ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

「ミズモノ」の仕事との付き合い方

こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

先日、「都合が悪くて行けない」を「行きたくない」に自動変換する、やっかいな人と話しました。

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色々と話をしたのですが、その流れでこう言われました。

 

「本流から離れないで欲しいんだ」

「本流って何ですか?」

 

 

自分用語で言われましても

「それを考えたのがあなたでしょう?」

 

この人はいつもそうやって、最終的には「それはあなたの仕事でしょう?」と言ってくる。

責任の所在をハッキリ持たせたいのは分かるんだけど、今の問題は「本流」って何さ!?という話。

共通言語でもなく、今までよく会話してきた言葉でもなく・・・

 

いきなり「それ」と言われましても、困るんですけど。

 

こんな時に私の言語化力が覚醒するのだ。

 

「○○さんの言う“本流から離れる”っていうのはつまり、目立ちたいがための施策をして、本来の採用したい人材から離れた玉石混交のとりあえず頭数を集めること、って意味ですか?」

 

「・・・そうだけど」

 

だったらそうハッキリ言ってくれよ・・・と思いつつも、会話を続けました。

 

「でも、数を集めたいってお客さんが言うなら構わないけど」

構わんのかーい!?

 

「要は、“握り”の問題やね」

何で関西弁やねーん!?(私も関東人)

 

面倒臭がり人間の私が、そんなワケわからんことやって人数だけ集めて結果が伴わないけど「どんな人でもエニシングオーケー*1」みたいな迷走するとお思いですか?

っていうか、舐めてんのか!?

 

 

絶対に自分では決めないマン

話をしながら、そういえばこの人は、「絶対に自分では決めないマン」だったということを思い出しました。

「要は“決め”の問題やね」と言って、クライアントには決めさせるし、私にも何かと決めさせようとするけれども、自分では何も決めない。

 

「自分は選択肢を提示するのが仕事ですよ」を徹底している。

そのくせ、上手く行かなかったら「あなたが決めたことが間違っていた」と言う。

じゃあ、何のためにあなたが存在するのですか?と思ってしまうこともあるんだけれども、選択肢を提示するだけだから結果がどうなろうとも関係ないのかと言ったらそうではなく、「出来うる限りサポートしたい」と言う。

イライラしている時は「出来うる」の「う」までが腹立ってくることもある。

 

それでいて「本流からブレるな」「それは本質ではない」みたいなことを言うから、さらに腹が立つ。

 

 

「結果」がなかなか出ない世界

・・・と、腹立つわぁと思っているという話ばかり書いたけれども、我々の業界での営業やコンサルタントって、何が良いのかわからないところはあると思う。

最終的に「他人(求職者)」の動きが結果になるから、自分の努力次第でどうにでもなるところと、どうにもならないことがある。

 

そしてその他人に見せるのが「他社の魅力」であり、その魅力への印象は「人それぞれ」なのだ。

時々「ミズモノだからね」といい意味でも悪い意味でも言われることがあるけれども、まさにそれで、自分達の意思だけでどうにもならない世界がそこにあるのだ。

 

だからこそ、自分の中で何か「軸」となるべきものを持ちつつ、新たな知識をインプットし続けないといけないと思うんだけれども、自信がなくなるとどうしても「責任」を負いたくなくなってしまうのかもしれないな。

 

彼は、ため息交じりに言った。

「もう俺は最近の若い人の気持ちがわからんよ」

 

多分それは「昔はわかっていた」の方が傲慢なんだろうな・・・と思いながらも、そういう「おこがましさ」みたいなものを持ちながら、自分の考えを信じて自信満々で仕事をした方がいいのではないだろうか、と思った。

 

(それはそれでムカつくけれども)

あ~あ~川の流れのように~おだやかに~この身をまかせていたい~

 

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*1:『投稿!特ホウ王国』(日本テレビ系・1995-1997年)でのリサ・ステッグマイヤー氏のセリフ。