ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

仕事における評価とか、どうでもよくなるわ


こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

はあちゅうさんの、「子育ては引退じゃないんです」というnoteを読みました。

子育ては「引退」じゃないんです|はあちゅう

 

会社員時代の後輩*1がママたちが子供を遊ばせながらお喋りをしていた様子を見て「俺もいつかあんなふうに、引退したいなー!」と言ったというエピソードから始まり、「子育てする=引退する」ってわけじゃないのよ!実際公園で子どもを遊ばせるということはこんなに大変で・・・と続く。

 

鋭い考察はこちらのブログにありますので、ぜひこちらを読んでいただきたいです。

 

gesugesumi.hatenablog.com

 

私は最初、ボケーッとこれを読みながら「公園が・・・業務?」となりました。

 

 

公園、遊びなんだけど?

私は、子どもと行く公園がめちゃくちゃ楽しいタイプ。

 

平日は保育園に迎えに行ってから、ほぼ毎日公園に寄り道します。

雨や雨上がりの日には行く場所は変わるんだけれども、それでも毎日家に帰る前にどこかに寄り道して、一緒に遊んでから帰ります。

 

ジャングルジム、すべり台、ブランコ・・・と行く公園によって、置いてある遊具は変わるんだけれども、行きつけの公園にある遊具たちを楽しんでから、追いかけっこやかけっこ、鉄棒や平均台みたいなものでも遊んだり、地面にお絵描きをしたりします。

 

毎日同じ公園で、同じ遊びをしても、毎日少しずつ成長が見られたり、ある日ぐっと成長したなと思える瞬間があったりして、とにかく毎日楽しい。

 

18時過ぎくらいまで遊んで、「たくさん遊んだね」「楽しかったね」「家に帰って何をしようか?」みたいな話をしながら歩いて家まで帰るのですが、その時に、ふと思うことがあります。

 

「この時間まで、みんな働いているんだよな」と。

 

 

皆が働いている間に公園で遊んでいるんだから

私は営業職で、「連帯責任」「みんなで同じ仕事を分担してやる」という仕事ではなく、私の仕事は私がやる、私の仕事の中でアシスタントさんがやってくれる仕事はアシスタントさんに頼む、みたいな感じなので、私が17時~18時の間に公園で遊び惚けていても、誰に何の迷惑もかかわるわけではない(しいて言うなら、その間仕事をした方が売上は上がるのかもしれないけれども、まぁそれは会社が許してくれているから思いっきり甘えている)。

 

だから気兼ねなく遊んでいられるのかもしれないけれども、「まぁこうやって、他の営業が仕事をしている間に楽しんじゃっているんだから、給料が上がらなくても、仕方ないかな~」とゆるく構えている。

そこに「葛藤」とか「子育ての時間よりも仕事をする時間を増やしたい自分」なんてものはいない。

 

正直なところ、仕事は子どもを産む前からちょっと飽きていたし、やる気が低くても今みたいに惰性でゆるっと仕事が出来ちゃっていて*2、「子育てママなので~」という理由でいろいろなものが免除されている状態は、面倒臭がりの私にとってちょうど良い。

 

 

仕事をある程度やり切った気持ちだからかもしれないけれども

まぁこれも、10年以上同じ仕事をしてきたからなのかもしれない。

私の中では、仕事の「基礎編」みたいなのは終わって、「応用編」も何個か終わった状態。

あとは「マネジメント編」をやっていないけど、まぁ別にやらなくてもいいなと思っているので、今がまさに成長期っていう感じではない。

 

だから、もう仕事での評価とかいいかなーと思っている。

むしろ、後輩たちが気持ちよく、楽しく働ける環境を作ったり、そのための知識装着のお手伝いをしたり・・・という方向に気持ちが向いていて、「私私私ィ~!私のォ!実績ィ!」とはなっていない。

そういう意味でもはや「引退」「隠居」の気分かもしれない。

 

それに私はもう、ランキングだの賞賛だの誰かに褒められたり評価されることもあまり求めていない。

自分でいい仕事出来たなと思ったらそれでいい。

表彰されたら嬉しいけれども、それはただの結果であって、表彰されるために頑張るということは、ない。

 

 

評価とか、どうでもいいんですけど

だから、はあちゅうさんがいまだに「評価」みたいな話を書いていて、むしろ「まだそこ!?」と思ってしまった。

 

誰かの評価を自分自身への評価にするつもりはないけれど、「出産=引退」だと思ってしまう人がいる現状や、そうなってしまう社会構造は少しでも変えていきたい。

 

 ここがめちゃくちゃ、はあちゅうさんだなぁと思った。

 

彼女は「保育園の悪口を言うつもりがないけれども」と言いながらも、保育園の悪口をめちゃくちゃ言うし、「男性でもやっている人はいるかもしれないけれども」と言いながらも、男性は家事育児を一切しないみたいなことを言う。

その感じで言うと「誰かの評価を自分自身の評価に」しまくっていると思うし、実際に誰かの評価にめちゃくちゃ敏感になっている。

 

 

まぁ、彼女の場合は「クライアントが喜んでくれれば」のクライアントっていうのが、「日本人全体」だったり、「働くママ」だったりして、めちゃくちゃ幅広くて、その人達全員から評価されないと「クライアントに喜ばれた」ってなれないのかもしれないけど。

 

ただ、この「仕事で評価されたい」「より多くの人から評価されたい」「価値は数字と金に表れる」みたいなのって、家事育児との相性がめちゃくちゃ悪いので、それに縛られていたら、育児するのはしんどいし、呪詛まみれにはなるよなぁと思う。

 

仕事は仕事、子育ては子育てで、上手いこと分けて、つまり「人生全部コンテンツ」を辞めて、子育てもショート動画のためではなくただ楽しむだけにした方がコスパのよい人生になりそうだけどなぁ・・・とのんきな時短正社員おばさんは思うのです。

 

 

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www.dokudamiyoshiko.com

*1:よく考えてみたら、はあちゅうさんは電通に新卒で入社して3年目の秋に辞めているのでこの時代の「後輩男性」となると、入社1年目または2年目になって、そこまで無茶ぶりの多いクライアントを担当することがあるのだろうか?と疑問になる。またトレンダーズ時代だとしたら、「後輩」ではなく「部下」なのではないか?・・・と思うと、この話に出てくる「後輩男性」は本当に実在したのかが怪しくなってくる。

*2:「飽きた」「惰性」「ゆるっと」とか書いているが、さすがにクライアントの前ではカチッとスイッチが入る。