ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

「思考の浅さ」という病

こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

はあちゅうさんのインスタのサブスクを見て、そのあまりの浅さに、戸惑っています。

 

満を持してスタートさせたはずなのに、まずは「お前が私に金を払う理由」だし、本の引用(表紙の写真を撮って引用しただけ)だの、庶民も行くようなお店の羅列や、逆に「そんなオヤジ臭のする場所書いてキラキラ感ゼロどころかマイナスだけど大丈夫?」みたいなスポットの紹介とか。

 

全体的に「誰得!?」の嵐。

熱狂的なファンならありがたがるかもしれないけど、「はあちゅうさんがオススメするニュー新橋ビルに行きました!聖地巡礼!」みたいなファンは日本全国に何人いるのやら・・・

 

「インスタだから読みやすいように薄味に」と意識しているのかもしれないけど、そんなに文章読めない人はそもそも登録しないと思うぞ。

 

そんなことを考えながら、彼女はもう「思考を深める」ということが出来なくなっているんじゃないか?と思ってしまう。

 

思考を深めるよりも、どんどん新しいことに飛び付いて、ダメならまた新しいことをする。

そうやって「行動している!」ということで満足してしまっているんじゃないか。

 

 

行動力と同じくらいに大事なもの

彼女だって昔は、そんなに行き当たりばったりでもなかったと思うんですよね。

 

たとえば、週末野心手帳。

忙しい平日にも、週末に何をしようか考えたり、夢や野望を書き出して、それを週単位・月単位・年単位で見直していく・・・みたいな、いわゆる「PDCA回しまっせ!」な手帳なんかをプロデュースしているし。

まぁその辺は、相方の村上萌さんが考えていて、はあちゅうさんはそれに乗っかっているだけかもしれないけど。

 

行動力は大事だけど、大人になればなるほど、行き当たりばったりの行動力だけで生きていくのは難しくなってくる。

深く考えて、計画立てて、進めていくことが、行動することと同じくらい大事になってくるのだ。

 

 

「思考が浅い」は自分一人では気づきにくい

思考が浅いという病が厄介なのは、自覚症状 がないというところだと思う。

 

だいたいこの手の人たちは、カフェがなんかでノートPCを見ながらカフェラテなんかを飲んで「思考を深めています!」と言えば、思考が深まっていると思いがちなのです。

でも、実際のところは「私は考えています」と言っても何をどう考えるのか、どうやって今の課題を掘り下げてそれの解決手段を考えるのか、ありとあらゆる可能性を書き出してそこからメリットデメリットを見出したりして判断していく・・・ということが出来ているのだろうか?

せいぜい、「これが流行っているから私もこれをやってみようかな」とか、その程度。

でもそれを「SNSでリサーチして、行動しました!」みたいな風に書いて、なんとなく仕事をしている気持ちになっている。

そしてその繰り返しで、ますます浅い思考の人間になっていくのです。

 

でも、それは仕方ないのことなのかもしれません。

彼女はフリーランスですから、彼女の長期的な成長を見据えて育てていこうという人はいないのですから。

フリーランスとしてちゃんとやっていくためには、会社員時代にしっかり育ててもらうか、独立してからお金を払ってメンターのような方に自分の計画や行動をチェックしてもらったり、壁打ちしたり、一緒に考えてもらったりするというのが必要だと思います。

 

思考を深めるためには、誰かと対話するか、自分自身と対話することが必要だからです。

 

って考えると、凡人においては、会社員でいることが一番成長につながると思いますね。

働いていると、課題なんてものはどんどん降ってくるし、それを解決することは会社の利益につながるので、協力してくれる人もいる(はず)。

フリーランスの場合、自分の成長というのは自分で作るか、Win-Winの関係でお互いに育てあったり育ててもらったりするか、それか損得勘定抜きに「この人の力になりたい」と思ってもらえるような人間になれるかどうか だと思います。

 

そうやって、やりたくないけれどもやらねばならぬことだったり、相手と一緒に考えていくことだったりというのを積み重ねていくことで 人は思考が深まっていくのだろうな、と私は考えています。

 

 

サブスクが盛り上がる気配を感じられない

はあちゅうさんのサブスク。

あれはこれからどうなっていくのでしょうか。

 

本の中で好きなフレーズを引用だけして、何かいいこと言った気になっているけれども、彼女はきっとその文章の浅さに気づかないでしょう。

なぜなら、誰もそれを指摘してくれないから。

そして、本を読んでいたり、フレーズを覚えているということが深い思考だと思っているだろうからです。

 

本当に大事なのは、その言葉をどうやって受け止めて、どうやってこれからに活かしていくかというところなんだけれども、浅い思考の人は「良いこと(他人の言葉)書いてやったぜ!」で止まってしまいます。

 

名言集 みたいなものを なんて、今時インスタ を始め色々なところに溢れています。

そんなものを有料で公開して誰が喜ぶというのでしょうか?

「はあちゅうさんの言葉を読みたい」人に対して、他人の言葉の引用を送って満足するのだろうか・・・でも彼女はその浅さに気づいていない。

 

ただ、ネタ切れをしていることには さすがの彼女も気づいているのでしょう。

そのために何をするかというと、「港区にネタを仕入れに行く」というのが笑っちゃうけど。

 

結局、彼女は誰かの言葉を拾って発信するだけしか出来ないのでしょう。

拾える言葉がなくなってしまったらそこから 発信できることがなくなってしまう。

 

彼女が書けるネタは本当はたくさんあると思う。

でも、彼女は絶対に自分の腸(はらわた)を見せたりはしないで、加工した顔面よろしく、キラキラを装いながら、他人の言葉や他人の生き方をパクり続けるのだろうな・・・と思いました。

 

写真は本編と関係ないトリキのチャンジャとプレモルです。ちびちびやりながら貴族焼を待つのがいつものスタイル。

 

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