こんにちは、ドクダミ淑子です。
ふと目を開ける。
右側には、スースーと可愛い寝息を立てている子ども。
それまでの自分が何をしていたか、記憶の糸を手繰り寄せながら、自分の舌で歯を触る。
舌から嫌な予感を察しつつ、自分の左側に置いてあるはずのスマホを探す。
いつもは左の頭の方に置いてあるけれども、今日は左側の太ももの近くに置いてある。
もう、ここまで来ると、スマホの時計を見なくても、自分のやってしまったことは分かっている。
でも、時計を確認せずにはいられないのだ。
スマホを持ち上げるとサッと出てくる時刻、3:08。
ああ、やってしまった・・・
今日も寝落ち
・・・というのが、私の寝落ちです。
そこから、起きて歯磨きをして、トイレに入って、夫が食器を洗ってくれているのを確認し、途中だった洗濯物を片付けて、今に至ります。
「今日は寝落ちしそうだな」って時は、歯を磨くのですが、今日はその気はなかったので磨いていなかったんですよ。
だって今日はレモンサワーを買ってあって、バチェロレッテ2でも観ながら飲もうと思っていたんですもの。
そのために子どもを早めに寝かせて、大人の時間を楽しもうと思っていたんですもの。
なのに、なのに・・・
そういう、「夜、子どもが寝てからやりたいこと」が全部台無しになるのが、寝落ちの切ないところ。
自分の「いやいや、さすがに寝落ちはしないだろう」というやつは信頼しちゃいけないのよ。
うん、わかっているんだけど・・・やっぱり寝てしてしまう。
いかなる時でも、歯は磨かないとヤバそうだ。
寝落ちしているから子どもも寝る説
そういえば、友達が言っていたな。
「ママが寝ちゃうから子どもも安心して寝られるらしいよ」
その子曰く、ママの方が先に寝た方が、子どももやることがなくて寝たくなるし、ママの寝息が眠りを誘うらしい。
言われてみれば確かに、うちの子は寝かしつけて1時間くらいすると、時々起きちゃってファーンと泣くんだけれども、寝落ちの日はそれがありません。
いや、あるのかもしれないけれども。
子どもが隣で爆睡しているママを見て、一瞬で「寝よう」って思ってまた寝ているのもしれないけど。
この説は、世の寝落ちママ達が、「そういうこと」にしている、という気がするけれども、私にとってはとても心強い話だ。
もう、そういうことにしよう、その説、採用。
「ムリスルナ」のサイン
そんな感じで、多少の後悔と、「まあ子どもが寝たしよかった」という気持ちと、「歯を磨かねば」という危機感が混ぜこぜになったのが、寝落ちして深夜に起きる自分。
でも、最終的に「きっと疲れていたんだな」「無理しないで寝落ちしてよかった」と、自分の中で結論づける。
寝落ちは、自分の身体からの「ムリスルナ」のサインなのだ。
・・・っていうか、そう思わないとやっていられないよね!
明日(今日)の夜こそ、バチェロレッテ2を見ながらお酒を飲んだり、読み途中の本を読んだりして、大人の夜を過ごすんだ・・・と思って、これから二度寝をすることにする。
あと3時間で、朝だ。
まぁこうやって、夜中や明け方にムクリと起きて、ちょっとすっきりした頭と身体で夜なのか朝なのかわからない時間を楽しみながら、「今日の延長戦」をするのも、悪くないな、と思う。
・・・寝よう。
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