こんにちは、ドクダミ淑子です。
バチェラー更新が週に1回のお楽しみの今日この頃。
でもこれも、来週でおしまいなのよね・・・
いつも思うけど、毎週1話ずつでいいと思うのよ。
ネタバレが嫌だから、3話(=約3時間)をなる早で観るのはしんどいのよね。
本当はこういうの、ちびちびと楽しみたい派なのになぁ・・・と思いつつ、ネットを遮断して、とにかく早く観る。
ということで、今回はエピソード7と8の感想あれこれを。
※ここから先はネタバレを含みますので、まだ観たいのに観ていない人は読んじゃダメですよ!
最初から読んでいただける方はこちらからどうぞ。
愛されるよりも愛したい?
バチェラーを観ていると毎回頭の中に流れるのは、この歌。
「愛されるよりも 愛したい 真剣(マジ)で」
KinKi Kidsの1997年リリースの曲ですね、知らない若者は優しくスルーしてください。
・・・つまり、「愛する」のと「愛される」のとだと、どっちが幸せになれるのだろうか?ということを考えてしまうのです。
今回は、その「答え」を知っていそうな、素敵な方がいましたね。
秋倉諒子さんのお父様です。
黄さんは、当たり障りのない好青年モードで、どこかの会社の面接官をする人事みたいな、営業スマイルと傾聴の姿勢で女性たちのご家庭を訪問し、お父さんとサシで会話していきます。
その中で、諒子さんのお父さんに「結婚はやっぱり、良いですか?」って聞くんですよね。
まぁ「良いですよ」って答えが出てくるのは、想定内。
そこから、黄さんが一歩踏み出して、こんなことを言うんですよ。
自分にも守る家族ができて、自分が弱った時にその人達に守られたいなって思って…やっぱり結婚なのかな?って思ったんですけれども。
結婚ってそういうのが手に入るんですか?
もう、この時点でドクダミアラートはピピピピピーっと鳴りました。
結婚で何かを「手に入れる」だとぉ?
あと、「守る」と「守られたい」のところも、何それ?と思ったのですが、そこは諒子さん父がズバッと返してくれた。
諒子さん父は「考え方が違う」と言ったあとに、こんなことを言うんですね。
「してあげること」が大好き、家族に「してもらおう」と思わない。
私が守ったから、してあげたから、家族に「これしてくれ」って、弱った時に助けてくれって思わない。
家族に食事を作って喜んでもらえることが喜び、母親を介護しているけれども自分が赤ちゃんの時に世話になったから逆をしている、幸せ。自分の親のためにそれができることが幸せ。女房に(介護を)手伝ってくれとか思わない。
これを涙ながらに語る諒子さん父に対して、黄さんは変わらぬ面接官スマイル。
ドクダミアラートはビー、ビー、ビー、ビーと低い音に変わりました。
傾聴の姿勢はとっているけれども、頭の中では違うこと考えていますよ、次になんて言えば好感度が上がるんだろうって計算していますよ、って感じが、丸見えなんですけどぉ!
そうなんだよ、お父さんの言う、「見返りを求めない」っていうのが「愛」だと思うんだよね。
黄さんの「守ってあげるから、守ってほしい」「愛してあげるから、愛してほしい」っていうのは、果たして本当に愛なのだろうか?
愛してくれないから、お別れするの?
そんなことを考えていたら、今度は本命かと思っていた藤原望未さんが「元カレが忘れられない」発言。
他の女性みたく一歩引いて冷静に「対処」するのではなくて、逆にのめり込んで翻弄されていた、一番黄さんからの「好き」光線が出ていたのんちゃんからの衝撃発言。
どうする黄よ!?と思っていましたが・・・
受け入れる空間がのんちゃんの中にないんだったら、それは男としての引き際みたいなものが…持つべきですかね?
スンッ・・・と引いたぁぁぁぁぁぁ!!!!
そしてローズを渡さずにお別れしながら、このモノローグ。
会えない時間にどれだけ相手のことを考えられるか。一緒にいたら楽しいだけじゃなくて、会えない時間に思いを寄せられた人がいたっていうのが良かったですね。自分のそばにもういない人のために使う時間もかけることも、もうないなと思ったから。
これを聞いて、「黄さんがいくら好きでも、彼女が好きになってくれないからダメだったんだな」と思った。
結局、最後までこの人は秋倉父の「無償の愛」なんかじゃなくて、「見返りを求める愛」だったんだな・・・。
相手を選ぶのも、五角形
黄さんは最初に、「自分は五角形なら欠けているところがない、パーフェクト」みたいなことを言っているんですけれども、女性を見る時も五角形で見ているんだろうな・・・と、のんちゃんとお別れした時に、思いました。
「見た目がタイプ」が最大でも、「自分のことを愛してくれる」がゼロだったら、全体の面積は小さくなるから、それだったら「自分のことを愛してくれる」が大きい女性を選ぶ。
・・・そんな感じでバサッと切ることができるんだろうな、と。
シーズン3のバチェラー、友永さんは、その辺が全然違って。
最終的には「自分のことを愛してくれる」かどうかよりも、「見た目がタイプ」だけで突っ走り、バチェラーのルールも全無視して、ファイナルローズを渡さなかった方と結婚しちゃうっていうね・・・アホ過ぎて逆に好きになるわ。
メリデメで運命の人を選ぶ男
そんな感じで、多くのバチェラーファンの「シーズン3の再来か!?」という予想を裏切り、メリット・デメリットで運命の女性を選ぶプレイを見せた黄さん。
ファイナルローズは、「世界中が敵に回っても、俺の味方でいてくれる?」で選ぶとすると・・・どっちかな?
私はどちらかというと休井さん推しかな。
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