こんにちは、ドクダミ淑子です。
他社が社員とのコミュニケーションのために行っている取り組みというURLが回ってきました。
そしてそれを読んで「ひえええええ」と震えました。
なんと、社員とのコミュニケーションを活発にするために、女性従業員が交代で社長の昼食を作る、という地獄のような内容だったのです。
もうひとつの事例は食品会社のB社。なんとこちらの社長は、毎日のランチで社員とコミュニケーションを図っているといいます。しかしその内容はこの企業ならではのものです。女性従業員が毎日交代で社長の昼食を手作りするのです。これは、女性社員(中途含む)が多いことからコミュニケーションの一貫として社長が思いついたアイデアのようですが、月1度のペースで回ってくる昼食作り当番。メニューを考え、買い物に行き、味付けに気を使う社員にとっては、憂鬱の種の一つだとか…。
社長と中途入社者の直接コミュニケーションの事例|採用ノウハウ|中途採用なら採用成功ナビ
女性限定?
いや、100歩譲って「社員とのコミュニケーションのために手作りのご飯を食べる」っていうのはアリだとしても、それが「女性社員限定で」「社長のご飯を作る」っていうのはいかがなものなのだろうか?
男性社員もそれやるならいいけど、女性だけに求めるってことは「普段料理をしている人が作った、それなりのクオリティのものを食べたい」って気持ちがありますよね?
さらにさらに「女性なら料理できなくちゃ」「女性なら料理できて当然」みたいな思想も透けて見えるし、もうそれだけでキモー!ってなるんですけど。
職務と関係ないことで人を評価するなっつーの
あとね、仕事とは関係ない「料理の腕」みたいなところで人を評価しないでいただきたいですわね。
こういうのやると、「〇〇さんの料理はうまい」とか「△△さんの料理は味が薄くてイマイチだった」とか、色々感想が出てくるでしょ?
そしてそれを「仕事」だの「人格」だのに繋げてしまいがちなんですわ。
実際、料理がてきぱきできる人は仕事も出来る率が高いと思うけど、それを=にしてはいけないと思うのよ。
それをやるなら、男性も同じように見てもらいたいものですわ。
会社はキャバクラじゃねーんだわ
オーナー会社とか中小企業とかだと、時々、女性社員を自分の自由に使えるお世話係だと思っているような人がいるんですよね。
まぁ、そうやって気に入られればその会社で生き抜けるしそれなりの待遇で囲ってもらえるから、人によっては良いのかもしれないけど、まぁ端から見ている立場としては「キモいわぁ」ですよね。
おっさんの行き着く先は「よちよち~すごいね~」ってしてくれるお姉さんがいる状態なのかと見るたびにげんなりする。*1
これを「面白い」と思えるセンスと想像力よ
っていうかね、これを「他社の面白い取り組みです」って紹介するのがそもそもヤバいと思うんですよね。
は?何言ってんの?頭イカレてるんか?と読んだ瞬間に思ったよね。
書いたのは男女どちらなのかはわからないけど、自分が「料理を作る立場」になったらどう思うか?っていう想像力が圧倒的に足りないのよ。
それがすごいんですわ・・・(褒めていない)
私だったら「時代に合わないヤバい会社の取り組みです」と晒すか否かって感じだわ。
Uber Eatsか自炊がおすすめです
この企業には、ぜひUber Eatsをおすすめしたいですね。
それか、社長が料理をして社員に振る舞う方がいいでしょう。
毎日違う人が作る、好みかどうかわからない素人の料理を食べるくらいなら、自分で作るかプロに作らせた方がいいと思うんですよね。
社長が社員に振る舞うなら話は変わってくる。
上の立場の者が下の立場の者に何かをするのこそ、団結感だの一体感だのに繋がると思います。
え?「そんなに暇じゃない?」って?
じゃあ社員の時間を本来の業務以外に使うなっつーの!
入社前に教えてね?
悪口になれば高速でタイピングが進むのは不思議ですね。
とにかく、料理面倒くさい勢には、こんな会社まっぴらごめんなので、グワーッと書いちゃったわ。
これは、入社前に絶対に説明してほしいですね。
それでは。
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*1:一瞬、この取り組みをしている会社の社長が女性かもしれないと考えたけど、100%それはないな。女性だったら女性だけにこんな負担はさせない。