ドクダミ自由帳

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【映画感想】伊藤くんA to E 評価されることを恐れずにアウトプットし続けるべし

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こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

スイーツ映画(少女マンガみたいな胸キュンもの)って、見たいような見たくないような・・・ 微妙なお年頃、33歳既婚者です。

 

そんな私ですが、今回ジャケ買いならぬジャケ借りで、『伊藤くんA to E』という映画を借りて見てみました。 

 

www.ito-kun.jp

 

原作は小説なんですね。

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どんなストーリーなの?

公式サイトには、このような紹介文が掲載されています。

 

20代半ばで手掛けた大ヒットTVドラマ「東京ドールハウス」で一躍有名になったものの、ある出来事がきっかけで新作を書けずにいる落ち目のアラサー脚本家・矢崎莉桜(木村文乃)。

ドラマプロデューサー田村(田中 圭)からも勧められ、自身の講演会に参加した【A】~【D】4人の女性たちの切実な恋愛相談を、再起をかけた新作脚本のネタにしようと企んでいる。

そんな彼女たちを悩ませ、振り回している男の名前が偶然にもすべて“伊藤”。莉桜は心の中で「こんな男のどこがいいのか?」と毒づきながら、脚本のネタのために「もっと無様に」なるよう巧みに女たちを誘導する。

そして、莉桜は彼女たちの取材を重ねるうちに、【A】~【D】の女たちが語る【痛い男】=“伊藤”が同一人物ではないかと考えはじめる。 

 

公式サイトには、この続きが書かれているので、見る気はないけれども内容が気になる人はどうぞ見てみてください。

 

 

勝負しない男、伊藤くん

私は、この映画の伊藤くんを見ていて、すごくイライラしたんですよね。

  • 「脚本家で成功したら」と夢を語る28歳フリーター
  • 「俺はやればできる」と言っている
  • そのくせ、何もやらない(脚本もちゃんと書かない)
  • 自分のカッコ悪いところを見せたくない
  • 女の子をもてあそんで喜んでいる

 

「痛男(いたお)」と様々なところで書かれている、この伊藤くんですが、私が印象的だったのは、この話でした。

 

「作品を出さなければ、評価されることがないから傷つくことがない」

「俺は何者にもなりたくない」

 

脚本を一度も仕上げたことがない伊藤くんは、評価されること・バカにされること・自分が傷つくことを極端に嫌うため、「作品として世に出すと評価される。だから評価されるものを出さない」という方向に進むという、なぞの理論で動いている男でした。

そして、落ち目になっているアラサー脚本家に対して、「無様だ」とバカにします。

 

言いたいことはわかるけれども、でも、私は主役の莉桜ちゃんと同じ考えだな。

無様でも、バカにされても、叩かれても、世に出して勝負したい。

私の場合は「勝負」なんてレベルじゃないけれども。

でも、書いたものは100%公開しているし、このブログで書いた記事を途中で削除したことは、まだ一度もない。

 

 

傷つく勇気を持たないと、人生楽しくないんじゃない?

伊藤くんは28歳で、まだ「傷つきたくない」って言っています。

傷つきたくないから、何もしないで今まで来てしまった。

プラスマイナスはゼロかもしれないけれども、経験値もゼロなんですよね。

このまま、傷つかない方法を考えながらずっと人生を歩んでいったら、本当に楽しい人生になるのだろうか?とババアは心配になります。

 

「俺はまだ何者でもない」と言いながら30歳・40歳・50歳とどんどん年をとり、80歳になっても「俺はまだ何者でもない」なんて言っていられるのでしょうか。

 

「物事を始めるのに、年齢なんて関係ない」っていう言葉があります。

高齢者に対してはそれは正しいのですが、若者には「なるべく早いうちに始めなよ」って言いたくなります。

そのほうが、経験を積める年数が長くなるからです。

勝っても負けても、成功しても失敗しても、経験値はたまります。

極端な話、負け続けても、経験値はたまるのです。

 

傷ついても、バカにされても、叩かれても、発信して、評価されるために、作品を世に出したほうがいい。

だからネットで物議をかもしている意見とかは、その意見の賛否はどうにせよ、個人が責任を持って自分の意見を発信しているのは良いと思います(人を傷つける行為は除く)。

 

 

「みんなあなたのことバカにしているよ」はいただけない

私はどちらかというと、伊藤くんよりも、アラサー落ち目脚本家の莉桜さんに共感してしまうのですが、1つだけ「それはアカンやろ」という部分がありました。

 

それは、莉桜が伊藤くんを「みんなあなたのことバカにしているよ!童貞で・・・(以下略)」と言うシーン。

「みんなが・・・」という主語で、自分以外の人のことを言いつつ、「世間の評価」を語るのが、なんか「世間の目を気にしつつ生きています、私」っていうのがムンムンして、私は違和感がありました。

 

「世間からどういわれようとも、私は私なんだ」って言ってほしいなと(勝手に)思っていた莉桜が結局、世間からの評価ばかり気にして、それで病んでいるのが明らかになったというか。

まぁ実際「今のドラマ業界のやり方では、いい作品ができない」みたいなことを言っているくらいだから、莉桜はそういうキャラなんだろう。

 

 

さて、こちらは恋愛映画なのですが、私は28歳フリーターの伊藤くんのセリフにばかり心を奪われてしまいました。

女子A~Dの恋愛に対して、特に書かず、伊藤くんと莉桜の直接対決ばかりを書いてみましたが、女子A~Dもなかなか痛い女子ばかりなので、恋する女性の闇を覗いてみたい方はぜひ映画or小説をご覧ください。

 

 

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