ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

もはやこれは寄り道のレベルではない

こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

最近の悩み、それは「通園にめちゃくちゃ時間がかかる問題」。

 

 

徒歩5分が、果てしなく遠い

うちの子は、徒歩5分ほどの、最寄り駅に近い保育園に通っていて、私が通勤前に送って行き、退勤後に迎えに行っています。

 

最初の頃は、マンションのエントランスから出た瞬間泣き出して、抱っこで連れていくので徒歩10分くらい、迎えに行くと号泣なのでそのまま抱っこして帰り徒歩5分、って感じでした。

 

ところが・・・今はその同じ道を、行きは20分くらい、帰りは50分くらいかけています。

 

 

子どもに合わせたらこうなった

なんで20分も50分もかかっているかというと、子どもを歩かせて、子どもの行きたい場所にできるだけ付き合っているからです。

近所のお花にご挨拶、窓のふちに置き物が置いてあるところで指さし確認(そして私は「ワンワン」「ニャーニャー」と点呼)、自動販売機のおつり部分に手をつっこみ、工事現場のおじいさんを凝視し(手は振らない)・・・と、気づけばモーニングルーティンは増えに増え、ナイトルーティン(帰り道)は多少日によってバリエーションを増やしつつ、うろうろと歩き回っています。

 

この前の帰り道は、鳩を追いかけていたな。

鳩がね、いい感じに子どもと距離を取りながら歩いて逃げるんですよ。

飛ぶのが面倒だけど、追いつかれて捕まえられたら困る・・・鳩も色々考えているんですね。

できればササっと飛んで逃げて欲しいけど。

 

そんな感じで色々なところをほっつき歩くので、退勤後電車に飛び乗り17:15くらいには迎えに行っているはずなのに、家に帰るのが18時過ぎ・・・そして、帰った途端に「夕飯はまだか!?」とワンワン言い出すのです。

いやいや、君が散々寄り道していたからじゃないか・・・

 

ちょっと前に、帰宅後は30分くらい家でのんびりしているって書いたけど、今はもうそんなことはありません。

その前にうろうろしているのを、「のんびりお散歩」と言えばそうなんだけど、親の私は気を張りつめてキョロキョロしているので、私的には「のんびり」ではない。

 

 

子どものやりたい事を大事にしたいけど

うちの場合は現在のところ子どもは1人だけだし、どうせ家に帰って私があれこれ調整すればいいだけ(夫は在宅で仕事中、最近は繁忙期でほぼワンオペ)なので、子どもが帰り道を探検したいっていうんだったら、とことん付き合ってやろうじゃないか!と思っている。

・・・その結果が退園後50分の散歩なんだけど。

 

まぁ、これもきっと今だけなのだろう、と思っているけれども、これ以上散歩が長くなったり、冬になって寒くて真っ暗な中を歩かせるかどうか、とかは考えなければいけないかもしれないな。

 

「ベビーカーで行けば?」「自転車で行けば?」というアドバイスは先輩からいただくし、その方が楽だと思うけど、子どもと手を繋ぎながら歩いたり、ちょっとした広場みたいなところで手を離し、子どもが楽しそうに走っている姿を見ると・・・とりあえず、しばらくはこの散歩は続けてもいいかな、と思ってしまう。

そこが私の甘さであり、緩さであり、テキトーさなのであろう。

 

 

「自分でやりたい」の芽生え

散歩もそうだけど、最近自我が芽生えてきていて、自分のやりたいことが出来て、それが出来ないと「ウワーン」って反抗するようになりました。

散歩も、のんびりほっこり歩いていると書いたけれども、子どもが行きたい場所に行けないと座り込みをキメるから、抱っこしてその場から離れたりしている。

その様子は、バタバタと動く巨大魚を両腕で抑え込みながら持ち上げている漁師のようだな、と自分でも思っている。

 

そんな自我が芽生え始めている子どもの最近の「やりたいこと」の1つに、エコバッグや買い物カゴを持ちたいっていうのがあります。

うん、わかるよ、わかる。

ママと同じように、他の人と同じように、お買い物したいよね・・・

 

でも、君のサイズだと、私のエコバッグは引きずっちゃうんだよ。

え?そんなの知らないって?

まぁ君は知ったこっちゃないだろうけど、ママが困るんですよ。

 

・・・というわけで、子ども用のエコバッグを買いました。

 


 

正直、これを買う前は、エコバッグの取り合いでちょっとイラっとしたりもしていたんだけど、買った後は、穏やかな気持ちで、というか「可愛いなぁ」100%で買い物できるようになった。

ついでに大人用も買って、お揃い気分でウキウキできるようになった。

 

買い物カゴは、最寄りじゃないけど近所のスーパーに、子ども用カゴのあるお店があるから、時々そこに行っている。

 

ちなみにこの小さいサイズのエコバッグは、仕事中コンビニに買い物に行くときにちょうどいいサイズで、私も重宝しています。

 

私はそんな感じで、日々工夫しつつ、お金を使いつつ、手を抜きつつ、子どもと付き合っているのです。

・・・今のところは。

 

 

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