こんにちは、ドクダミ淑子です。
私は学生時代は、「周りからこう思われたい」の塊でした。
そのあたりはこちらをご覧ください。
だから、周りの目を気にせずに趣味を楽しむ人、特にオタク趣味を隠さずに、集団でグフグフ言いながら、二次元・同人誌含めた創作活動をしている人は、正直なところキモイと思っていました。
そして高校生の時に、そういう「キモイ」人が大量にいたのが、文学部。
私は自分の部活(同じく文化系)に行く前に文学部の部室を通り、通りながら横目で、THE☆オタクな見た目をした方々と、大量のマンガと小説の入った本棚を見て、「うわ・・・キモッ」と心の中で言っていました。
ところが、です。
あれから20年弱経った今、気づけば私はどうやら文学部みたいな活動をしているようなのです。
きっかけは、#3000文字チャレンジ
きっかけは、3000文字チャレンジに参加したことでしょう。
何度かこのブログで書いているのですが、3000文字以上×週替わりのテーマを守りつつ、自由に書く。
ただ、それだけ。
そして書いたらTwitterで、#3000文字チャレンジ とハッシュタグを入れてつぶやくと、どこからともなくワラワラと人がわいてきて(失礼)、読んでくれて、感想を言ってくれる。
そして大体の人が褒めてくれる。
しかも、べた褒め。
褒められなれていないし、普段は「褒められても迎合はせん!」「褒められても何も出てこないぞ!」と言っていますが、やっぱり褒められると・・・嬉しい。
テーマによっては考えても出てこないのでスルーすることもありましたが、出てきたら書く。
書いたら、誰かが見てくれる。
まだ2回しか書いてないけど、なんとなく、3000文字チャレンジのメンバーになれている気がする。
それもまた、よい。
・・・ってこれ、まさに文学部の活動じゃないですか!?
文学部って、「小説家になりたい」って子もいると思うけど、 ただ単純に「書くのが楽しい」「書きたいから書く」っていう子もいると思います。
収益よりも、自分が楽しいかどうか、仲間とワイワイ楽しめるかどうか。
好き勝手に書いて、感想を熱く語り合って、おしまい・・・そんな3000文字チャレンジって、とても文学部的だなぁと思ったのです。
好きなものは好きと宣言できる気持ちよさ
以前も書いたことがありますが、私は「好きなものは好き!」と、胸を張って大きな声で言うのを少しためらうような人間でした。
カッコつけて、上手いことを言おうとして、個性的だと思われたくて、人と違ったことをあえてする。
まぁ、人と違ったことをするのは自然にやっちゃうところはありましたが。
それでも「人の目」というのをとにかく気にしていました。
だから、高校時代に文学部で、人の目なんて一切気にせず楽しそうにしている人に対して、うらやまし過ぎて、「キモい」と忌み嫌っていたのでしょう。
なかなか、こじらせてますね・・・
というか、よく考えたら本当にキモいと思っているなら、目をそらして見ないようにすればいいだけなのに、あえて横目でチラチラ見ているところが、すでに意識しているんですよね、今考えると。
なかなか、こじらせてますね・・・
でも今は、好きなものは素直に「好きだ」と言った方が気持ちがいいし、楽しいということに気づきました。
ラルクが好きということを公言するようになったし、先日のHYDEさんの50歳の誕生日も、念を送ってお祝いしました。
HYDEさん・・・ではなく、「好きなものを描く」という、私と同じ気持ちを持もつ人たちが、この団体には集まっているのでしょう。
全くもってキモい話です。
キモダミ・キモ子です(弱虫ペダルの御堂筋くん)。
1人から始めても仲間はできる
この、3000文字チャレンジの主催者のこぼりさんと出会えたことは、私にとってすごく意味のあることだったと思っています。
こぼりさんは、いうなれば、文学部の部長です。
テーマだけ決めて、あとはみんな書いてきてねっていうタイプの部長。
そして、みんなで読みあう会を作り、読んで本人も感想をくれます。
先生とか師匠じゃないので、アドバイスとかはしません。
そういうタイプの部長。
これもまた、素敵。
でも、1つ不思議なのが、私はこぼりさんと一体どこで出会い、どんなことで意気投合したのかということを全く覚えていないのです。
私は2017年の7月から、ちまちまとブログを書いているのですが、それをなにかの偶然で読んでくださってTwitterでコメントを頂いたのがきっかけだ たような気がします。
だから、私の文学部的体験というのは、始まりの始まりを考えると、「1人文学部」なのかもしれません。
自分1人で、「私はこういう人間だ!」「私はこう思う!」と書き続けていたら、それにリアクションくれる人・共感してくれる人・読んでくれる人が自然が集まってきた、きっとそんな感じなのだと思います。
初めから「友達を作ろう」とか「仲間を集めよう」なんて風に思わなくていいと思うのはそこで、私は、自分1人で始めて、やり続けていれば、自然と部活みたいな集まりができたのです。
しかもタダで。
そう、私たちは子供の頃に、友達を探すのにお金を払っていましたか?
習い事とかはお金払うけど、それは何かを身に付けるためです。
学校の友達にお金を払って付き合うことはないし、それをやるとイジメとかカツアゲになります。
だから、オンラインサロンとかは、意味ないと思っているし、多分一生入らない。
入らなくても楽しいし、部活的なことができるようになったもん。
そして、人の書くものに「添削」「指導」するような人にもついていかない。
私は私だし、ブログの「神」「正解」なんて存在しないから。
のびのびやらせてくれる部長の元だから、私は楽しくかけるし、また参加したいなって思うんですよね。
好きなことを書けばいいじゃん
ということで 私がオススメしたいのは、「好きなことを、好きなように書け」ということです。
好きなことを書けば、この広いネットの海の中には、気が合う人がどこかしらにいます。
無理して意識高いことを書かなくても、無理して炎上しそうなネタを書かなくても、ブログの神ぶらなくても、始めは誰も読んでくれなくても、自分自身が楽しめればそれでいいじゃない。
それが1人文学部、そしてネット文学部の楽しみなんじゃないでしょうか。
私のオススメ、それはグフグフ言いながら楽しむこと
そんなこんなで、私はいつの間にか昔キモいキモいと言っていた文学部みたいな活動をやっています。
それも、エモい気持ちを込めて。
・・・エモいの意味がよくわかっていないです、ババアなんで。
私は平日はそこまでブログを読むのに時間をかけたりしないのですが、土日はグフグフ言いながら、3000文字チャレンジを読みあさり、「お宅もやりますなぁ」といいねを押し、たまには感想を書こうかなと思います。
ということで、私は1人文学部&ネット文学部をおすすめします。
この収益がなんだかんだと言われている時代に、それが第一目的じゃない人が、探せばいるのです。
キモかろうと何だろうと、関係ない。
同じようにキモい仲間はたくさんいますのでご安心して飛び込んできてください!
グフフ
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