。

 

ただ、この「感想」を、「オススメ」と変換している人が、意外と多い気がするのです。

まぁ別に、どっちでも良いっちゃ良いんですけれどもね・・・

 

私が「感想」と書いて記事を書くのは、心が揺さぶられた時です。

それは、「感動した」「すごく良かった」「オススメしたい」という時もあれば、「これは違うんじゃない」「読んでいてイライラするわぁ」「反論したい!」という時もあります。

逆に、心が揺さぶられなかったり「ほう・・・」くらいのレベルだったりすると、読んでも感想文を書かないことがあります。

 

だから別に、感想をアップした=みんなも読んでとオススメしている というわけではないのです。

だって、あくまで「感想」なんだもの。

 

 

「批判する」=人格否定と誤解している人も多い

同じような話で、誰かの言葉や文章を批判すると、それは「誹謗中傷」「名誉棄損」「訴える」となる人もいますね。

 

私はたまに批判っぽい文章を書きますが、それは別にその人の人格を否定したいからではなく、「私と違う意見だ」「これを言うのはひどいと思う」「共感できない」ということであります。

批判しているのは、その人の発言であり、その人の行動です。

決してその人自身や「人格」「人間そのもの」を否定しているのではありません。

悪人だとか、消えろだとか、そういうことを言っているわけではないのです。

 

しかし。今の世の中で批判っぽいことを書くと、すなわち「悪口」「人格否定」「誹謗中傷」・・・となってしまうのです。

おかしくないですかね?

 

Amazonレビューで★1つ付ける人が酷いとか、メルカリで「普通」の評価をつける人は業務妨害とか・・・もう訳が分かりません。

 

 

「アンチ」って何なんだろう

そしてイマイチよくわからないのが「アンチ」という存在。

有名になればアンチが出てくるのは当たり前と言われていますが、それもちょっと疑問です。

 

たしかに、何もかもに、いちゃもんを付ける人達もいるでしょう。

辻ちゃんなんて、面白い程アンチからのコメントで炎上していますよね。

 

私は、上のように、境界線がわからないとか、認識が間違っているとかの問題と、アンチの問題って似ていると思うのです。

 

Aさんと、Aさんに対してアレコレ言う人を「アンチ」と呼ぶと、こういうことになっているのではないでしょうか?

 

  • Aさんは、以前のファンが付いていた時代から変わってしまったので、ファンがアンチに変わってしまった
  • Aさんは、犯罪まがいのことをしている
  • アンチは、「Aさんにはこう言ってほしい・こうしてほしい」と言って、Aさんの行動をコントロールしようとする
  • Aさんは、周りからの「意見」「感想」を「アンチの批判」と変換してしまっている

 

批判活動だって、大きなモチベ―ションがないとできません。

 

実際、私は某プロブロガーに飽きてしまいました(たまに思い出す程度)。 

www.dokudamiyoshiko.com

 

強いモチベーションを持って「批判」している人の意見を「アンチ」として切り捨てるのはどうかと思うし、でも「Aさんにはこうなってほしい」と、自分の希望を相手に押し付ける人もどうかと思うのです。

 

 

あなたは相手ではないし、相手はあなたではない

先日書いた、自分の問題と相手の問題をごちゃ混ぜにしていないか問題 と結論はほぼ一緒になってしまうのですが、ネットで様々な人と意見を交わすことができるようになった今、「線引き」がしっかりできない人が多くなっているのではないかと思うのです。

 

芸能人が独身だからと言って、あなたと結婚するわけではないし、芸能人が結婚したからといって、失望する意味もない。

あなたがどれだけ「ウインナーをてんこ盛りにするのはやめてほしい」と言っても、辻ちゃんはウインナーを嫌いになったり、控えたりはしない。

 

それでも何かを変えたい、となると、大きな声を上げ、しかるべき機関を動かし、世論を動かし、法律を変えていく・・・とにかく成果に繋がる行動に出るべきでしょう。

そこまで情熱を持って取り組める人は、もはや「アンチ」ではないのです。

 

私はそこまで情熱を持って取り組みたいことは今のところないので、ただただ「感想文」を書き、「批判」をするだけなのです。

 

 

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