こんにちは、ドクダミ淑子です。
私はこう見えて、わりとおっとりとした、穏やかな性格です。
子どものことは、Airbnbで借りた他人の家のテーブルにヨーグルトを塗りたくったりしない限りはにこやかに見守りますし、大抵のイヤイヤも冗談を交えて回避します。
そうやっていたからなのか、はたまた子どもの性質なのか、よくわかりませんが、最近子どもが私の怒りにかなり敏感だなぁと思ったことがありました。
うんざりした顔を見て気を遣う我が子
他の子を育てたことがないので比較はできませんが、うちの子はたぶん、吐きやすい方だと思います。
ギャーッと泣くとその勢いでゲローだし、咳き込むとその勢いでもゲローです。
最近は「来る!」と思ったら、近くにあるものをサッとだし、汚すのを回避するのも上手くなってきましたが、それでも間に合わないこともあります。
しんどいのは、寝室で吐かれる時。
寝室だと、咳き込む→ゲローの間に何かを用意できないことも多く、シーツやら何やらを洗わなければならなくなる。
・・・ので、やっぱり私もちょっと嫌な顔をしてしまっているのだろう。
子どもがすごく申し訳なさそうな顔をしているのを見てしまいました。
たった3文字で泣き出す我が子
また、別の日。
子どもが調子に乗って、なかなかお昼寝をしませんでした。
2歳の我が子は保育園でも家庭でもお昼寝マストでやっているのですが。なぜかその日は寝ない。
というか、パパだとスンと寝るのにママだと寝室でぐだぐだ遊んで寝ないこととかが割とあるんですよね。
私は「お昼寝失敗」がそこそこ多い(というのもあって、土日のお昼寝担当は夫になっていて、その間私は外でコーヒー、たまに酒を飲んでいる)。
夫からは「淑子がお子ちゃまを寝不足にする!」と苦情を言われるのですが、そんなこと言われても寝ないんだから仕方ない。
2時間近く寝ない子と格闘して、最終的にちょっとキレた声で「ねんね」と言ったら・・・それだけで号泣しました。
おいおい・・・
そして泣きながら寝ました。
泣くくらいならもっと早く寝ておくれよ・・・
まぁこれも、普段私がいかに優しい声で子どもと接しているかってことと、たぶん本人も寝たかったんだろうけど。
ちょっとマジギレモード(怒鳴ってはいない)繰り出しただけで泣いちゃうなんて、逆に大丈夫?
世の中にはママよりももっと怖い人なんてたくさんいるけど、大丈夫?
いつも穏やかなママの副作用
最近、言葉が前以上にわかるようになってきたからか、こういう感じで、ママがちょっと叱ると、途端に号泣するみたいなことが出てきた。
ママはあまり怒らないので、1ヶ月に2回くらいだけど。
そしてその度に私は悩む。
どうやってコミュニケーションを取るのが適切なのだろうか?と。
大体の場合には、穏やかに伝えることができるんだけど、とはいえちょっと急いでいたり、あまりにも悪ふざけが過ぎて「いい加減にして・・・」ってイラッとしてしまう時もある。
そこで自分を制さずに、「ママはもういつまで経っても帰らない君にイライラしてるよ~」ってやって、イライラを小出しにした方がいいのかもしれない、なんて最近は思い始めた。
子どもというのは限度を知らないものなのだ。
子育てって難しいよね
なんかさ、難しいよね子育てって(急にタメ口)。
育児書なんかは簡単に「ケースバイケースで対応を変えないようにしましょう」って言うけどさ、生活なんてケースバイケースの連続じゃん。
雨が降っていても小雨なら傘ささなくてもいいやだけど、雨粒が大きくなったら傘ささなきゃだし、晴れていても元気な日と疲れている日との対応だって変わるし、とにかく「毎回同じ対応しましょう」っていうのが難しい。
叱るについても、「怒ると叱るは違います」みたいなのはわかるよ?
でも、子どもからすればだいたい同じじゃん・・・っていうか、私は怒鳴ることはほぼないけど、「叱る」、いや「ちょっとイラッとした声出す」で号泣よ?
それも日々の「穏やかなお母さん」の副作用かと思うと、日々のイライラをちょっとずつ出しておいた方がむしろ子どもの情緒的にはよいのではないか?なんて思ってしまう。
育児書的にはダメだと思うけど。
まだ2歳だし/もう2歳なんだから
そんな感じで、比較的デリケート(?)な我が子と接する時に、「まだ2歳だし」と「もう2歳なんだから」の狭間で悩んでいることは結構増えてきた。
仕事面では、「入社してから2年半(3年目)」って言ったら、まだまだ「新人」に毛が生えたくらいで、多少のことは目をつぶったりサポートしたりするじゃないですか?
少なくとも私はめっちゃしている。
そして、入社3年目は人間としての経験は約20年あるわけで、人間3年目なんて言ったらもう何でも大目に見るでしょ!と思ってしまう自分もいる。
でもそこは、心を鬼にして「もう2歳なんだから」と思わなければいけないなと思う。
そうやって葛藤しながら、とりあえずもう自分の着替えは自分で出来る幼児になった。
これは結構親としてはびっくりしている。
言葉も、大人のふるまいも、ごまかしも、ちょっとした嘘(「もうジュースはないよ」とか)も、子どもは良く理解している。
私がこっそり、自分のご飯に桃屋の食べるラー油をかけていることも、子どもは多分理解しているだろう。
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(業務用あってちょっと笑った。桃屋の辛そうで辛くない少し辛いラー油をかける業務。)
「まだ2歳だし」と舐めてかからず、「もう2歳だから」と子どもでもきちんと筋を通すふるまいをする。
かといって、あまりストレスをかけないように、ちょっとずつ教えていかなければいけないこともある。
・・・この辺にぶつかって、最近の私は「育児は育自」という言葉が、前よりもハッキリした輪郭で見えてきた気がする。
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