ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

向き合うってなんだろう


こんにちは、ドクダミ淑子です。

今、バチェロレッテ2を観ています。

 

7/28の配信で完結したのですが、私はまだ誰がファイナルローズを貰ったのかまだわからない(Twitterで関連しそうなことを全てミュートワードに設定しているのでまだ出てきていない)。

ですが、そのうち色々なネットニュースにも出てくるんだろうな、と戦々恐々としています。

・・・早く観なければ!と思いつつも、よく寝落ちしてしまうのが悩みどころ。

 

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まぁそんな感じなのですが、バチェラーやバチェロレッテを観ていると、「向き合う」って何だろうな?と考えてしまうのです。

 

 

相手と「向き合う」とは

バチェラーやバチェロレッテの場合、デートやカクテルパーティーなど、短い時間で相手のことを知り、相手に自分のことを伝え、そして恋愛観や結婚観、将来像などをすり合わせていきます。

「運命の相手≒結婚相手」を見つけるための番組なので、それを短い時間で見極めていかなければならない。

 

それを、どのバチェラーもバチェロレッテも「向き合う」っていう言葉で表現するんですよね。

 

いつも「向き合う」っていっているな・・・と思いながらも、「向き合うって大事だよな」と思って自分の心を落ち着かせてきたけれども、なんだか今回はそこで引っ掛かってしまった。

 

「向き合う」って、何なんだろう?

 

 

向き合っているように見えない

そんな風に思うのは、今回のバチェロレッテの尾崎美紀さんが、「向き合って」いるように見えないからかもしれない。

 

前回のバチェロレッテの萌子さんが、ものすごく「向き合う」をしているように見えた。

じっと相手を見つめ、相手へクリティカルな質問をする。

相手はたじろぎながらも、考え、答えを出す。

そしてその答え次第で、「私とは合わない」もバッサリお別れする。

私はこれが「向き合う」なのではないかと思っていた。

 

今回の尾崎さんは違う。

とても楽しい時間を過ごして、二人でニコニコ笑い合う。

男性の方は「幸せだった」「楽しかった」「自分を出せた」「手応えを感じた」と言うんだけど、尾崎さんはそこでお別れすることを決める。

きっと、「なんか違う」「楽しいけど結婚相手として見られない」「私が幸せにしたいと思える相手じゃないと」とか、そんな理由で。

 

こう書いていると、二人の差は圧迫面接とおもてなし面接の違いで、どちらも向き合って見極めているのかもしれないと思ってきた。

けれども、やっぱり、「その人がどんな人か」というより、「フィーリング」「雰囲気」で選んでいるんだろうな・・・と思う。

 

 

向き合っても何も出てこないこともある

ただ、「向き合う」って言って、徹底的に誰かを見つめたからといって、何も出てこないことだってある。

自分と向き合っても、何も出てこないこともあるからだ。

 

たとえば、はあちゅうさんなんかは「今は自分と向き合う時期(だから小説が書けない)」みたいな発言を色々なところでしているけれども、だからと言って何かが出てきた気配はない(ように私には見える)。

自分と向き合った結果、何かが見えてくるわけではないのだ。

 

「向き合うぞ」と決意して見る自分でさえそうなんだから、相手と向き合ったからと言って、何かが見つかるか、何か見えるか、というとそんなこともないのだろう。

 

就活の時によく出てくる「自己分析」とかもそうで、自分を見つめ直して何か出てきたとしても、3年で3割が退職する世の中なのだから、その向き合った結果が「正解」なのかなんて、わからない。

結婚だって、3組に1組が離婚する。

 

つまり、「向き合う」っていうことは、やってもちゃんと出来ていないかもしれないし、出来たからといって真実が見えるかどうかもわからないのだ。

 

 

自分の経験で物事を見つめる、なのだろう

そんなことを考えていると、「向き合う」って言うけれども、結局のところ、その人の目で、その人が今まで生きてきた経験と照らし合わせて、目の前のことを判断する・・・ってことなんだろうな、と思う。

「先入観を捨てて」とか「フラットな目で」とか言っても、実際は難しい。

だって、「向き合う」をする人の目は、今までの人生で出来ているんだから。

 

さっき、向き合っていたように見えたと書いた萌子さんだって、結局は元カレが忘れられなくて、元カレと比べていたのだ。

 

だから、その時までの経験で見えるものは変わってくるし、そこから人生経験を積めば積むほど「向き合った結果」は変わってくるのだろう。

 

 

それでも「向き合う」のだ

ただ、そうやって「どんなに向き合っても自分の色眼鏡で見てしまうから、そんなの無駄だ」というわけではなくて。

やっぱり、そうであっても、出来る限り先入観を排除して目の前の人を見つめる・・・っていうのが大事なんだろうな、と思う。

 

今エピソード5まで観終わって、ストールンローズを渡されてクラっときちゃった美紀さんは、だいぶ「押し」に弱そうだな・・・と思ったけど。

そうやって有象無象の人の中を掻き分けてきて、グッと押してくる人とじっくり向き合うのも、 モテる彼女の「向き合い方」なのだろうな。

 

 

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