ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

広い視野を持つためには


こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

育児の悩みというのは、本当にどんどん変わっていくものですね。

1つ1つの悩みに直面して、向き合って、「解決」や「正解」ではないけれども、なんとなく「これかな?」みたいな答えに辿り着いた、かと思ったら別の悩みが出てくる・・・それの繰り返し。

ただし、厄介なのは、その課題と向き合わないで「スルー」「見て見ぬふり」をしていると、後でしっぺ返しを食らうということ。

それも、後になればなるほど、目を背けていた課題は、ハードになっていく*1

 

だから、「半年後はきっとこの悩みはなくなっているんだろうな」と思いつつも、その段階では真剣に悩み、試行錯誤し、なんとか自分と子どもなりの答えを考えなければいけない。

・・・ということを、色々なことを経験して、悟った。

 

でも、時にはドーンと「時間が解決してくれるさ」と構えていた方がいいこともある。

とにかく、自分の頭と心が忙しいのが、育児なのだと思う。

 

 

子どものイタズラとの付き合い方

私の去年の今頃は、子どものイタズラに困っていました。

 

どうしてこんなに、抽斗(ひきだし)に固執するのだろうか?

どうして加湿器をひっくり返すことに心血を注いでいるのだろうか?

ティッシュを出し続けるのはなぜだろうか?

子ども用の服を全部出そうとするのはなぜだろうか?

 

そんな時に、まめこさんのこちらの記事に救われました。

www.mamesodate.com

 

例えば、ティッシュペーパーを箱から無限に引っ張り出されるというのは赤ちゃんあるあるなのですが、それを通じて「つまむ」という動作を赤ちゃんが体得すれば、ぱたっとやらなくなります。実際うちの息子もそうでした。
それをやるのは一時期だけ、と終わりが分かっていれば、気が済むまでさせておこう(その方が早く終わるだろうし)という余裕も生まれますよね。

 

夢中になっていることから、なんとか引き離そうとしていたけれども、このブログを読んでからは少しだけ「今だけなんだ、ならばとことんやらせてみようじゃないか」って気持ちになった。

今となっては、私自身が「やめさせなければ」という事にこだわっていたのだろうな、と思う。

 

ちなみに、この抽斗やらドアやらを執拗に開けようとする問題は、動ける範囲が広がるにつれてなくなった。

「自分の触れる範囲」が狭かった分、そこに対して集中力が注がれていたのだろう、と思う。

自由に動けない分、ハイハイやつかまり立ちでしか家の中が見えない分、そこだけにこだわってしまう、というか。

 

 

見える世界が全てになりがち問題

話は少し変わるけど、育休中は、毎日のお散歩の前後or子どもが昼寝をしている間に行く最寄りのスーパーでやっているフェアコーナーがとても気になっていました。

九州フェア、北海道フェア、あるお菓子を大量に仕入れてピラミッドのように積んであることもあれば、「なぜこれを!?」というもの(ところてんとか)が大量に陳列されたりしていた。

今日は何が並んでいるのだろうか?と、とても気にしていたんだけれども、仕事が始まったら、その辺りが全然気にならなくなった。

 

今思えば、狭い行動範囲の中で関心を持つポイントが限られていて、そこに対して意識が集中していたのだと思う。つまり私も、自分の見える範囲の世界に固執していたということだ。

 

 

広い視野を持つためには

そんなことを思い出すと、よく「広い視野を持って考えることが大切です」とか言われるけれども、それって言うのは簡単だけど実践するのは結構難しいよな、なんて思う。

 

自分が何か問題や課題を抱えている時って、どうしてもそれで頭がいっぱいになるし、一つのことに集中していると他のことを考えるキャパは当然減るし、物理的時間的制約があれば考えている暇なんてなくなるし、心が何かにとらわれている時は逆の立場に立って考えて・・・ってしにくくなる。

 

とにかく、広い視野を持つためには、心と身体と時間の余裕が必要なのだ。

 

・・・ってなると、割と多くの人が「無理」ってなるだろう。

 

かく言う私も、今は仕事が忙しくて、なんとなく余裕がない。

色々と追いかけたいことがあるけれども、なかなか座ってじっくり調べ物をすることができない。

口を出したいけれども、まず背景から調べて・・・って出来ないと思うこともある。

 

ただ、この「余裕を持ちたいけれども、持てない」っていうのは、子育てしながら働いていたら数年は続きそうなので、今の状態でもどうにか余裕を作りたいなぁ・・・というのが今の私自身の課題なのかもしれない。

 

 

こちらもどうぞ

www.dokudamiyoshiko.com

 

*1:ちなみに我が家でのこの例は、「ママの腕枕じゃないと寝ない」問題です。腕枕したまま寝落ちしてしまった時には、私の腕~肩の負担が大きくて困っているし、夜私がリビングで晩酌をしている時にふと子どもが起きてしまい「腕枕がない!」とウワーンと泣き出すことが時々ある。