こんにちは、ドクダミ淑子です。
毎年、このくらいの時期になると、義父母が東京観光を兼ねて我が家にやってきます。
今回は例年より少し早めにやってきました。
というわけで先日、義父母と私の父母が揃い、子どもと一緒に食事をする機会を作りました。
集合場所を我が家にしたのですが、そこでモヤモヤする出来事がありました。
関西人はオートロックを無効化する
我が家は、オートロック付きのマンションです。
マンションの入口にインターホンがあり、来客はそこでロックを開けてもらえないと入れないようになっています。
私の両親はエントランスのインターホンを押して入ってきましたが、その後、ピンポーンと玄関前のインターホンが鳴りました。
え?エントランスのオートロック解除した覚えはないんだが?
誰ですか?
「来たで~」
・・・義父母です。
「他の人が通ったから入れたねん」
いやいやいやいや・・・
まぁ、開いたから入りたくなる、その気持ちはわかるんですけれども。
でも、それじゃあオートロックの意味がないじゃないですか。
防犯的な意味も含めて、オートロックが存在する意味というのをしっかり理解してちゃんとインターホンを鳴らして欲しかったな・・・と思いながらも、「関西人だしな」と謎に納得してしまいました。
きっと、ドアが開いているのにわざわざインターホンを押すと「もったいないわぁ」と思うのでしょう。
合理的と言ったらそうなんですけれども、住民からするとモヤモヤが残ります。
特に私は最近、義母嫌いアカウントをちょこちょこフォローしているので、脳みそに孫に狂った義母像が染みついているのかもしれませんが、義母と戦争状態になった時にこの感じで第一関門を突破され、玄関前の急襲を受けたらどうしようと心配になります。
そうならないように、上手いことやっていくしかないのだけれども。
関西人は、オートロックを無効化する。
初めての関西と、露出狂
これだから関西人は・・・
と思ってから、私はどうしてこんなに関西の人に偏見を持っているのだろうか?と気になってきました。
色々考えてみて、初めて関西に滞在した時の記憶が強く残っているんじゃないかという仮説に辿り着きました。
私が人生で初めて関西に長くいたのは、それは大学生の時に関西の大学に進学した地元の友達の家に泊まりに行った時でした。
USJかなんかで楽しく遊んで、友達の住んでいるアパートに戻る時のことでした。
ふと前を見ると、街灯に照らされた全裸の人がいました。
信じられないものを見た時って、本当に目をこすってもう一度見るんですね。
そして、友達と顔を合わせて「え?」となりました。
あんなに堂々と、全裸で、スポットライトに照らされちゃうんだ・・・
しかし当時の私達は18~19歳。
パニックになりながらも、「け、警察」「ひゃくとおばん・・・」と携帯電話を掴みました。
全裸の人から50mぐらい離れた地点で110番をし、「裸の人がいます」と言ったのですが、お巡りさんはこう返してきました。
「全裸?半裸?」
「ぜ、全裸です」
「下半身だけ脱いでいるとかじゃなくて?」
「全裸ですって!」
「落ち着いてください」
いや落ち着いているし、全裸だし、まごうことなき全裸だしー!
「で、全裸ですか?半裸ですか?」
「全裸ですー!」
「本当に全裸ですか?」
なんだよこのやりとり。
全裸と下半身だけ露出と、何が違うねん!(約20年越しの怒りがわいてくる)
全裸全裸と騒いでいると、全裸の露出狂はこちらを向いて走ってきました。
「ギャー!!!」
ちょっと走って逃げて、振り返ったらもう彼はいませんでした。
警察の方は事態を察したようで、「今からパトロールしますけど、多分つかまらないと思います」と言って、人生初の通報は終わりました。
後から聞いたら、その地域は変質者が沢山いて、多すぎて警察がちゃんと取り合ってくれないらしい・・・ってどういうこと!?
この思い出が私の関西のイメージを大幅に下げているのではないか?と思いました。
関東でも露出狂はいるけれども
関西=全裸の露出狂と、全裸か半裸かにこだわるお巡りさんのいる地域。
印象最悪じゃないですか・・・
でも、そういえば高校生の時にネオ露出狂みたいな人もいたんですよね。
通学路からよく見えるアパートの1階にカーテンなし全裸で生活している男性がいたんです。
どう考えても露出狂なんだけれども、「ただ家の中で全裸で生活しているだけかもしれないから」という理由で捕まえることはできない、と。
じゃあカーテン閉めてくれ!
その人が窓に貼り着いているのを高校生の時に見たんだけれども、そこで関東の印象が悪くなるということはなかったな。
やっぱり、第一印象って大事なんだろうな・・・
未知の領域なのだ
今でも時々、「あの時なぜお巡りさんは全裸か半裸かにこだわったんだろう?」と考えるんだけれども、いまだに答えは出ていない。
関西人の思考回路というのは、私にとって未知の領域なのだ。
・・・そういう意味では、義父母もそうなんだけれども、関西で生まれ育った夫の思考回路も私にとっていまだに未知の領域でもある。
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