ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

家族3人でのお出かけが幸せすぎて


こんにちは、ドクダミ淑子です。

 

ある平日の朝。

前日、働き過ぎの夫が会社から「代休を取れ!今すぐにだ」と命じられて、その日は1日お休みになりました。

 

しかし、昨夜は雨。

「今日どうしようか?地面はぐちゃぐちゃだし、ちょっと天気も悪いし・・・」

「あ、あそこ行ってみる?」

自宅から数キロのショッピングモールの名前が出てきました。

 

「そうだね、平日なら空いているし、お散歩もできそう」

「じゃあ行こう!おもちゃ屋さんもあるし、ミスドカードも消化したいし・・・」

そうなんです、年末にグッズ目当てで買ったミスド福袋、カードの進捗がイマイチなのです。

 

そうと決まったのは午前9時ごろ、そこから急いで支度をして、ベビーカー連れで駅に向かいました。

3人で歩く時は、夫がベビーカー担当、私はボケーっと歩く担当です。

 

 

エレベーター三昧

最近のわが子は、エレベーターのボタンを押すのがブーム。

押して、光るのが楽しいらしく、毎回点灯するたびに拍手をします。

マンションから駅改札へ行き、駅のホームに着くまでに、なんと3回もエレベーターに乗れる。

押すと点灯と共にピッと音が鳴るタイプが1番好きなのですが、駅の改札行きとホーム行きのエレベーター2基は、そのタイプ。

子どもにとってはパラダイスです。

 

しかも、ショッピングモールについてからもエレベーターに乗れるし・・・もはや子にとっては、エレベーターに乗りに行く日くらいの認識かもしれない。

 

 

ドアの外の世界

そして、程なくしてやって着た電車に乗りました。

この時間帯のこの路線は、もうガラガラ。

ベビーカーをドアが見える位置に停めて、数駅電車を堪能します。

 

子どもはドアが開くたびに、その外をジィーッと見つめています。

ドアの外に、また別の世界が広がっていて、ドアが開いた時にだけそこが見えて、また閉まるとその接続が途切れてしまう・・・みたいなことが不思議なのかもしれない。

いつもはドアを開け閉めして自由に出入りできるけど、電車だとそうもいかないもんね。

 

そんなことをぼんやり考えていると、すぐに目的地の最寄駅に到着しました。

 

 

そこに、階段があるから

その駅からショッピングモールまでは、徒歩数分。

 

子どもがアウアウ言っているのを「そうだねぇ」とか「アウアウ~」と返していたら、すぐに到着しました。

 

そこからエレベーターに乗って、第1の目的地のおもちゃ売り場へ。

・・・の前に、長らく座っていてうずうずしている子どもを広場に解き放ちます。

 

しばらく広場をトテトテと歩いて、気が済んだ様子の子を再びベビーカーに乗せて、おもちゃ屋さんをうろうろ。

アンパンマンのおもちゃってこんなにたくさんあるの!?と驚く私。

「知らなかったの?」と言う、おもちゃ担当(という名の勝手に買ってくる担当)の夫。

結局、何も買わずに帰ることにしました。

今日は下見だから。

 

おもちゃ屋さんから出て広場に戻ろうとすると、今度は目の前に30段近くの階段が見えました。

子どもの目が、キラキラと輝き始める。

きっとその目には、この階段はそびえ立つ山に見えるのでしょう。

 

夫の手を取り、子どもはズンズンと階段を上っていきます。

っていうか、手を繋がないとまだ不安なくらい、階段は修行中なんですけどね。

ベビーカーがあるので、私は下でお留守番。

ボケーッと2人を眺めている私に、60代くらいの女性から「可愛い盛りですね」と声をかかけられました。

エヘヘと曖昧な笑いで返しながら、「そうだよな、うちの子可愛いよな」と親バカを爆発させる。

そんなことを考えていると、夫の「わぁ!すご~い!」という普段より3オクターブくらい高い声が聞こえてきて、声のする方向、上斜め45度を見ると、最高地点に到達した登山家・・・ではないけどドヤ顔の子どもが見えました。

最近、1日に3回くらい思っているけど、つい3ヶ月前までは、歩いたってことに驚いていたのにな、たった3ヶ月で階段を上るまでに成長したんだよな・・・子どもって、すごい。

 

 

どんだけドーナツ!?

そして、下り階段はパパが手を取ってくれていることに安心して、雑に下りてくる子ども。

そして下りたと思ったらまた上る・・・をやって、合計60段くらいの階段を上った子どもは、休憩モードに入りました。

 

そろそろ、第2の目的地、ミスタードーナツへ。

 

うちでは、私が「ミスド行くよ、何食べたい?」と聞き、夫が「なんでもいい、普通の!(以前に限定モノを買ったら、食べづらいと不評だった)」と答える・・・というやりとりが日常的にされていて、私はいつも「普通の、ってなんだ?」と思いながら、ポン・デ・リングやゴールデンチョコレートを買っているのです。

よし、ここで夫の言う「普通の」を見極めてやる!

 

夫が選んだのは、こちら。

  • ポン・デ・リング
  • ゴールデンチョコレート
  • エンゼルフレンチ

 

・・・今までの私、正解だった。

ちなみに、ポン・デ・リングは、砂糖なしのプレーンではない、ポン・デ・リング(無印)で正解だった。

ポン・デ・黒糖とかも美味しいけどなぁ。

 

ちなみに私が選んだのは、こちら。

  • エンゼルクリーム
  • ホワイト&ビターチョコクリームサンド

 

ドーナツ引換券があるから、今回は限定モノはなしで。

店内で、ドーナツを頬張る家族連れがちらほらいて、「もう少し(あと3年くらい)大きくなったら一緒に食べに来よう」と夢が膨らむ。

 

 

家族3人でのお出かけが幸せすぎて

そんな感じで、ショッピングモールを後にし、近くのファミレスでご飯を食べて帰りました。

ご飯とおかずがセットになったベビーフード弁当を食べさせつつ大人の料理が来るのを待ち、大人の料理が来てからは、自分が食べて、食べさせて・・・をしていたら、わりと平和に食事ができました。

家族3人での外食は、そういえば12月以来ご無沙汰だったな。

 

そんな感じで、ただ買い物してファミレス行って帰ったってだけなのに、その日の私はとても気持ちがふわふわしていました。

 

夫は「子どもが喜ぶこと以外はしたくない!外食は大人しか楽しくない」と言う感じだし、コロナのこともあるから子どもをあまり連れまわしたくないし・・・で、子ども誕生以降ほとんど(公園とスーパー以外)家族揃っての外出をしていなかった、我が家。

でも、そろそろ子どももお出掛けが楽しめるようになってきたっぽいし、時々はこうやって、色々とリュックに詰めて、みんなでぞろぞろと普段より少し遠いところに行くのもいいなぁと思った。

 

動物園とか、水族館とか、もっと大きな公園とか、幼児向けのアスレチック施設とか・・・

想像するだけで楽しくなって、ふわふわした気分になってくる。

 

これから、家族での外出が増えると、こんなに「3人でお出かけ、幸せ~」ってならないようになるのかもしれない。

でも、最初の方で感じているこの気持ちは、出来るだけ忘れたくないなぁ・・・と思ったのでした。

 

 

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