こんにちは、ドクダミ淑子です。
色々な人の色々な話を聞くと、「私は低空飛行人間なんだな」と思います。
死ぬ気で頑張れません
なんかねぇ、全てにおいて頑張れないし頑張りたくないんですよ。
仕事も家事も育児もその他もろもろも。
・・・いや、その中でも育児はまあまあ頑張っている方かな。
でも、「育児にフルコミット」ってのは無理。
無理だから子どもを保育園に預けて、働き続けている。
生まれ持ったものなのかもしれない
そんな感じで頑張れないタイプなんだけど、小さい時はどうだったか?というと、やっぱり「やりたくないことはやらない」ってタイプだった。
実家の片付けをしに行くと、過去の小学校の担任の先生からもらったお手紙が2枚ほど出てきた。
小1と小4の担任の先生からのお手紙で、内容はほぼ同じで「宿題をやってきません」とか「先生の指示に従いません」とかだった。
幸いにして、「勉強」はやりたいことに含まれていたので割とちゃんとやっていた。
小中学生は授業を聞いているだけで理解できたので特に何もしなかった(宿題もしなかった)けど、高校生になってからは、「わからない」「覚えられない」ということが悔しい半分楽しい半分で、どんどんのめり込んでいった。
ただ、一夜漬けみたいな頑張り方で身に付くタイプではなかったので、コツコツと予習復習をしていた。
大人になって手を抜くことを覚えた
まぁそんな感じで、根本としては「面倒くさい」と言いながらも、やりたいことがあればそれにのめり込むみたいな性格で今まで生きてきた。
徹夜はしないけれども1日10時間勉強とか、入社数年くらいだとプレゼン資料を作るために深夜1時まで空いているスタバに行ったりとか(実家住まいで親がうるさかったということもある)。
・・・と書いたけれども、入社1年目だか2年目だかで既にお気に入りの喫茶店が出来ていたんだから、四六時中働いているってわけでもなかったな。
でも、大人になってから「上手く手を抜く」みたいなことは意識するようになったと思う。
というか、手を抜かないと、すべてにおいて100%を求めると、会社員というものは潰れてしまうのだ。
手を抜く=ダメだと思わない
頑張るというのは良い事だけれども、頑張り過ぎるのは良くない。
多分だけど、頑張り過ぎてしまうタイプの人って、この「上手く手を抜く」というのが、「サボり」とか「ダメ」とか思ってしまうのだろうと思う。
先日、会社の後輩でフルタイムで2児を育てている(=当然私よりも忙しい)子と会話をしていたけれども、「ご飯はちゃんと手作りしたい」とか言っていて、思わず「へ?」とか言ってしまった。
詳しく聞いてみると「フルタイムで仕事をしていることで子供のことに手を抜きたくない」って感じだったんだけれども、おいおいそれじゃ君が潰れるぞ・・・としか思えなかった。
私は時短勤務だけど缶詰をメインおかずにしているくらいなんですわ・・・缶詰はとても便利。
なんか、「手を抜く」=悪みたいな感じになっているんだろうなと思う。
ダメな自分に向き合いすぎて
仕事と家庭の両立が上手く出来ず潰れてしまうタイプの人って、きっと今までの人生頑張ってきたんだろうな、ちゃんとしていたんだろうなと思う。
今までの自分を基準にして、それに子どものことで増えた家事+育児でも「出来る」と思ってしまうし、「やらねばならぬ」と思っているのではないだろうか。
そりゃ、潰れて当然ですわ・・・
昔、勝間和代さん(3児のシングルマザー)が、「子育て中は子育て6:仕事4くらいの気持ちで。両方10:10なんて無理」みたいなことを書いていたけれども(うろ覚え)、カツマ―でも無理なんだから、一般人なんてもっと無理だろ*1。
多分これより昔の本で読んだ気がする(うろ覚え)。
こちとら、ダメな自分と向き合い過ぎて、自分のダメな部分に超甘くなっています。
「ここが出来ないから、やらなくてもいい方向にならないかどうか・・・」と常に考えている。
一生分の我武者羅を使い果たしたということで
まぁそんな感じで、時々自分のダラさ加減に嫌気が差したり、頑張っている同年代を見ると「私ももっと何かできるんじゃないか?」みたいな風に思うんだけれども、最終的には「若い頃に結構頑張ったし、今は低空飛行でいいか~」と思う自分がいます。
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*1:ちなみにカツマ―は、土日のタスクは2日間でコレできたらいいなーくらいのゆるゆるで設定すると書いていました(うろ覚え)。