
こんにちは、ドクダミ淑子です。
朝からTwitter(現X)を徘徊していたら、イラッとする書き込みを見つけてしまいました。
どうやら息子(中1)は、いわゆるお勉強のできる「優等生」であるらしい。数学のテスト結果が学年一番だとのことで、どうやら他の教科もよさそう。これにより息子は2つのリスクを抱えることになる、と私は考えている。一つは「優等生崩れ」、もう一つは「高学歴親という病」。
— shinshinohara (@ShinShinohara) 2025年6月23日
どうやら息子(中1)は、いわゆるお勉強のできる「優等生」であるらしい。数学のテスト結果が学年一番だとのことで、どうやら他の教科もよさそう。これにより息子は2つのリスクを抱えることになる、と私は考えている。一つは「優等生崩れ」、もう一つは「高学歴親という病」。
ここから長々と謎論理の展開が続く。
息子は、そうした状態になるリスクを抱え込んだことになる。親としてできる対処として考えているのは、成績の順位という、他人と比較したものへの反応は「ああ、そう」と薄くし、学ぶことを楽しむ姿勢に「驚く」こと。
はぁ・・・
「中1の数学(ってことはおそらく初めてのテスト)で学年1位、その他もよさそう」だけでここまで考えちゃうのね。
「高学歴親」って、この中1が親になった時に「わかって当然だろ?むしろ何で出来ないのかがわからない」とか言い出すって意味なんだけど・・・気が早すぎやしませんか?
成績が良くても悪くてもごちゃごちゃ言いそう
この人を見ていると、成績が良くても悪くても、こんな感じでダラダラと「私の優れた頭脳から出てくる論理展開はこれでござる」みたいなことを書くんだろうなと思うと嫌気がさしてくる。
成績が良かったら「2つのリスクを抱える」そうだけど、成績が悪かったら「落ちこぼれというレッテルを貼られることのリスク」とか言い出すだろうし、中くらいだったら「中途半端であることのリスク」とか言い出しそうなんですよね。
こう考えると、彼自身が「子どもの成績について、順位について」に並々ならぬ関心を寄せているんじゃないか?と思えてくる。
まぁ・・・うるせー!って思う。
「褒める」は徹底的に避け、「驚く」というよくわからん形で中1息子の頑張りを称えたいとか、よくわからんわ。
「頑張ったね」と努力したプロセスを褒めればそれでよくない?と思うんだけどな。
そこでプロセスを褒めることに何かデメリットがあるのだろうか?
考えることが好きなのだろうけれども
彼はこうやって、何かしらを延々と考えて、「私は考えています」とするのが好きなんだろうと思うけれども、こうやって引用リツイートがついて、やんややんや言われても、自分の思考の偏りみたいなものを全然自覚せず、持論を展開し続けられるのがすごいなと思う。
まぁ別に、変なオジサンが変なことを言っているいることの何が悪いのか、自由にやらせておけよ、と思うけれども、その矛先が「子ども」に向かう時は「もうその辺で止めておいてくれよ」と思ってしまう。
親の変なこだわりで傷ついたり歪んだりする子どもは1人でも減ったほうがいいからさ・・・と思う。
そしてそれと同時に、我が子に出来るだけ変な呪いをかけないようにしたいな、と思う。
これがさぁ・・・めちゃくちゃ難しいんだけどね!
子どもに呪いをかけないことの難易度の高さよ
この人も、たぶん「子どもに変な呪いをかけないように」っていうことを意識して「褒めない」っていうのをやっていると思うんだけれども、子どもに呪いをかけないっていうのは本当に本当に難しい。
褒める、も呪いの一種になったりもするし、こちらが想定していることと違う捉え方をされてそれが染み付いてしまうみたいな感じになってしまうこともある。
保育園のある先生がすごく大袈裟に褒めてくれることでモチベーションアップに繋がったりすることもあるけれども、逆に褒めない、というか普通にしている先生の前だとモチベーションダウンになるのはどうしたらいいのだろうか?と悩む瞬間もたくさんある。
何が良いのか悪いのか、親として分からなくなることなんてたくさんあって、そのたびにウンウン悩むことがあるんだけれども、最終的にはきっと、どうやっても何かしらの「呪い」はかけてしまうことになるのだろうな、と半ば諦めてしまう私もいる。
それだけ、親の価値観とか親の言葉とかって、子どもには深く刺さるものなんだよな・・・
・・・って考えると、結局大事なのは、細心の注意を払って呪いをかけないようにすることではなく、何かしらかかった呪いを自分の力で、なるべく若いうちに解いていくことなのだろうな、と思う。
そのためには、思考を重ねて答えを見出すとか、何かに向けて努力した経験とか、自分に自信を持つとか、そういうことを教えていった方がいいのだろうな、と思う。
なんかだいぶ話は飛躍してしまったけど、とにかく「リスク」なんてものはどんな子でもどんな環境でもあるんだから、それに対してつらつらと、決めつけばかりで持論を展開して悦に入るような親にはなりたくないな・・・と思ったのでした。
こちらもどうぞ