ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

コンビニコーヒーのフタから、会社の方針を考えるの巻

こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

私は夏でもホットコーヒーを飲むのですが、コンビニコーヒーを淹れるときに、フタを見ると、各社の方針というか、考え方みたいなのがわかるなぁと思います。

 

今回はそんなお話を。

 

 

コーヒーのフタでわかること

コンビニコーヒーって、S・M・L・メガとか、様々なサイズがありますよね。

カップのサイズも違うし、カップのサイズが違えばフタのサイズも変わってくきます。

会計をするとカップを渡されて、フタは自分でコーヒーマシンでコーヒーを淹れた後に閉める。

その時に自分のカップのサイズに合わせたフタを選択しなければならないのです。

 

私はポンコツなのでその時にどのサイズだっけ?と毎回迷います。

レジに立った時の気分によってSかMを選ぶのですが、コーヒーマシンの前に立ったらどっちを頼んだか忘れている。

そしてコーヒーを淹れた後も、どっちだっけ?となることがある。

かなりのポンコツです。

 

消費者側が毎回迷うんだから、そのカップを補充する店員さんにも迷いがあるんじゃなかろうか。

 

SのフタはSの場所に、MのフタはMの場所にしまわないといけないのだ。

 

間違えてしまうと事故になりかねない。

 

 

ファミマは、ミスを防ぐ仕組みができている

そういうポンコツ人間にとってファミマは一番「間違い」を防げるようになっているなぁと思います。

カップの色がサイズごとに違うからです。

 

色が違うから、はめるときに間違えにくいし、たぶん、補充するときも色が違うから間違えにくいでしょう。

 

ファミマでコーヒーを淹れるたびに、「消費者にも働く人にも優しいなぁ」と思う。

優しいというべきなのか、人間のことを信頼しているというか・・・

 

 

ローソンは、間違えやすさ大だがコスト重視

全部違う色のフタになっているファミマとは違って、ローソンは全部同じ黒です。

 

きっと、全部同じ色で作ってもらって大量発注した方がコスト削減になるんだろうな、なんて思う。

 

こうなると、従業員も顧客も「サイズをしっかり見て、正しい場所に置く/正しい場所から取り出す」ということが必要になるんだけれども、お互いが間違えなければ問題はない。

 

ローソンの場合、コーヒーマシンもなんだかボタンがわかりにくくて、うっかり違うボタンを押しそうになる。

 

なんか人間を信用しているというか、「こんな簡単なもの、間違えませんよね?」みたいな姿勢を感じる。

でも私みたいなポンコツは余裕で間違えそうになるので、ローソンはちょっと緊張感があります。

 

 

セブンは見映えのためなら分かりやすさを捨てる

そして最も従業員の負担が大きいのがセブン-イレブン。

セブンだけは、ブレンドコーヒーもカフェラテも紙コップが違うんですよ!

まずここで店員さんが取り出すのも手間だし、さらにカップのフタまで2種類あるんですわ。

 

白が通常のコーヒー用で、黒がちょっと高級なコーヒー用とか・・・どうでもよくない?

白いカップに黒いフタつけてる人もいるし、逆もいるけど、それって怒られたりするやつなの?

 

こういうところに「見映え重視で手間とか間違えにくいとかは二の次です」みたいな姿勢が感じられえしまう。

 

昔のコーヒーメーカーはおしゃれ過ぎてボタンがどこなのかわかりにくすぎる問題とかもあって、元から「映え重視」なのでしょうけど。

しかしコーヒーメーカーについては進化して、カップを入れたら自動でサイズと種類を判別してくれて、後は濃さを選んだりボタンを押すだけみたいになっていますね。

 

顧客がズルして頼んだものと別のものを押さないようにの対策はばっちりしつつ、従業員には手間をかけさせる・・・というのがセブンなのだろうと思う。

 

 

顧客を信頼しすぎだろうのNEWDAYS

最後に。

私はJR東日本圏内の人間なので、駅ナカのコンビニはNEWDAYSなんだけど、ニューデイズのコーヒーはまた他と違います。

 

なんと、カップもフタも全サイズ同じ!

 

しかもセルフレジで会計すれば、勝手に淹れて勝手に持っていけるという・・・逆に顧客を信頼しすぎて大丈夫?となるくらいです。

 

でも、これが従業員の補充の手間を考えると1番楽なんだろうな。

 

ニューデイズは振り切っているなと思う。

 

 

企業の考え方は細部に宿る

以上、コーヒーのフタって間違えやすいし補充も間違えちゃいけないし面倒臭いな・・・ってところから、コンビニ各社の違いを書いてみましたが、人材系で働く私に言わせれば、こういう細かいところに企業の考え方って出てくると思います。

コスト(お金または時間や労力)意識、従業員として求められるレベル、顧客への意識とメインとして想定している顧客層などなどが。

 

たとえば、裏紙をメモに使う会社って、「情報漏洩への意識が低い」「お金を無駄にしない意識が高い」ということが表れているし、バンバンカラーコピーをとる会社も白黒しか印刷できないようにロックかけている会社とはやっぱり考え方が違う。

 

こういう小さな「違い」を意識してみると、自社や他社の考え方がわかるので、ご参考になさってみてください。

 

ちなみに今日のお昼はバーガーキングのホットコーヒーを飲みました。

 

そしてその前は壱角家の味玉ラーメンも食べました。
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ということで写真は本文に全く関係ない味玉ラーメンです(スマホの調子が悪くてバーキンのコーヒーの写真が保存されてなかった)。

 

追記:後で見直したらありました。
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