ドクダミ自由帳

モテない精神を持ち続ける既婚30代女、ドクダミ淑子の毎日

ベビーカー記念日

こんにちは、ドクダミ淑子です。

1ヶ月検診も終わったので、少しずつ外気浴を始めています。

 

子どもが生まれて初めて知った言葉、外気浴。

外の空気に赤ちゃんを触れさせることを言います。

普段はベランダに出る程度なのですが、1月のある日、最高気温が20℃近くなる日があったので、初めてベビーカーを使ってのお散歩に行ってみました。

 

ちなみに買ったのは、ピジョンのランフィシリーズ。


 

 

色々迷ったけど、走行感が1番スムーズだったので、これにしました。

 

 

今日はベビーカー記念日

ベビーカーを買いにアカチャンホンポに行った時は、夫がこんなに子育てに協力的・・・じゃないな、子育てを自分ごととして考えてくれるとは思っていませんでした。

だって、ベビーカーをどのブランドにするかと悩んでいた時に言った言葉が「淑子が決めてよ。淑子が使うんだから」だったんですから。 

 

その言葉を聞いて、「ああ、夫はベビーカーを押すつもりがないんだな」と寂しくなったものです。

ところが、いざ子どもが生まれて、生まれて初めての散歩に行くことになった時、こう言ったのです。

 

「ベビーカーはオレが押す」 と。

 

生まれる前の無関心は一体なんだったんだろう?拍子抜け したと同時に、とても安心しました。

 

とはいえ、夫はもともと面倒見の良いタイプで、自分のきょうだいの世話、親戚の子どもの遊び相手、動物の世話などを甲斐甲斐しくするタイプでした。 

 

だから、子供が生まれて変わったっていうわけではなく、元々素質があったんだろうけど、子供が生まれるまであまり実感がわかなかったのだと思う。

生まれた瞬間、やっと子供のいる生活がリアルになって自分事として関わるようになったのでしょう。

それか、子どもを抱いた瞬間にどこかのねじがパァーンッとはじけ飛んで、親バカが覚醒したか。

 

ベビーカーを嬉しそうに押す夫の横で、そんな姿をニヤニヤしながら見て歩く私。

多分、数日後には忘れてしまうと思うけれども、これもひとつの記念日だなぁと思う。

「オレが押す」と君が言ったから、今日はベビーカー記念日。

 

 

何もかもが初めてなのだ

さて、そうやってニヤニヤしながらベビーカーを押して歩く夫婦の視線の先にいるわが子はどうしていたかというと、終始、怪訝な顔をしていました。

そうだよね。

何日かベランダで練習していたけれども、ベランダはすべすべだから、こんなにガタガタするのは初めてだよね。

アスファルトのガタガタも、ブロックの道のガタガタも、ちょっとした段差のガタガタ も初めてだよね。

鳥の声も、車の音も、踏切の音も、すれ違う自転車も歩いてくる人たちも・・・何もかも初めてなんだよね。

 

まだ今はお散歩だけど、これからどんどん、色々なモノを見て、覚えて、成長していくんだろうな。

 

余談だけど、寝ているときに表情が変わったり、寝言のようにウンウン言ったりしているのを見ると、どんな夢を見ているんだろう?って不思議に思う。

今まで見た景色って、病院・実家・自宅くらいだし、ほぼ寝るか泣くかしかしていないけど、どこで何をしている夢を見るのだろうか?

そこに私や夫は出てくるのだろうか?

今日の散歩で、何か記憶に残ることはあったのだろうか?

本人に聞いても答えてくれないから分かりようがないけれども、こういうことを色々と考えてしまう。

 

 

ここ最近で1番楽しい散歩だった

散歩の話に戻って。

子どもは当たり前だけど全く喋らないし、近所を10分ほど歩いただけなので知っている道なのに、ここ最近(産前も含む)の外出の中で、1番出かける前にドキドキワクワクして、歩きながらもウキウキしたのが、この日のベビーカーデビューの散歩でした。

 

夫は在宅勤務なので、わりと家の中でも一緒にいるんだけど、3人で外に出てみて、ああ、家族が増えたんだな・・・と改めて思ったし、子どもの目線になるだけで、こんなに近所(ほぼ住宅地のコース)をうろうろするだけで新鮮な気分になるのか・・・と感じたのです。

 

これからベビーカーを使うことも当たり前になって、こんなにドキドキワクワクはしなくなって、少しずつ「日常」になっていくのだろうけど、この気持ちも忘れずにいたいなぁと思ったのでした。

 

 

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