ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

ババア2人が社内恋愛について語るの巻

こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

先日、久しぶりに20年来の友人と飲みに行きました。

 

昼飲みスポットだったんですけどね。

少し前までオヤジとうるさめのババアに混ざって若者も飲む、みたいな場所だった気がしたのですが、割合が逆転していました。

しかも、カウンター中央に男性2人がいて、両脇は男女のカップルなんだけど、男2人組がそれぞれの隣のカップルに話しかけていたんですよ。

ちらちら聞こえるワードが「人生」「夢」「収入」「挑戦」などなど。

・・・どう見ても勧誘!

 

我々うるさめのババア2人組は、ここぞとばかりに「その昔勧誘された話」のストックを出しまくり、「気づいて~って思うよねぇギャハハハ!」と騒ぎ、気まずい雰囲気にさせることに成功しました。

まぁ、だいたいは気づくよねぇっていうのと、付き合うんだか付き合わないんだかみたいな状況の若い男女の仲を邪魔しないでいただきたいとババアは思うよ。

 

そんな、若者の恋路を気遣うババアなのですが、ついつい気遣えない話題も出してしまいました。

ババアだし酔うと声がデカくなるので響いていたと思うけど、どうか許して欲しい。

 

 

入社7年目男と、入社2年目女のカップル

「なんかさー、最近コロナとかインフルとかで休む人がいて、それで、あの子達付き合ってたんだ!へぇ!ってなることが増えた」

 

ドクダミさんは社内政治にノータッチ主義ですし、喫煙所にも行きませんから、社内の噂にめっぽう疎いのです。

でも、そんな私でも察するタイミングが、時々ある。

 

「それでさぁ、入社7年目くらいの男と、入社2年目くらいの女って組み合わせが多くて、うわぁ・・・ってなるのよ!」

「ほらほら、入社7年目くらいって、仕事にも慣れてきてなんか自信ついてくる!みたいな感じじゃん?それがかっこよく見える若い女の子とくっついたりしてさぁ・・・」

 

「あぁ!あるある!入社6~10年目くらいの全知全能感みたいなの!自分もあったし、周りもまだそこから抜けてない子がいたりして・・・」

 

「そう!それよ!自分もあったからさ、なんか恥ずかしいっていうか、アワワワワ・・・ってなる!でもかっこよく見える気持ちもわかる!」

 

冷酒が進みます。

桝じゃなくてガラスの小皿でした。昼飲みスポットのちょっと洒落た店だったのかもしれない。

 

入社6~10年目の全知全能感

「入社6~10年目の全知全能な感じ」ってさらっと書きましたが、これを読んでいる皆さんはピンとくるでしょうか?

私のいる業界なんかは入れ替わりが激しいので、入社4年目くらいからそんな感じなんですけれども、「一通り仕事を覚えた」「ちょっと大きい仕事も関わるようになった」「後輩が出来た」くらいの年次になると、一気に色々なことが見えるようになるんですよね。

それで「仕事がデキる俺・私」みたいになっちゃう。

 

実際は、「初心者向けの山を登った」で、その遥か向こうにはもっとハードな高い山がそびえ立っているんだけれども、とりあえず小さい山の山頂までたどり着いて、見晴らしの良い風景で「フワァ・・・」ってなっちゃうやつ。

それで「登山楽しい!」ってなって(よい事)、「俺、登山の才能あるかも」みたいに思っちゃうやつ。

まぁそこから、次の山の存在に気づいて謙虚になって、また上ったらフワァ・・・ってなるの繰り返しなんだけれども。

 

その最初の登頂のタイミングって、とにかく全知全能!我が山の神なり!みたいになりがちなんですよねぇ・・・

 

自信を持つことは大切なので、放置しておくけれども、時々見ていて全身がかゆくなることがある。

過去の自分を見ているようで。

 

 

見えすぎちゃうと恋出来ないよね

「・・・っていうかさ、もうその位の、何もわからん時期に恋愛しておかないと、社内とか無理だよね」

 

「だよねぇ・・・(遠い目)」

 

「だからさ、若いうちにどんどん引っ掛かれ!って思うんだけど、思うんだけど、あの男!?ってなる時もあってさ。余計なお世話だけど」

 

「わかるぅ~!」

 

こんな会話を90dB(かどうかは不明だがとりあえずうるさい)で繰り広げてしまいました。

その場にいたかもしれない付き合う前の5~6歳差カップル、ごめんな・・・

 

まぁでもそんな感じで、社内恋愛で男性がわりと年上って「そういうこと」なんだろうな・・・と思いました。

色々なことが見えすぎてしまう前に、憧れのかっこいい先輩でいる段階で付き合っちゃった方がよい。

女性が年上の社内恋愛カップルは弊社にはいないんだけど、その理由もわかるな。

入社7年目の女が新人に毛が生えた2年目の男の子なんかに手を出そうという気にはならないってやつ。

むしろ逆はOKなのがモヤモヤを感じるけど、まぁ私はそういうことは「本人達が楽しいならどうでもいいや」と思うタイプでもある。

 

 

もはや全員がかわいい妹で、かわいい弟です

時々、「女の敵は女」とか、「ババアは若い女に嫉妬している」みたいなことを言う輩がいるけれども、大抵のババアは、若い女の子って「かわいいなぁ」と見ていると思う。

よっぽど歪んだババアでなければ。

 

努力してキレイにして頑張っている子は是非その美貌も存分に生かして活躍してほしいし、なかなかそこまで手が回らなくても若くてツヤツヤしているだけでもかわいい。

 

だからこそ・・・あいつか・・・と思うこともあるんだけど。

まぁそれも含めて、人生なんですよね(と曖昧な締め方をする)。

 

 

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